花花花の横山岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 985m
- 下り
- 976m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場、到着時は3台とまっているのみでした。避難小屋があります。トイもありますが、女性専用と記されていました。大きなルート案内があり、三つのルートが示されています。わたしはルート2を辿ることにしました。登山口の標識もはっきりしています。ルート案内図には途中で林道に出て、「林道を800mほど歩くと太鼓橋に出る」と記されていましたが、川沿いの道を渡渉を繰り返しながら真っ直ぐ登っていくと太鼓橋をくぐって分岐に出ました。右手に行くと太鼓橋、ここは左手に進みます。渡渉を繰り返しながら一杯の花の中を登ります。経ノ滝、五銚子ノ滝で一服し、急坂をロープを握り締めて喘ぎながら登ります。時には滑ったりしますが、最近雨が降っていないのでまだマシです。頂上まで休む暇のない急登が続きます。あと300m、休み休み登ります。頂上は広場になっています。プレハブ小屋にアルミ梯子が掛けられていますので、屋根に上がると四方の展望が得られます。下山は三高尾根を下りました。出だしは急坂、ロープを掴んで下ります。やがて快適な尾根歩き、そしてまた急坂下りです。鳥越峠を過ぎ、コエチ谷の下りはこれまた急坂、一度滑って尻餅をつきました。急坂を下り終えると林道となり、テクテク歩いて駐車場に戻りました。 |
写真
感想
山は大小卑高に通じる総称。岳は低いものを云わず、優れて高い山を云う(新大辞典)。「ヤマ」と「ダケ」、どちらも付いている欲張りな横山岳。花の山として知られています。もう花の時期は終わっているかも知れないとは思いましたが、うわさに違わぬ花の山でした。登山口の林道に入ると、早速オドリコソウ、カキドウシが出迎えて呉れます。キョロキョロしながら林道を歩いて行き、気がつくと林道は終わってせせらぎ沿いに登っていました。石を伝ったり、丸太を渡ったり、渡渉を繰り返します。行く手の上にガードレールが見えてきました。どうやら林道のようです。ロープを握ってせせらぎ沿いの岩道を登ります。大きな橋の下をくぐって左岸の上に上がると、道は左右に分かれています。登山口の案内に記されていた道とは違うようなので、念のため右手の橋に行きます。橋桁に「横山岳 白谷本流コース↑」と書かれているのを確認し、今きた道を戻ります。次から次へと花が現れ、写真を撮るのに大忙しです。タニウツギが谷を埋めています。経の滝を巻いて滝の上部に出ます。一面、シャクで覆われた登山道を登ります。五銚子の滝でひと休み。ここから益々傾斜はきつくなります。ロープを掴んで身体を持ち上げます。ブナの新緑が綺麗です。花の写真を撮りながら、ゆっくり登ります。「頂上まであと300m ガンバレ!!」と道標があります。次は「頂上まであと200m ガンバレ!!」ですが、この100mの長いこと。100mごとに立ち止まり、東尾根コースとの分岐に出ると、もうすぐに山頂に到着しました。プレハブ小屋の屋根に上ると四方の山々が見渡せます。山々の名前はわかりません。山頂小広場に腰を下ろしてコーヒータイムです。帽子から汗がしたたり落ちてきます。ゆっくり頂上で過ごし、三高尾根を下ることにします。急な尾根をロープを握って下ると「三高尾根展望台」と書かれた案内標識がありました。林間の急坂の途中で、とても展望台とは思えません。急坂が終わり、しばし快適な尾根歩きとなります。でも長くは続きません。再びロープを掴んで急坂を下り、鳥越峠でひと休み。越地(コエチ)谷の下りはロープの連続です。ロープが途切れた急坂で滑って尻餅をつきました。林道に降り立って一息つきます。あとは林道をテクテク歩いて駐車場に戻りました。広い駐車場、朝は3台しかと止まっていませんでいたが、27台もの車がいました。なんと札幌や岡山ナンバーの車もあり、さすがヤマとガクを併せ持つ花の名山と感心しました。
はじめまして
8枚目の写真はなぜかそのあたりでしかみれないウスバシロチョウですね。
今度行く機会があれば景色が綺麗ので東峰から東尾根にも行ってください。
最後の林道歩きが疲れますが・・・
onisanさん 初めまして yuconと申します。
最近岐阜県の方とよくご縁があり(ヤマレコ関係ばかりですが)ます。
病を患いながら百名山にあと5座まで迫るとは脱帽です。
プロフィールにも書いておりますが実は私も「パーキンソン病」という進行性の難病を患いながら かろうじて山登りを続けています。
登山中に薬が切れて突然動けなくなりますが薬のタイミングや体調を細かく確認しながらの山行で、monsieurさんのように病気を理解していただける方に同行いただいて何とか登山の形を保っております。
残念ながら現代の医学では完治はおろか進行を止めることすらできません。いつか歩けなくなる日までは山登りを続けていきたいと思っております。そんな中 onisanさんの百名山にあと僅かを聞いて「私も頑張ろう!」と 俄然やる気が出てきました。
お互いに無理をせず山を楽しみ続けましょう!
これからも宜しくお願い致します。
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