記録ID: 307519
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
南八ヶ岳 夏山シーズン最初は四山周遊ロングコースから
2013年06月08日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,689m
- 下り
- 1,675m
コースタイム
美濃戸(美濃戸山荘)5:10−5:45堰堤広場−6:30赤岳鉱泉−7:50赤石の頭−8:20硫黄岳−8:40硫黄岳山荘9:10−9:45横岳(奥ノ院)−10:00三叉峰−11:05地蔵の頭−11:15赤岳展望荘−11:40赤岳12:00−12:20文三郎尾根分岐−12:40中岳−12:50中岳のコル−13:15阿弥陀岳−13:40中岳のコル−14:25行者小屋−15:45美濃戸(美濃戸山荘)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸(美濃戸山荘)〜赤岳鉱泉(北沢コース) /1時間20分 ・美濃戸山荘から堰堤広場までは車道を進む。 ・堰堤広場から赤岳鉱泉までは川沿いのルートで、景色を楽しみながら進むことができる。途中正面に中岳が見えるはずだが、今回は雲の向こうで見ることはできず。 赤岳鉱泉〜硫黄岳 /1時間50分 ・赤岳鉱泉からは林間の登りが続く。 ・途中ハシゴがあり、そこから振り返ると硫黄岳が見える。 ・後半、雪が残る場所があるがアイゼンをつけるほどではない。気を付けて進めば問題なし。 ・森林限界を超えると赤岩の頭はすぐ。赤岩の頭にでるとまわりの展望が開けるのだが、本日は雲の向こう。 ・赤岩の頭を越え、しばらく進むと岩場があり、そこを越えると硫黄岳の山頂はすぐ。 硫黄岳〜横岳 /1時間25分(途中休憩含む) ・硫黄岳を越え硫黄岳山荘までは緩やかな下り。硫黄岳山荘で小休止。 ・硫黄岳山荘から台座の頭まではガレ場の登り。台座の頭を越えると岩稜をクサリ伝いの進むのでストックはここでしまう。 ・台座の頭を越えると横岳までは険峻な岩場が続く。クサリ場、ハシゴが続くので注意して進む。今回のコースの核心部で結構スリリングな部分。 横岳〜赤岳 /1時間55分 ・横岳を過ぎてもしばらく岩稜帯が続く。 ・三叉峰を過ぎたところくらいから、ツクモグサが咲いてる場所があり、たくさんの人が写真を撮っていた。 ・石尊峰を過ぎて、クサリ場を下ったあたりが一番たくさん咲いていたと思う。足場の悪いところもあるので要注意だが... ・岩場の登り降り繰り返すと地蔵の頭、すぐ先に赤岳展望荘。赤岳展望荘を過ぎると赤岳までの最後の登りになる。 ・30分程のぼると頂上山荘、その向こうが赤岳山頂。 赤岳〜硫黄岳 /1時間15分 ・赤岳直下は岩場をクサリ伝いの下っていく。傾斜があるので注意。 ・岩場を過ぎると文三郎尾根の分岐、今回は硫黄岳に向かう。 ・中岳手間まで下り、登り返す。中岳山頂からは赤岳、阿弥陀岳、権現岳と南八ヶ岳の山々が見渡せる。このころから時々雲が切れ始める。 ・中岳のコルまで下り、ザックをデポ。軽装で阿弥陀岳に登る。 ・登り始めてすぐにハシゴ、そのあとは岩場の登り。脆い岩場なので岩を落とさないように注意しながら進む。 ・中岳のコルから30分ほどで阿弥陀岳山頂。 阿弥陀岳〜行者小屋 /1時間 ・阿弥陀岳から中岳のコルまでは来た道の折返し。 ・中岳のコルを過ぎてすぐに地すべりの跡があり、横切るトレースがあったのでそこを進む。足場が緩いので滑り落ちないように注意。 ・下りからは分からなかったが、登り側から迂回路ができていたので、ルートが分かればそちらを進んだ方が良いと思う。 ・ルート後半は雪がだいぶ残っている。アイゼンをつける必要はないが、転ばないように注意して下っていく。 ・赤岳方面からの合流点をすぎると行者小屋はすぐ。 行者小屋〜美濃戸(美濃戸山荘)(南沢コース) /1時間20分 ・涸れ沢、林間、沢沿いのルートで特に危険個所はなし。 台座の頭から中岳を越えて地蔵の頭、赤岳直下の下り、硫黄岳の上り下りは、アスレチックばりのコースがあるので楽しい反面、滑落しないように慎重に... |
写真
撮影機器:
感想
6月に入り、夏山シーズンの最初ということで赤岳へ。
天気はあまり期待できなかったが、いつもの硫黄岳、横岳、赤岳の三山周遊ソースに、阿弥陀岳を加えたロングコース。
このところ仕事が忙しく寝不足気味でコンディション的には不安もあったので、状況次第では赤岳エンド、+αの阿弥陀岳は体力、天候次第のつもりでスタート。
天候は残念ながらの曇り空で、展望は望めなかったが、暑くもなく寒くもなくといった陽気。
天候のお陰でもあるのか、体力的にも余裕があったので予定通り阿弥陀岳まで足を延ばす。阿弥陀岳は昨年の5月以来の2回目。アスレチックばりの岩場の上りは、横岳の岩稜地帯と並んで結構楽しい。
10時間オーバーのロングコースだったが終わってみれば、疲労感も少なく満足のいく1日であった。
そういえばツクモグサ。
写真を撮っている人もたくさん。途中、会話を交わしたご夫妻はツクモグサを見るため来たとか。
いままで高山植物をじっくりを探しながらという登山はしたことがなかったが、図鑑片手にというのも良いかもしれない。
最近だとスマホで、植物図鑑とか野鳥図鑑とか色々ありそうなので、今度探してみようか?
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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