池ノ谷から入道ヶ岳
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- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 636m
- 下り
- 698m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは椿大神社からJR加佐登駅までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
下流部のゴルジュで2箇所ほど難しいところがありますが、ロープが必要なほどでもない。 |
写真
感想
代休で金曜休となったが、東日本は天気が悪いとのこと。ちょうど暑いことだし鈴鹿あたりに簡単な沢はないかと探した結果ここになった。
朝一の新幹線で小田原を出発したが、電車とバスの接続をミスって、小岐須渓谷の入渓点にようやく着いたのはなんと正午だった。日も長いことだし何とか日没には降りてこれるだろうと踏んで沢に入った。
池ノ谷は鈴鹿ではそこそこ有名な沢なのだろうが、平日の今日はだれも入っておらず静かだった。水量の少ない沢という印象だったが、最近雨が少ないせいかもしれない。この少雨ではヒルもいないようで助かった。30分ほど登るとすぐに狭いゴルジュになり、2箇所ほど釜に突入しないと登れない滝があり緊張する。ここで不覚にも深みにはまって転倒し全身ずぶ濡れとなる。なるべく濡れないよう頑張ってきたがこれで吹っ切れたため一気に滝つぼまですすみシャワークライムで突破した。ゴルジュを抜けたところで登山道と交差し一安心。エスケープも心配ないので単独向きの沢だ。
最初のゴルジュは少々難関だが、ここを突破すれば難しいところはあまりない。大きな滝は2箇所ほどで、これらも楽に巻ける。小さな滝は岩は黒くごつごつしているためホールドがたくさんあり滑りにくい。何より暑い日にはシャワークライムが気持ちいいので水の中に猛然と突っ込みどんどん登る。途中なまものが腐ったような物凄い悪臭がしたので何かと思ったら鹿の死体が水の中に転がっていた。半分白骨化していた。悪臭と残酷な絵に耐えきれず走ってその場をあとにした。源頭部は杉の植林になってしまうので興ざめだったが、涼しい風が吹き渡っていてとても気持ちよかった。お湯を沸かしてラーメンを作った。
入道ヶ岳の山頂は疎林の草原になっており、とても景色がよい。四日市の工業地帯と伊勢湾がはるか見渡せた。稜線は意外と複雑な地形で、御在所山まではいけるのかどうか分からないが難路のように見えた。鈴鹿の山には初めて登ったが、低山ながら遭難が多いというのも分かる気がした。
下りは井戸沢の登山道を下り、あっというまに椿大神社に到着。名古屋で食事をして最終の新幹線で小田原に戻った。
遠くまで行ったんですね! 精力的な活動に脱帽です。単独の沢はくれぐれも気を付けてくださいね。
沢はやはり厳しいですね。今回もゴルジュに入ったときこれは少しやばいかなと思いました。
暑い日には気持ちがよくてつい行きたくなってしまいます。今度はせめて人の多い休日に行こうと思います。
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