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Yamareco

記録ID: 3073034
全員に公開
アルパインクライミング
赤城・榛名・荒船

南牧村立岩 東立岩南壁 ついでに西立岩南西壁基部末端まで偵察

2021年04月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:22
距離
6.1km
登り
838m
下り
828m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:14
休憩
4:09
合計
6:23
南牧村と言えば、岩峰の多い土地です。
中でも南牧マッターホルンの大岩/碧岩と、南牧ドロミテと言われる立岩が最も顕著で美しい〜
イタリアのドロミテは岩登りのメッカですが、南牧ドロミテ立岩には登山道の他は北東面の下部にアイスゲレンデが有るのみで、他に記録は見当たりませんでした。
(有るなら知っている人、教えてください〜)
南牧マッターホルン状岩峰群、大岩/碧岩/タカノス岩の東西南北に延びる顕著な岩稜は全て登ってみたので、今週末は南牧ドロミテ立岩に新規ルートを開拓して見ることに!(^^)!
初日の目標は東立岩、二日目は西立岩です(*^^)v

桃奈々ブログ↓です。
対岸岩峰から偵察山行
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2860275.html
プランニング
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45012315/
初日、東立岩南壁
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45014605/
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45014693/
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45014771/
二日目、西立岩西稜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3070520.html
https://minkara.carview.co.jp/userid/256635/blog/45019897/

過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
東立岩基部には獣道程度のバンドが有ります。
狙っていた弱点に至るバンドに登る事は出来そうでしたが、何処にいるのか分からなくなり、行き過ぎてしまいました。
二つ目の尾根に到達し、いくらなんでも行き過ぎかと登ってみました。
実際登ったのは南壁の突端東南稜の手前の壁だったのですが、登りつくまで現在位置がわからなかったというお粗末な結果でした。

南壁はたどん岩に藪/灌木が多く生息し獣道の様なバンドが交錯する壁で、見た目は容易に見えますが、岩が非常に脆く岩をホールドにするのは躊躇します。
極力、藪/灌を利用しましたが、それでも触った岩の10%位は剥がれたという印象です。
灌木/藪に支点が多く取れますが、岩に対してはハーケン/ボルトは無力だと思われますので、藪/灌木の無いフェースに出る気がしませんでした。

★東立岩南壁
●1P目 たどん岩のリッジ右側から藪交じりのフェース 25m (桃奈々)
リッジの岩に取り付くと20%位の確立でたどん岩が抜けたり割れたりする。
直ぐに中止し、右側からリッジに乗り、藪の多いフェースに着く獣道の様なバンドを右に出てから直上し灌木でピッチを切る。
●2P目 藪交じりのフェース 20m (SM100C)
見た目は容易に見えるが、たどん岩は非常に脆く藪/灌木以外信用できるホールドは少ない。獣道の様なバンドを拾い、極力岩場を避けて登る。
●3P目 藪交じりのフェース 20m A0 (桃奈々)
バンドを左斜上すると、藪の無いたどん岩のフェースに出てしまう。非常に脆くとてもフェースに出る勇気が出ず数m戻る。
藪を掴んで垂直3mを直上、かなり強引に超す。一手が無くアイスハンマーを土斜面にぶち込みホールドにした。
右にトラバースしこのポイントを避ければ、もっと容易だった可能性が有る。
●4P目 藪バンド トラバース 15m (SM100C)
傾斜が緩んだ藪交じりの壁からバンドを右に斜上すると東南稜に出る

