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記録ID: 302706
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ハイキング
甲斐駒・北岳

甘利山〜千頭星山 往復

2013年05月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:09
距離
8.6km
登り
663m
下り
663m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

甘利山駐車場(5:25)−甘利山(5:45〜50)−奥甘利山(6:20)−御所山分岐(7:10)−千頭星山(7:35〜40)−食事休憩(7:50〜8:35)−御所山分岐(8:45)−奥甘利山(9:10)−甘利山(9:45〜10:10)−甘利山駐車場(10:20)
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
宿泊した御坂のビジネスホテルから中央道で韮崎ICへ。
釜無川を渡り県道613号で甘利山駐車場へ
朝は数台だったが下山したらほぼ満車だった。
ツツジのシーズンは平日でも大混雑になるそうだ
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はない
コースを通じて登山道は整備され歩きやすい
下山中にすれ違った人によると千頭星山から大ナジカ峠に500メートルほど行ったところに鳳凰三山の展望ポイントがあるとのこと

甘利山のツツジの見ごろは6月中旬ごろの見込み
ツツジのシーズンは平日も含めてハイカーやカメラマンが殺到、駐車場も大混雑とのこと
甘利山までは観光客も来る遊歩道
ツツジの見ごろ6月半ばだそうで
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甘利山までは観光客も来る遊歩道
ツツジの見ごろ6月半ばだそうで
雲海の先に櫛形山
右奥は笊ヶ岳
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雲海の先に櫛形山
右奥は笊ヶ岳
登山口から20分もかからず甘利山頂
アベノミクスを推進する甘利経産大臣の御先祖様所縁の山
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登山口から20分もかからず甘利山頂
アベノミクスを推進する甘利経産大臣の御先祖様所縁の山
新緑が瑞々しい
雲海が足もとに迫る
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雲海が足もとに迫る
奥甘利山への登り返し
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奥甘利山への登り返し
所々にミツバツツジ
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所々にミツバツツジ
青空が広がってきた
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青空が広がってきた
奥甘利山頂
富士山の展望ポイントなんだが、この日は霞んでいて写真に写らず
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奥甘利山頂
富士山の展望ポイントなんだが、この日は霞んでいて写真に写らず
笹とカラマツの登り
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笹とカラマツの登り
急登が続く
樹間から千頭星が見える
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樹間から千頭星が見える
御所山分岐
稜線は気持ちのいい笹原
雲が消え素晴らしい青空
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稜線は気持ちのいい笹原
雲が消え素晴らしい青空
ダケカンバの先に鳳凰が見える
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ダケカンバの先に鳳凰が見える
オベリスク
千頭星への最後の登り
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千頭星への最後の登り
山頂は展望なし
大西峰への稜線
テンカラの大木
今日は冷やしうどんだ
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今日は冷やしうどんだ
空が青い!!
湧き上がる雲
夏は近い!!
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湧き上がる雲
夏は近い!!
奥甘利からの下りから甘利山
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奥甘利からの下りから甘利山
ベニサラサドウダン
まだつぼみ
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ベニサラサドウダン
まだつぼみ
こっちは咲きかけ
つぼみは赤いのに、咲くときは白
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こっちは咲きかけ
つぼみは赤いのに、咲くときは白
甘利山から千頭星を振り返る
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甘利山から千頭星を振り返る
なぜかルクルーゼ!!笑
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なぜかルクルーゼ!!笑

感想

御座山から下山後いつもの御坂のビジネスホテルへ。
当初の計画では26日は御正体山に登る予定だったが、御座山から下山後も腰痛の具合がよくないので行程の短い甘利山〜千頭星山に変更。

26日は朝の3時半に起床、4時半にチェックアウトし中央道で韮崎へ。釜無川を渡り県道613号で登山口となる甘利山駐車場へ向かう。
下界はどんよりとした曇り空、韮崎市街から見上げると山の中腹にはガスがかかっている。
上の天気が良くなかったら『山はやめて、どこか温泉でも入って帰ろう』なんて考えながら運転するが、高度が上げるにつれ、空が明るくなり時折青空も垣間見える。『こりゃ上は晴れてるかも』

