伊吹山
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.0km
- 登り
- 139m
- 下り
- 139m
コースタイム
- 山行
- 0:45
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 1:30
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年の10月に皇太子殿下がお登りになられて一躍その名に光が射しましたが、古くから近畿地方を代表する霊山であり、また、今の季節は、百花繚乱のお花畑が楽しめるとあって今回の訪問を心待ちにしていました。
岐阜県関ヶ原町から「伊吹山ドライブウェイ(17km/3000円)」が通じているので、標高1260mまでレンタカーで楽をしました。夏場はご来光登山や夜景登山も多いそうで、ゲートは未明から夜半まで(AM3:00-PM10:00)開かれているそうです。私も早々と到着したのですが、駐車場はすでに8割方埋まっていました。
山頂までは傾斜が多少キツくとも最短の「中央遊歩道コース(CT20分)を辿り、さっそく百の花々に歓迎されました。パンフレットどおりの繚乱ぶりに大感激しながら歩いても山頂まで15分とかかりません。山頂は土産物屋や茶屋で埋め尽くされていますが、「富士山」のそれと同じように、人が人らしい通俗の世界があってなんとなく微笑ましく思えました。息子は例によって「三角点(ここは一等)」にタッチし、百名山19座を達成。なお、深田久弥氏も指摘されているように、山頂に立つ日本武尊像はもう少し威厳のあるお顔立ちにできないものでしょうか。
神社にお参りしてから、深田久弥氏が「そのうららかな静かな山頂で過ごした一時間は、まさにこの世の極楽であった。」ように、私たち親子も平坦な山頂でゆっくりとし、息子はソフトクリームを食べたり、お土産を買ったりと楽しそうでした。ちなみにガツガツした快晴を好まない関西の人は、琵琶湖に近いので曇ることが多いここに涼を求めて来るそうです。
視界が良ければ、至近の琵琶湖はもとより濃尾平野まで眼下に置き、鈴鹿の峰々や養老山地、遠くは「白山」、「立山」までもが数えられるというその高さはなかなかのもので、帰りは「西遊歩道コース(CT40分)」を下りました。勾配が楽なこの道は、涼と花を目指して登ってくるハイカーたちが鈴なりで下山者はたいへんでしたが、初めての関西の山登りは天候にも恵まれて言うことなし。芭蕉の「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」どおりの名峰でした。
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