★ 西立岩南西壁基部偵察結果
1. 大ルンゼは予想通りチョックストン有るが、下が抜けられそうである。
その先は不明
2. 右斜上藪バンドルート核心部下の藪テラスまでは右側から登れそう。
その先は不明
4. 左右チムニーはU字溝の様な幅広い凹みで有り、ルートとならない。
5. 前衛ピナクルの裏側へは左側から行けそう。その上、大藪バンドまで行けるかは不明。
6. 小ピークの先、西稜末端ピナクルまでの間は、若干傾斜が落ちるし藪/灌木もまばらに有るので、大藪バンドに到達出来る可能性が最も高い。
藪大バンドから頂上に抜けられるかは不明。
7. 西稜末端ピナクルとのギャップへのチムニーは可能性高いが、ギャップから上には行けない(翌日、裏側から確認)
* 偵察の結果、西立岩南西壁で可能性が高いのは、西側末端近くから大藪バンドに乗り、斜上して頂上へのルートを模索するのが一番の様です。
右フェース上昇バンドは、藪テラスまでは行けるものの核心部が脆かったらアウト、上昇藪バンドまで上がれても、上部にも短い垂壁が多く立ちはだかり、困難を極めそう。
この日と翌日の西稜登攀で、西立岩南西壁への戦意は消失しました。
もしも、登攀を検討していて「もっと詳細な写真が欲しい」等のご希望がございましたら、ご連絡ください。喜んで協力いたします。
また、西立岩南西壁の登攀に成功した方がいらっしゃいましたら、是非ともお知らせください。
記 : 桃奈々
その他周辺情報 星尾温泉は、鉱泉ながら薄濁りの良いお湯です。
古民家を最近改装して、とても綺麗な浴槽でした。浴槽の窓から眺める桜も綺麗でした。元々あった鉱泉公衆浴場から引き湯しているそうです。
寛げる囲炉裏や、眺めの良いテラスも有ります。
記 : 桃奈々

南牧村は過疎地域と認識されていますが、車で通過している景色を見るだけでも楽しめる、お花の里です。
桜、桃、モクレン、等の樹木。
ムスカリ、菜の花、芝桜、チューリップ、スイセン等々。
間違いなく恐怖の壁に取り付いて登ってきましたが、それを良しとしない方でも十分癒される里です。
騙されたと思ってこの時期にぜひ足を向けていただきたい。
記:SM100C
(桃)星尾谷を挟んで対岸の岩峰から見た写真をもとに、南東壁の中央の弱点を登るプランを立てました。
残念ながら弱点の入り口が分からず、南に回り込み過ぎて南壁を登ることになってしまいました。

(SM)遠望と岩壁直下では、まるで印象が違うのはしかたありません。
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(桃)星尾谷を挟んで対岸の岩峰から見た写真をもとに、南東壁の中央の弱点を登るプランを立てました。
残念ながら弱点の入り口が分からず、南に回り込み過ぎて南壁を登ることになってしまいました。

(SM)遠望と岩壁直下では、まるで印象が違うのはしかたありません。
(桃)登山口に到着したら、車が一杯です(*'▽')

(SM)こんなに人気の岩なんですか!
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(桃)登山口に到着したら、車が一杯です(*'▽')

(SM)こんなに人気の岩なんですか!
(桃)立岩の岩壁を見上げます。

(SM)西上州の岩に来るたび感じる、圧倒的な迫力。
2021年04月10日 08:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:38
(桃)立岩の岩壁を見上げます。

(SM)西上州の岩に来るたび感じる、圧倒的な迫力。
(桃)左のガレルンゼは登山道。

(SM)登山道の開拓はかなり遅かったようですね。当時の開拓者の苦労に思いを馳せる…
2021年04月10日 08:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:43
(桃)左のガレルンゼは登山道。

(SM)登山道の開拓はかなり遅かったようですね。当時の開拓者の苦労に思いを馳せる…
(桃)ここから右に岩壁基部を巻いていきます。
獣道程度の踏み跡は有ります。
2021年04月10日 08:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:43
(桃)ここから右に岩壁基部を巻いていきます。
獣道程度の踏み跡は有ります。
(桃)キワドイバンドを巻いていきます。
獣が通った様な形跡は有ります。

(SM)スタスタ進める場所はほぼありません。
2021年04月10日 08:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:44
(桃)キワドイバンドを巻いていきます。
獣が通った様な形跡は有ります。

(SM)スタスタ進める場所はほぼありません。
(桃)結構、急です。

(SM)おっと、ちょっと集中しよう、みたいな場所がしばしば。
2021年04月10日 08:45撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:45
(桃)結構、急です。

(SM)おっと、ちょっと集中しよう、みたいな場所がしばしば。
(桃)被った岩の下をトラバース。
2021年04月10日 08:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:46
(桃)被った岩の下をトラバース。
2021年04月10日 08:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:47
(桃)正解は、この辺を登って藪バンドに出るべきだったのか・・??

