記録ID: 312255
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
真冬の【赤岳】
2010年03月20日(土) [日帰り]
kaikairei
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,304m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
撮影機器:
感想
久しぶりの三人での山行。
雪の八ヶ岳、行者小屋までは積雪はあるものの、穏やかな雪道を歩く。
行者小屋は冬季休業中だが、ここでコーンポタージュとパンを食べ阿弥陀岳へ向かう。文三郎道で先行していたガイドパーティーが止まり何か話し合った末に下りてきた。 聞いてみると強風の為赤岳登頂は諦めるとの事。
ガイドが中止するのだからヤバいと思いながら登る、文三郎道上部から強烈な風で体がよろめく。 雪面もクラストしていてかなり緊張を強いられる。
上り詰めた分岐から阿弥陀岳方向へ下り始めた時、自分のゲイターにアイゼンの前爪を掛けてしまし転倒、滑落。 ピッケルでの滑落停止でも止まらずスピードも落ちない。 しばらく落ちて、夏の鎖場の支柱が出ているヶ所があり、そこを狙いしがみ付いて何とかストップ!!! 雪山は少しの失敗が命取りになると痛感した時だった。
阿弥陀岳に行く気は失せて、とにかく赤岳に行く事に決定。
赤岳への登りも鎖、梯子が埋まっていて急斜面のアイゼン、ピッケルを駆使しての登り、積雪期はここで良く滑落事故がある理由がよく分かった。 強風というさらにの悪条件も登頂を困難にした要因だろう。
苦労して赤岳頂上に!
ザックの紐が顔面にビシビシ鞭のように当たり痛い。
記念撮影をして下山。
本来は赤岳展望荘の宿泊予定だったが、明るい時間に帰れそうだった為急遽の予定変更。 一日でこれだけ歩いたのは初めてだったし、宿泊予定という事もあり、荷物の重さも今までで一番重かった。
いろんな意味で良い経験になった山行でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:613人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する