雨上がりの唐松岳
- GPS
- 05:44
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 982m
- 下り
- 971m
コースタイム
天候 | 曇り後午後晴れ 気温-5℃ 風速12m予報 登山開始時気温2℃ 頂上付近-2℃くらい 但し丸山より上部は風が強く体感温度はもっと低かった 下山時は快晴 汗ばむほどでした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場が空いていたのでそちらに駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日から少し冷え込んだ影響で全体的にザラメが少しクラスト気味になり アイゼンが効きやすかったですが、午後の下山時はだいぶ緩んでいました。 ダケカンバ帯でアイゼンを装着・脱着。 ピッケルは使用しませんでした。 新しめの踏み跡をたどれば基本的に危険個所はありませんが、 この時期特有の踏みぬきは必須なので覚悟。特に下山時はよくはまりました。 |
その他周辺情報 | 今回もどこにも寄らず。直行直帰しました。 |
写真
感想
今年は例年より早く雪が無くなりそうなのと、GWに予定が入ってしまったので
思い立って日帰り強行軍で唐松岳に向かいました。
前日までは雨、現地の予報は曇り後晴れ。その後数日間は好天が続くのと
2500mを超える山なら雲海を突き抜け青空も覗くかもしれないと予想し出発。
ゴンドラ乗り場は予想に反してガラ空き。
八方池山荘からしばらくはツボ足で登りました。
先行のグループさん1組以外は誰もおらず。
荒天でもない唐松岳でこんなことってあるんでしょうか?
下の樺辺りでアイゼンを装着し、強風に備えてハードを着ました。
丸山あたりから強風が体にあたり始め、その後頂上までほぼ断続的に
風は強かったです。
痩せ尾根や、トラバース部分は強風で飛ばされないように気を付ければ
特に危険を感じることはありませんでしたが、雪の状態が変化しているので
ステップが途中で見当たらなくなったりしてしばしばリルートをしないと、
間違った方向に進んでしまうことが数回ありました。
グラートクワッドの最終時間をてっきり14時半頃と思い込んでいたので
頂上には12時半までがリミットと決めて登り続け登頂。
360度とはいかないけれど、雲海の上に突き出た剱岳や立山連峰、五竜岳、
白馬方面が美しく、しばし写真撮影。不思議なことにこの時だけ無風でした。
先行者さんに一枚写真を撮って頂き、もう少し剱岳がクリアになるのを待ちたかったけれど、帰りの時間が気になって先に山頂を辞去。
その直下、冬毛で真っ白な雷鳥さんに遭遇できました。
もうこれだけで幸せおなか一杯。
途中、また道を間違え先行者さん達と抜きつ抜かれつの下山途中、
不帰の嶮もくっきり見えてこれまた感激。
下山のほうがザクザク下るからか踏み抜くこと数回。でも膝下くらいで
すみましたし、これはこれで楽しかったです。
下りはちょっと気持ちがダレますが、八方ケルンまでくればもうゴールはすぐそこ。
急ぎ足でグラートに向かうと「本日の最終15:30」。
1時間間違えてましたOMG!
もっとゆっくりできたのに。自分のバカ。
でもまだ股関節を手術する前の2019年の4月、寝不足で途中敗退したリベンジも
出来たし、一回目の手術をしてからちょうど1年で、ここまで回復できたことも
自信にも繋がったから、大収穫かな。
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