(SM)基部歩きは遠望の概要が頭に入っていないとサッパリわかりませんが、頭に入っていても今回はサッパリわかりませんでした!
2021年04月10日 08:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:49
(桃)正解は、この辺を登って藪バンドに出るべきだったのか・・??

(SM)基部歩きは遠望の概要が頭に入っていないとサッパリわかりませんが、頭に入っていても今回はサッパリわかりませんでした!
(桃)奥に見えるリッジは、東立岩の物なのか・・????
2021年04月10日 08:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:50
(桃)奥に見えるリッジは、東立岩の物なのか・・????
(桃)この辺か・・???
2021年04月10日 08:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:51
(桃)この辺か・・???
(桃)この辺か・・???
2021年04月10日 08:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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(桃)この辺か・・???
(桃)と、迷っているうちに登れそうにない壁の下・・(*_*;

(SM)どこを登っても遅かれ早かれ難所はありそうですよ(^ω^;)
2021年04月10日 08:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:54
(桃)と、迷っているうちに登れそうにない壁の下・・(*_*;

(SM)どこを登っても遅かれ早かれ難所はありそうですよ(^ω^;)
(桃)尾根状の所に来たので、そろそろかな〜
と、思っていましたが、現実はとっくに過ぎている・・
2021年04月10日 08:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:57
(桃)尾根状の所に来たので、そろそろかな〜
と、思っていましたが、現実はとっくに過ぎている・・
(桃)見上げても、写真で特定した弱点は見えないな〜

2021年04月10日 08:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:57
(桃)見上げても、写真で特定した弱点は見えないな〜

(桃)決して容易とは言えないトラバースをし続け・・
2021年04月10日 08:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 8:58
(桃)決して容易とは言えないトラバースをし続け・・
(桃)岩の脆さは未体験ゾーン(*_*;
こんな風に剥がれちゃうし〜
剥がれたたどん岩が、手の中で割れてしまう( ゜Д゜)

(SM)これ、岩じゃなくてチーズおかきみたい。
2021年04月10日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:02
(桃)岩の脆さは未体験ゾーン(*_*;
こんな風に剥がれちゃうし〜
剥がれたたどん岩が、手の中で割れてしまう( ゜Д゜)

(SM)これ、岩じゃなくてチーズおかきみたい。
(桃)次の尾根状の所まで来て、もう行き過ぎ・・???(*_*)
左に見える岩稜とフェース、今思うとこれは南東壁と南壁を分けるリッジだったんだよな〜
2021年04月10日 09:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:10
(桃)次の尾根状の所まで来て、もう行き過ぎ・・???(*_*)
左に見える岩稜とフェース、今思うとこれは南東壁と南壁を分けるリッジだったんだよな〜
(桃)ひょっとしたら下部岩壁の上の藪に既に入っていて、この辺から直上すればいいんじゃない(*^^)v

(SM)高低差の感覚は写真じゃ全くわからないっす。
2021年04月10日 09:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:28
(桃)ひょっとしたら下部岩壁の上の藪に既に入っていて、この辺から直上すればいいんじゃない(*^^)v

(SM)高低差の感覚は写真じゃ全くわからないっす。
(桃)ちょっとたどん岩の容易そうなリッジっぽい所に取り付くと・・
触った岩の50%は剥がれちゃうという、極端な脆さに恐怖を感じ戻りました。
2021年04月10日 09:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/10 9:27
(桃)ちょっとたどん岩の容易そうなリッジっぽい所に取り付くと・・
触った岩の50%は剥がれちゃうという、極端な脆さに恐怖を感じ戻りました。
(SM)それにももう慣れていますが、だからといって登攀対象にはなり得ませんね。
2021年04月10日 09:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:32
(SM)それにももう慣れていますが、だからといって登攀対象にはなり得ませんね。
(桃)藪/灌木多く、気は楽ですが・・
2021年04月10日 09:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:35
(桃)藪/灌木多く、気は楽ですが・・
(桃)脆い脆いリッジを右から回り込み、リッジの上へ上がって藪/灌木だらけの壁を登っていきます。
2021年04月10日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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(桃)脆い脆いリッジを右から回り込み、リッジの上へ上がって藪/灌木だらけの壁を登っていきます。
1P目はここです。
2021年04月10日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/10 9:52
1P目はここです。
(桃)獣道の様なバンドが交錯しているので、容易ですが岩は脆いです。

