奥秩父二子山（秩父のジャンダルム）

2013年05月05日(日) [日帰り]

• GPS: 05:50
• 距離: 3.1km
• 登り: 715m
• 下り: 696m

コースタイム

05：30　二子山登山口⇒　06：30　股峠⇒　07：05　東岳　07：20⇒　
07：50　股峠⇒　08：30　西岳　09：00⇒　09：35　岩尾道峠⇒　
09：50　ローソク岩へ⇒　10：15　元の道に戻る⇒　10：30　股峠⇒　
11：30　二子山登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　埼玉県秩父市国道299号線を進み路幅が狭く曲がりくねり始め「民宿登人」前を過ぎて、直ぐのヘアピンカーブを右折して林道西秩父線に入ると直ぐに二子山登山口がありました。
　近くにバイオトイレと水場がありました。
　少し広い路肩に車を置きました。
　昨夜は車の中で寝袋に入り一夜を過ごしました。
　民宿登人さんの前に国道の街灯が明るく闇夜にならず水とトイレがあり金の無い登山者にとって満足できる環境で不安はありませんでした。

コース状況／危険箇所等

　早朝周囲が明るくなるのを待って出発、登山口で登山者数カウントを押して沢沿いに登りました。
　沢を離れ人工林を過ぎて、明るい広葉樹に変わる股峠手前にはニリンソウがたくさん咲いていました。
　股峠から東岳を目指し東方向に尾根を登りました。
　途中一カ所尾根を巻く厳しい岩場があり慎重に登り尾根に再び出ました。
　西岳の大きな岩稜が目の前に見えて迫力がありました。
　ごつごつした岩尾根を登り標高1.122mの二子山東岳に着きました。
　周囲の眺望を楽しんで来た道を戻り股峠に下がりました。
　今度は西岳に人工林の中を登りました。
　上級者コースを登る計画でしたがどうやら入口を見落としたらしく、気が付いた時は西岳の岩稜を巻いている登山道を登って西岳山頂手前の上級者コースとの合流点に出てしまいました。
　標高1.165.6mの二子山西岳山頂には三等三角点があり周囲の眺望は素晴らしく登ったかいがありました。
　山頂から西に延びている高度感がある細尾根岩稜を、スリルを楽しみながら進み、下降点から一気にクサリ場を岩尾道峠に下がりました。
　西岳を巻くように東方向に股峠への道を進み、途中ローソク岩へ寄り道をして股峠から登山口に下がりました。

写真

6/2 20:40

民宿登人
昨日は電話を入れてもコールしているのに応答無し、訪れて見ると明かりも点いていませんでした。
早朝玄関が開いているので訪ねてみました。
昨日は旅行に行ってたそうです。
営業はしていると奥方が話してくれました。

6/2 20:41

二子山周辺案内地図

6/2 20:41

二子山登山口
バイオトイレ水場がありました。

6/2 20:42

沢沿いに登りました

6/2 20:42

沢を渡ります

6/2 20:42

人工林の中を登りました

6/2 20:43

広葉樹に変わり道標がありました。

6/2 20:43

股峠直下に咲くニリンソウ

6/2 20:44

股峠直下

6/2 20:44

股峠に二子山西岳案内図がありました。
安易に見てしまい結果は上級者コース入口を見過ごしてしまいました。

6/2 20:45

股峠付近でのリーダーを囲んでお話し中のヒトリシズカ

6/2 20:45

股峠から二子山東岳に向かい尾根を登りました。

6/2 20:45

股峠からの二子山西岳

6/2 20:46

股峠付近に咲いていたイカリソウ

6/2 20:46

二子山東岳付近からの両神山

6/2 20:47

二子山西岳
思わずジャンダルム
直登は無理右側の林から岩場に取り付けると勝手に解釈してしまいました
実際は左手側を巻いて岩場に取りつけば頂上に登れるようです
入口を見過ごしあとの祭り

6/2 20:47

尾根を巻く危険な岩場
写真でうまく表現できません

6/2 20:48

ごつごつした岩場を登り二子山東岳へ

6/2 20:48

二子山東岳山頂付近から見た西岳

6/2 20:49

二子山東岳山頂標示板

6/2 20:49

尾根を巻く危険な岩場
二子山東岳唯一の難所

6/2 20:50

尾根を巻く危険な岩場

6/2 20:50

股峠にもどり西岳をめざしました

6/2 20:50

股峠付近登り登山道から二子山西岳を仰ぎ見る

6/2 20:51

二子山西岳へ少し厳しくなった登山道

6/2 20:51

二子山西岳直下のクサリ場

6/2 20:51

二子山西岳山頂手前で上級者コースに

6/2 20:52

上級者コースの西岳の岩場

6/2 20:52

二子山西岳より上級者コース方面を振り向いて見ました

6/2 20:52

二子山西岳山頂

6/2 20:52

二子山西岳山頂から両端が切れ落ちた
細尾根を進みます

6/2 20:53

上級者コースを登って来た若い登山者と進みました

6/2 20:53

二子山西岳山頂方面を振り返りました

6/2 20:53

慎重に進みます

6/2 20:54

石灰岩が浸食されてアルプスの岩稜みたいな岩

6/2 20:54

石灰岩を採掘されている叶山が見えました

6/2 20:54

もう少しで下降地点と思われます

6/2 20:55

一気にクサリ場を下がります

6/2 20:55

下降地点のクサリ場

6/2 20:56

下降地点魚尾道峠

6/2 20:56

ローソク岩

6/2 20:56

ローソク岩と西岳の隙間

6/2 20:57

西岳南側の岸壁

6/2 20:57

西岳南側の岸壁とクライマー

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX10V SONY

感想

yosi-yama

　二子山は股峠から東西に鋭い石灰岩の岩稜がそびえる双耳峰でした。
　規模は小さいけれど東岳から見ると西岳は北アルプスのジャンダルムを思い出させてくれました。
　股峠から上級者コースを登る計画で意気込んで来ましたが、いつもの失敗を繰り返してしまいました。
　ヤマレコに投稿された記録を調べましたが、ななめ読みをして重要な部分を確認をしないで勝手に思い込みをしていたようです。
　西岳山頂で上級者コースを登って来た若者に股峠からの登山口を教えてもらいました。
　入口の案内板は隠れている事を思い出しましたが、案内板の写真だけが頭に浮かんでいて行けば解るだろうと安易な考えで現地では見事に入口を見落とす失敗をしてしまいました。
　双子山は標高こそ低いけれども北アルプスの岩稜と同じくらいの岩場が短い距離に凝縮されていて、前日登った両神山より魅力を感じた山でした。
　下山後は国民宿舎両神荘の温泉に浸かりました。
　ここは入浴客で込み合うことが無くゆったりと温泉を楽しむ事ができます。
　従業員は親切で休憩室も解放されています、またレストランがあり食事も
出来ます。
　静かな環境を味わう人には穴場的存在でお奨めです。