【苗場山】二合目経由 冬季小赤沢コース⁈

2021年04月11日(日) [日帰り]

• GPS: 07:59
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,172m
• 下り: 1,158m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:19
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:59

距離 10.5km 登り 1,172m 下り 1,176m

6:43 スタート地点
8:06 小赤沢三合目登山口
11:10 11:11 苗場山自然体験交流センター
11:15 11:29 苗場山
11:34 11:59 苗場山自然体験交流センター
13:47 小赤沢三合目登山口
14:42 ゴール地点

ログはジオグラフィカ使用

天候

快晴　微風

アクセス

利用交通機関：

電車

大ゼンノ滝通過後の路肩スペース

コース状況／危険箇所等

＜入山～3合目＞
車道から沢の右側から入山。沢に沿って進んでいく。雪の下には沢が流れている所も多数あるので、雪の緩む下山時は特に 沢への踏み抜きに注意。
渡渉は2ヶ所。4/11現在　
1本目：川幅狭く滝の近くには容易に渡渉できるところが幾つかあった。
2本目：沢沿いを進と2合目の標識があり雪が解け橋が見えていた。
<3合目～>
細尾根部分は雪が解け登山道が見えている所があった。
1800m～2000m付近は急登が続く。

＜下山＞
下山時は雪が緩みアイゼンが団子状、1800m～2000mの急降下では
注意が必要だった。

写真

4/11 6:36

1合目の駐車場。正面右には小さな神社と一合目の標識。奥には大ゼンノ滝が見えている。この後車をもう少し上まで移動した。

4/11 6:44

広い路肩スペースに駐車。（2台可）今日は渡渉が問題となる。3/31の参考レコではカエデ沢の渡渉は困難なため、左岸から自動車道路に上がったとあった。

4/11 6:47

入山地点は駐車地点からすぐ。Dが2日前に偵察に来た時には無かったトレースがある！！　「渡渉できずに川の中歩くのヤダ。素直に車道を歩いて行こう」と言ってたDが急に元気になった。