(SM)岩より灌木の方がよほど信頼出来ます。
2021年04月10日 09:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:43
(桃)獣道の様なバンドが交錯しているので、容易ですが岩は脆いです。

(SM)岩より灌木の方がよほど信頼出来ます。
(桃)星尾の集落が眼下に(*^^)v
2021年04月10日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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(桃)星尾の集落が眼下に(*^^)v
(桃)あのフェースは・・??
未だ分かってない(*_*;
2021年04月10日 09:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:52
(桃)あのフェースは・・??
未だ分かってない(*_*;
(SM)こんな所あったっけ(^ω^;)

(桃)多分、1P目終了し2P目に出ていくSM100Cさんだと思われるので、写真の順番はもっと前かも・・
2021年04月10日 09:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 9:58
(SM)こんな所あったっけ(^ω^;)

(桃)多分、1P目終了し2P目に出ていくSM100Cさんだと思われるので、写真の順番はもっと前かも・・
(桃)高度感は有りますが岩登りというより・・
主に、木登りです。

(SM)灌木掴んで登るのがメインです。その灌木もしっかりしたように見えて簡単に根元からバキッといきます.。
2021年04月10日 10:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 10:31
(桃)高度感は有りますが岩登りというより・・
主に、木登りです。

(SM)灌木掴んで登るのがメインです。その灌木もしっかりしたように見えて簡単に根元からバキッといきます.。
(桃)このポイント、極端に難しかった〜

(SM)ビレイ中に悲壮感漂う「控蕁繊」のコール。
2021年04月10日 10:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 10:38
(桃)このポイント、極端に難しかった〜

(SM)ビレイ中に悲壮感漂う「控蕁繊」のコール。
(桃)ろくなスタンスが無いので右手の藪を掴んで強引にせり上がり・・
2021年04月10日 10:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 10:40
(桃)ろくなスタンスが無いので右手の藪を掴んで強引にせり上がり・・
(桃)左手の細い灌木を掴んでも、次の一手が無い(*_*;
私は戻って右手にアイスハンマーを持ち、一手ぶち込んでクリアしました。
「アイスハンマー」て、言ったのに、丸腰で登り始めたSM100Cさんは、戻るのが面倒なのでゴボウで切り抜けました。

(SM)いやいや、ハンマーのピック長が違いますわ(^ω^;)
短いと恐怖の博打しかないっす!
ここがピンポイントで緊張しました、ゴボウなのに。リードで良く行ったなぁ!
2021年04月10日 10:40撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 10:40
(桃)左手の細い灌木を掴んでも、次の一手が無い(*_*;
私は戻って右手にアイスハンマーを持ち、一手ぶち込んでクリアしました。
「アイスハンマー」て、言ったのに、丸腰で登り始めたSM100Cさんは、戻るのが面倒なのでゴボウで切り抜けました。

(SM)いやいや、ハンマーのピック長が違いますわ(^ω^;)
短いと恐怖の博打しかないっす!
ここがピンポイントで緊張しました、ゴボウなのに。リードで良く行ったなぁ!
(桃)もうあとちょい(*'▽')
2021年04月10日 11:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:02
(桃)もうあとちょい(*'▽')
もう少し〜(*'▽')
2021年04月10日 10:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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4/10 10:12
もう少し〜(*'▽')
(桃)東南稜に乗り上げ、お気楽ビレイのSM100Cさん(*'▽')

(SM)もはや鼻歌気分(^ω^)
2021年04月10日 11:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:11
(桃)東南稜に乗り上げ、お気楽ビレイのSM100Cさん(*'▽')

(SM)もはや鼻歌気分(^ω^)
(桃)東南稜末端

(SM)登っている時は末端とは思っていなかった。
2021年04月10日 11:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:12
(桃)東南稜末端

(SM)登っている時は末端とは思っていなかった。
(桃)東南稜末端から見下ろします。
2021年04月10日 11:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:06
(桃)東南稜末端から見下ろします。
2021年04月10日 11:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:08
(桃)東南稜末端東南稜を進むと、やっと自分の位置が分かってきた・・

