バリゴヤってどんな小屋?(強力の頭-バリゴヤの頭-稲村ヶ岳)
- GPS
- 09:15
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
天候 | 晴-曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの箇所は地図にルートが載っていません。ただ、通行量自体はそれなりにあるので、踏み跡がない箇所はあまりありません。モジキ谷出合からバリゴヤの頭まではそこそこテープがありますが、バリゴヤと稲村の間はテープの密度が減ります。道自体は一本道で、迷う箇所はあまりありませんが。 整備された登山道ではありません。踏み跡とテープが頼りです(ただし、間違えそうな箇所はさほどありません)。結構急斜面が続きますので、トレッキンググローブは必須ですが、そもそも手がかりがない箇所もあります。 しんどいルートではありますが、いわゆる危険箇所はあまりありません(まっすぐ進んだら崖に出たから戻って巻いた、はありますが)。しかし、足元が滑りやすくて、数回スリップしました。 もし、「バリゴヤに行ければそれでいい」という人なら、モジキ谷からのピストンが最も楽だろうと思いました。私は、バリゴヤと稲村の間を通りたかったので、今回のコースを後悔はしていませんが、あまり何度も行きたくはないかなあ。体力さえあれば初心者でも行けますが、メンバーの中にルートファインドできる人は必須です。 |
写真
感想
ハードコースとして名高いバリゴヤの頭、一度行きたいと思いつつ、稲村の頂上から往復6時間というのにびびって、日照時間が長い時でないと行けないと計画を先延ばししていました。今回、ぺこぽんたさんから、モジキ谷起点で周回しましょうと誘って頂いたので、時間的な不安は持ちながらも、参加させて頂きました。
それはともかく、月齢が深いため、星がきれいではないかと予想し、いくつか候補を挙げた後、結局集合場所の天川村役場で星を見ることにしました。23時に起きるはずが2時前まで目覚めなかったとかはさておき、役場到着が3時過ぎ。はい。当たりでした。役場付近のライトは目立ちましたが、空を見るぶんには特に問題なく、山に隠れる範囲もさほどでもなくて、きれいな天の川を見ることができました。ちなみに、天川村を流れている川も天ノ川(てんのかわ)ですね。
その後、6時に集合して、自動車2台に分乗してモジキ谷出合に移動。ここからスタートしました。このコースでは、単純な急登と、岩や木の根が目立つ急登が入り交じって登場します。そのため、ポールを出すチャンスがないまま急登をこなすことになり、なかなか消耗しました。核心部は強力の頭を過ぎてから、バリゴヤの頭を経由して稲村ヶ岳に到る部分。とにかく深く降りてからまた登り返す箇所は精神力を削られ、両手両足を使ってなおかつ滑りやすい足元に体力を奪われ、特にバリゴヤと稲村の間でなぜか密度が減るテープに集中力を消耗(まあ、まっすぐ進めばいいので、ルートを外す心配はあまりありませんが、崖に出てしまってどっちに巻くのがいいのか迷うところとか)し、持つ箇所すらないススキやササの急登にとどめをさされ、という感じでした。
なんとか稲村まで到達し、下山はクロモジ尾から降りたのですが、ここも道は単純だから迷う心配はあまりなかったとは言え、終始きつめの下り坂で、なかなか大変でした(特に最後の箇所で尾根を外れてから)。仕上げはスタートポイントまでの6kmの舗装路。ほんとかどうかわかりませんが、アクティブエナジーが4000kcal越え。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する