4/11 6:53

昨日の土曜日に入ったトレースだね。いけそうだね。

4/11 6:57

雪はかなり少なく感じた。

4/11 7:03

雪下には所々 枝沢が流れているようなので足元に気を付ける。

4/11 7:09

陽射しが眩しい

4/11 7:11

前方に綺麗な滝が見えた。「白糸の滝」って名前が付きそうな滝

4/11 7:13

トレースは尾根を挟んで右上に伸び、滝へのトラバースはスキートレースだけ。

4/11 7:16

D「みんな　巻いて行ってるぞ」P「大丈夫だよ」　小さなスノーブリッジを使えた。　

4/11 7:17

あと二歩前に出られるよ

4/11 7:17

横から見るときわどい。帰りはだめそうだな。

4/11 7:22

渡渉後はトレース無し。真下には沢があった。
さっきのが小赤沢で、これがメインのカエデ沢か・・

4/11 7:23

沢との高低差が無くなってきたので様子を見に沢際に行くと、前方に何かが見えた

4/11 7:24

なーんだ橋みっけ！！　ここが二合目か。二合目と橋の存在を初めて知った。

4/11 7:26

橋を渡りロープに導かれ登山道を登る。すると

4/11 7:28

非常時用に木に結わえつけられた梯子のある平地。その後ろから左へ延びる登山道を上る。

4/11 7:38

すると、雪の残る平地に出た。ここから登山道は雪の下となる。
下降点を覚えておくため目印に木を組んだ。

4/11 7:42

トレースは無く三合目方向に斜面を登る。

4/11 7:56

尾根幅が狭まった。

4/11 8:06

三合目。無積雪期に使われる大きな駐車場。小屋が見えた。

4/11 8:07

ここからはトレースバッチリ。

4/11 8:19

トラバース道が終わり

4/11 8:21

細尾根に乗る。雪が解けて登山道が露出している箇所がある。

4/11 8:44

視界が広がり周りの山々が綺麗に見える。朝方は冷えたが、気温は既に15度。

4/11 9:11

等高線を見ると稜線直下にド急登がある。あの稜線に詰め上げるのかなぁ

4/11 9:13

真っ蒼な空に緑と白と黒い影。飛行機の軌跡が伸びないカッラっと晴れた山は暫くぶり。

4/11 9:33

ここでトレースが左右に分かれた。左の「ほぼ直登」と
右の「多少大回りコース」。往路は「ほぼ直」帰路は「多少大回り」にしよう。

4/11 9:35

途中であったBCの方は北東の方へ進んでいった。

4/11 9:39

写真ではわかりにくいが、ド急登に突入

4/11 9:43

阿寺山のド急登より全然長い。ラッセルじゃないから大丈夫だけど。。。　2月3月は登れるのかな？

4/11 9:44

振り返ると左に1326mの高倉山。右には猿面峰。

4/11 9:46

トレースはBCのブーツひとつ。BCってすごいな。

4/11 10:00

妙高山(左)・火打山(右)をズームで

4/11 10:00

特徴のおある形の妙高山と火打山が顔を出した。高度を上げると隠れていた山が次々に見えてくる。

4/11 10:28

横

4/11 10:39

上

4/11 10:40

下
この傾斜がずっと続く。
2月3月は。。。
自信なくなってきた・・・
けど行くよ。

4/11 10:48

もうすぐ稜線

4/11 10:48

あと少し。稜線に出たらパノラマを撮ろう

パノラマ

4/11 10:49

真っ白い裏岩菅山もよく目立つ。ここからだと岩菅山の方が脇役だ。

4/11 10:50

存在感がすごい鳥甲山。背後には雲を被った高妻山と白馬三山。

4/11 10:53

小屋が見えた

4/11 10:57

誰もいない雪原を歩く

4/11 11:07

南～西
佐武流山を中心に絶景が広がった。紅葉シーズンの池塘越しに この景色を見てみたい

4/11 11:11

南面は雪が解け1階部分が見える小屋。北側は屋根が見えるくらいで雪に覆われている。

4/11 11:14

リュックを置き　チーズケーキを雪の中へ埋めてから散策へ。
すぐそこの山頂の方からBCの方が滑って行った。どこから登ってきたのだろう。

4/11 11:20

北～東　絶景をパノラマで

4/11 11:25

GPS片手に山頂を探したけど現在地が定まらず山頂点がわからない。この辺り。記憶では小屋奥の木に囲まれた中にあった。

4/11 11:27

黒三角の景鶴山と燧ケ岳のズーム（東）

4/11 11:29

遠く左に米山。右に黒姫山（北北西）

4/11 11:32

結局GPSから山頂点はわからずチーズケーキの雪ダルマへ戻って昼食。

4/11 11:33

山小屋の脇にも屋根だけ見えた建物。

4/11 11:36

BCの方が2グループほど大赤沢新道の方から登って来たようだった。すごいなぁ

4/11 12:11

のんびりして下山。帰路は「多少大回りコース」

4/11 12:24

写真だとわかりにくいけど結構な傾斜

4/11 12:25

D「これBCのコースじゃね」
こんな急坂を滑るなんて考えられない。BCは凄い

4/11 12:36

右へ移動していくとトレースが有った。

4/11 12:38

それでも、こっちも同じくらい急だった。

4/11 12:39

アイゼンが団子状になる。四つん這いのクライムダウンで下りた方が疲れず早かった。

4/11 12:54

長い急傾斜がひと段落。

4/11 12:57

ダケカンバの林。枝ぶりが美しい

4/11 13:00

あの尾根から下ってきた。

4/11 13:01

2段目は1段目よりかなり短かいけど 同じぐらい急

4/11 13:03

クライムダウンは早くて安全

4/11 13:03

そしてラストの3段目。
同じく急。

4/11 13:04

ここも クライムダウンで楽ちん

4/11 13:09

往路と合流。登るにはどっちが楽なのか？どっちもどっちでわからないよ。

4/11 14:08

梯子

4/11 14:12

ロープ　→　橋でカイデ沢を渡り

4/11 14:19

行きに渡ったスノーブリッジが残っていたけど。。。
やめとこう。

4/11 14:19

落ち口よりに簡単に渡渉できる所があった。

4/11 14:21

渡渉して這い上がる

4/11 14:23

綺麗な滝を間近で鑑賞。苔の緑が綺麗。これは登れない。

4/11 14:34

帰りは雪が緩み沢の上の雪を踏み抜いた。注意して歩く。

4/11 14:40

楽しかった。来年どうする？
でも行くんだからね。お願いね。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

DSC-RX100 SONY

装備

共同装備

お助けロープ　10m×2（使わなかった)

感想

pi-ti

昨年3月に悪天候で撤退したコース。雪解けが進むと渡渉困難と聞いていた。
その困難を乗り越えたいと 着替えにビニール袋、ロープ、ピッケルなど
準備万端で挑んだけれど・・・　　　橋を見つけあっさり通過となった。

今回を下調べに 来年は残雪期にと思っていたけど
私達のレベルでは、あの長い急登をテン泊装備でラッセルは
苦労すれば登れるという部類ではないような？？
でも天気を見計らって行きたい。

～主に参考にさせていただいたレコ～
記録ID: 3037988　2021年03月31
Rundaさん　新潟 苗場山スキー
　状況がわかりやすくとても参考になりました。
　ありがとうございました。