(SM)意外に規模の大きくない岩、という印象。
2021年04月10日 11:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:16
(桃)東南稜末端東南稜を進むと、やっと自分の位置が分かってきた・・

(SM)意外に規模の大きくない岩、という印象。
2021年04月10日 11:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:16
2021年04月10日 11:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 11:17
(桃)東立岩山頂から西立岩南東壁を望みます。
今日の岩の脆さから、傾斜の落ちる上昇藪バンドの上すらも、極端に悪い様に見えます。
というか、この時点で戦意は100%喪失していました。
岩の脆さを実感して、ボルトすら無力で有り、傾斜が強い壁は不可能と・・

(SM)こんなとこ登ってたら命いくつあっても足りません。
2021年04月10日 12:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:24
(桃)東立岩山頂から西立岩南東壁を望みます。
今日の岩の脆さから、傾斜の落ちる上昇藪バンドの上すらも、極端に悪い様に見えます。
というか、この時点で戦意は100%喪失していました。
岩の脆さを実感して、ボルトすら無力で有り、傾斜が強い壁は不可能と・・

(SM)こんなとこ登ってたら命いくつあっても足りません。
槍穂が遠望出来ました〜(*^^)v
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槍穂が遠望出来ました〜(*^^)v
(桃)戦意は喪失していましたが、予定通り、西立岩との鞍部から下り、西立岩南東壁基部の偵察に行きました。
写真は対岸岩峰から遠望して撮影した写真に、偵察予定を書き込んだものです。
予定通り南東壁は基部から見るだけは見て、現実的で可能性の有る西立岩西稜の取り付きを確認したいと思います。
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(桃)戦意は喪失していましたが、予定通り、西立岩との鞍部から下り、西立岩南東壁基部の偵察に行きました。
写真は対岸岩峰から遠望して撮影した写真に、偵察予定を書き込んだものです。
予定通り南東壁は基部から見るだけは見て、現実的で可能性の有る西立岩西稜の取り付きを確認したいと思います。
(桃)右大ルンゼはチョックストンが二つ見えますが、何方も下が抜けていて潜れそうです。
その先は不明・・(*_*;
2021年04月10日 12:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:43
(桃)右大ルンゼはチョックストンが二つ見えますが、何方も下が抜けていて潜れそうです。
その先は不明・・(*_*;
(桃)上昇藪バンドルート核心部下の藪テラスへは、ここから登れそうです。
しかし、核心部は当然全く見えません。
2021年04月10日 12:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:47
(桃)上昇藪バンドルート核心部下の藪テラスへは、ここから登れそうです。
しかし、核心部は当然全く見えません。
(桃)右チムニーと思われた所は、やはりオーバーハングで塞がれた上に、割れたチムニーでは無く、幅広いU字溝を立てたような感じでした。
2021年04月10日 12:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:49
(桃)右チムニーと思われた所は、やはりオーバーハングで塞がれた上に、割れたチムニーでは無く、幅広いU字溝を立てたような感じでした。
(桃)左チムニーはU字溝にもなっていなくて、ちょっと凹んでいる程度です。
2021年04月10日 12:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:50
(桃)左チムニーはU字溝にもなっていなくて、ちょっと凹んでいる程度です。
(桃)洞窟ハングの直下です。
2021年04月10日 12:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:52
(桃)洞窟ハングの直下です。
(桃)前衛ピナクルの右側は・・
コルにも行けそうな気がしない(*_*;

(SM)どこもかしこも絶望感。
2021年04月10日 12:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:53
(桃)前衛ピナクルの右側は・・
コルにも行けそうな気がしない(*_*;