駐車場に着くと、高曇りながら視界は開け、眼下には雲海が広がっている。
登山決行ということで5時半に駐車場を出発。
甘利山までは観光客でも歩けるような遊歩道のような道で、駐車場から20分ほどで山頂に到着。ここまではとても登山とは言えないが、山頂には山梨百名山の標柱も立っている。
山頂周辺は草原状になっており、一帯はツツジの群落だが見ごろは6月半ばとのこと。
正面にこれから登る千頭星山が鎮座し、南には半円形の櫛形山が雲海から頭を出し、その右奥には笊ヶ岳も見える。
富士山も見えるが霞んでいて写真で撮ってもまず映らない程度の輪郭。

笹の茂った樹林を軽く下ると、大西峰への登り返しとなる。小さくジグザグを切ってあるがほぼ直登の急坂。
今日は腰の具合はよく、ところどころに赤い花を咲かせているミツバツツジを愛でながら快調に高度を上げる。
甘利山から30分ほどで奥甘利山。
山といっても明確なピークではなく大西峰から伸びる尾根上の1ピークといった感じ。南が開け正面に富士山が見えるが相変わらず霞んだまま。
このあたりから上空の雲が切れ日差しが入ってくる。
笹とカラマツの中の急坂をひたすら登ると、御所山や青木鉱泉方面への分岐点で大西峰を巻いて稜線に出ると、気持ちのいい笹原が広がる。
すっかり晴れ渡った青空にダケカンバや針葉樹が映え、樹間からは鳳凰の姿も垣間見える。
笹原では男性二人組が休んでおり、話を伺うと昨日はグリーンロッジに泊まって朝の4時から登り、山頂からの戻りで休んでいるとのこと。

一登りで千頭星山頂だが、樹林に囲まれ展望はない。
ここにも山梨百名山の標柱が立っている。
鳳凰が見える場所がないか大ナジカ峠方面へ200メートルほど行ってみるが、樹林が茂り引き返す。
後程下山途中ですれ違った人のお話では山頂から500メートルほど行ったところに展望の利く場所があるとのことで、帰宅後ヤマレコで調べると確かにある。
残念!!

何はともあれ山頂をそそくさと退散し、気持ちのいい笹原にシートを敷いて朝ごはん。
時間に余裕があるならいつまでも寝転がっていたい、そんな場所だ。
休んでいる間に男性二人が山頂に向かっていった。
8時半を過ぎ、日差しが強まり鳳凰方面に雲がかかり始めたので下山開始。
往路を戻るが、下りは30人くらいの登山者とすれ違っただろうか?
なかなか人気の山のようだ。
甘利山まで戻ると、これから登る人や観光客も交えかなりの人出。
朝は2〜3台しか止まっていなかった駐車場もほぼ満杯状態になっていた。

正直、もう少しきっちりと鳳凰三山が眺められるかと思ったが見えそうで見えないところが欲求不満。。
ただ稜線の笹原はとにかく気持ちがよくこれだけでで満足。
また富士山は残念ながら霞んでいたが、空気が澄んでいれば絶好の富士山のビューポイントだろう。
それよりも、この山は千頭星という名前自身がロマンを掻き立てる。
千頭もの野生動物がいる、法師のような形の山というのが語源らしいが、できれば笹原で幕営してさんざめく星たちを眺めていたい、そんな山だ。
季節を変えてぜひ再訪したいし、その時は辻山あたりまで足を延ばしてもいいかもしれない。

下山後は韮崎から中央道へ。早出のおかげで渋滞にも合わずに順調に帰宅、帰宅後は汚れが目立った愛車をきれいに洗車した。

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コメント

気持ち良さそうな山
match1128さん

眺望はなくとも、気持ちの良さそうな山ですねぇ。

拙者、「甘利山までは観光客でも歩けるような遊歩道のような道」しか歩いたことがなく、時間制限(レンタカーの返却時刻)があったので、甘利山往復のみで帰らざるを得ませんでした。

確かに時期を外すと駐車場は空いていて、拙者の時は、天気は好かったのにガラガラでした

2013/5/31 12:36
いい山ですよ
登りも明るい灌木帯、樹林帯もカラマツなので杉、ヒノキのような薄暗さや、針葉樹の鬱蒼とした雰囲気ではなく明るい感じです。
稜線の笹原は本当に気持ちよく、昼寝するにはサイコーです。
展望も鳳凰三山はいまいちですが、富士山が見えるときならずっと富士見の山歩きになります。

空気が澄んだ秋がお薦めですね。
あとグリーンロッジ、自炊ですがシャワー付きで大人一人1500円はお得です。
2013/6/1 12:58
プロフィール画像
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