(SM)どこもかしこも絶望感。
(桃)前衛ピナクルの基部を巻くと・・
2021年04月10日 12:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:57
(桃)前衛ピナクルの基部を巻くと・・
(桃)前衛ピナクル左側はチョックストンは有るものの、登れそうです。しかし、ピナクルの裏に控える奥壁は絶望的・・
2021年04月10日 12:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 12:59
(桃)前衛ピナクル左側はチョックストンは有るものの、登れそうです。しかし、ピナクルの裏に控える奥壁は絶望的・・
(桃)小ピークの鞍部に簡単に乗れたのでピークから偵察です。
小ピークの写真は反対側から撮影したものです。
2021年04月10日 13:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 13:46
(桃)小ピークの鞍部に簡単に乗れたのでピークから偵察です。
小ピークの写真は反対側から撮影したものです。
(桃)頂上付近を見ると、上部岩壁の二筋のジェードルが見えます。遠くて詳細な状況は分かりません。
2021年04月10日 13:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 13:01
(桃)頂上付近を見ると、上部岩壁の二筋のジェードルが見えます。遠くて詳細な状況は分かりません。
(桃)これが末端ピナクルを割っているチムニーなのか??
登れそうでは有りますが、ギャップから上はとても行けそうな気がしない(*_*;
更に基部をトラバースして末端を回り込めないか、行ってみます。

(SM)少ない希望を頼りに。しかし!諦めたらそこで試合終了です。
2021年04月10日 13:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 13:29
(桃)これが末端ピナクルを割っているチムニーなのか??
登れそうでは有りますが、ギャップから上はとても行けそうな気がしない(*_*;
更に基部をトラバースして末端を回り込めないか、行ってみます。

(SM)少ない希望を頼りに。しかし!諦めたらそこで試合終了です。
(桃)なんか・・
西立岩西稜は、下から見えた末端ピナクルの先にも、小岩峰が続いています。
2021年04月10日 13:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 13:30
(桃)なんか・・
西立岩西稜は、下から見えた末端ピナクルの先にも、小岩峰が続いています。
(桃)幸い、低い小岩峰のギャップまで行けたので反対側を覗くと・・
反対側のルンゼ下流は、スラブ状となって落ちています。
2021年04月10日 13:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 13:35
(桃)幸い、低い小岩峰のギャップまで行けたので反対側を覗くと・・
反対側のルンゼ下流は、スラブ状となって落ちています。
(桃)少し降りて回り込むと、チョックストンは有るものの行けそうなルンゼです。
西立岩西稜を回り込んだと確信しました。
明日は、このルンゼを詰めて西稜の乗る計画としました。

(SM)この発見がなければ、翌日はどこを登っていたのか。軽く冷や汗的な。
2021年04月10日 13:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 13:39
(桃)少し降りて回り込むと、チョックストンは有るものの行けそうなルンゼです。
西立岩西稜を回り込んだと確信しました。
明日は、このルンゼを詰めて西稜の乗る計画としました。

(SM)この発見がなければ、翌日はどこを登っていたのか。軽く冷や汗的な。
(桃)下山後、星尾温泉へ〜(*^^)v

(SM)どこが温泉建屋なのか、ルートファインディングがけっこう難しい。
2021年04月10日 14:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 14:48
(桃)下山後、星尾温泉へ〜(*^^)v

(SM)どこが温泉建屋なのか、ルートファインディングがけっこう難しい。
(桃)浴室から桜が綺麗(*^^)v

(SM)建屋から想像したお風呂とは全く違い、素晴らしい風情。
2021年04月10日 15:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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4/10 15:03
(桃)浴室から桜が綺麗(*^^)v

(SM)建屋から想像したお風呂とは全く違い、素晴らしい風情。
(桃)夕飯はジンギスカン(*'▽')

(SM)クソ飲みました(^ω^)
2021年04月10日 18:59撮影 by  SH-M12, SHARP
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4/10 18:59
(桃)夕飯はジンギスカン(*'▽')

(SM)クソ飲みました(^ω^)
(桃)麓からの写真にラインを引くと、こんな感じかな〜
20m前後3〜4ピッチで、全体的に供銑-で、支点も豊富です。3m程度のワンポイントのみ、アイスハンマーを使用したA0 犬任后

(SM)しかしまぁ、要所ですごい高度感はあります。
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(桃)麓からの写真にラインを引くと、こんな感じかな〜
20m前後3〜4ピッチで、全体的に供銑-で、支点も豊富です。3m程度のワンポイントのみ、アイスハンマーを使用したA0 犬任后

(SM)しかしまぁ、要所ですごい高度感はあります。
(桃)ドローン空撮の静止画にラインを引くと、こんな感じかな〜
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(桃)ドローン空撮の静止画にラインを引くと、こんな感じかな〜

装備

個人装備
登攀用具一式
共同装備
ザイル 8.5mm x 50m 1本 カム

感想

事の経緯はいつもの如く。
「こんなプランがあるよ!」
「それ行きましょう(^ω^)」

んで登れてしまうのはやはりmomo7nanaさんの百戦錬磨のなせる技なのか。
この週末は翌日を含めてものすごい充実感と達成感を感じました。

「行ってみなけりゃ登れるかどうかなんて、わかるわけがない。」
山登りの原点じゃないかと。

東立岩南壁は藪と灌木の多い脆い壁で、岩登りというより木登りに終始します。
しかし、自分でプランニングして「行ってみなけりゃ分からない」ルートを登り詰め、頂上に立った時の感動は、かけがえのない物です。
今回も変態的プランに「行ってみなけりゃ分からないのが面白いんですよ」と賛同し、お付き合いいただいたSM100Cさん、本当にありがとうございました。

プランニングには、Takikichi AさんがYouTubeに投稿したドローンによる空撮動画も参考にしました。この空撮動画だと東立岩南壁は、緑豊かでとてもあんな悪い壁には見えないのですが・・



動画および動画から取り出した静止画の使用について、Takikichi Aさんから御許可頂いています。

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コメント

見る山。
SM100Cさん、momo7nanaさん、こんばんわ。我が群馬県へようこそ。と言っても、西上州の岩場は見てるだけの世界。妙義や下仁田あたりの山は毎日眺めて暮らしていますが、まったく縁のない世界です。

大昔に巻機山のヌクビ沢の最後の取り付きで、掴んだ草が抜ける恐怖を味わいました。立岩は掴んだ岩が手の中で崩れる、って聞いただけでお尻がムズムズしてきます。破線ルートは自己責任、まして岩場は・・・

星尾の温泉は黄金の湯らしいですね。岩場の緊張が一気に癒やされたのでは?^^鄙びた集落は分水嶺ではなくて小川挟んで県境の県内では珍しい場所。岩場は無理だけど、鄙びた里歩きならしてみたいなぁ。
2021/4/12 22:02
Re: 見る山。
yamaonseさんこんばんは、いつもどうもです。
こういうことをやる人間にとって、毎日眺められるほどのところにお住まいなのはとても羨ましいです。しかし、この頻度を上げると寿命が縮む気がしますので、良し悪しといったところでしょうか(´_`;)

星尾の温泉、素晴らしかったです!
泉質のことはよくわかりませんが、お風呂から眺める里の風景は春爛漫、時間がゆっくり流れていく感じで、ここで一泊出来たらさぞ幸せだろうと思いました。
この辺りにお住いの方々はお花好きが多いんでしょう、庭先には様々な花が咲き、車で走っていても飽くことがありません。
生活は決して便利とは言えないでしょうけど、ここに住んでみたいと思わせてくれます。
まぁ、たまに訪れるからそう思うんでしょうけども。
2021/4/13 3:39
この週はピーカンだったはず
またまた凄い場所へ行かれたようで、お帰りなさいませ。

行ってみないと分からない場所
それこそが 楽しい
うん。男ですな!
私は何年経ってもその領域には辿り着けない
冒険心ゼロの低レベルお気楽ハイカーを貫きます

写真見ているだけで部屋着が土埃っぽくなりました
そうそう、駐車場に停めてる他のハイカーは荒船山に行くんですか?
2021/4/14 21:05
Re: この週はピーカンだったはず
elyさんおはようございます。

とりあえず行ってみよう、ハナシはそれからだ、的な。
momo7nanaさんはそこで登頂出来ないとかなりクヤシイようですが、ワタクシ別にそれでも楽しけりゃいいんです。登れればさらに楽しいんでしょうけど。
次はどんなところが待ってるんだ?と思うだけでゾクゾクしてきます。それで絶望感を感じることもあるわけですが

荒船山へ行く人もいるんでしょうね。でも立岩へ行く人もけっこういるみたいでしたよ。立岩も登山道があって、実際山頂で人に出会いましたしね。
2021/4/15 5:59
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立岩
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技術レベル
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