高畠駒ヶ岳
- GPS
- 05:16
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
天候 | 雨/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道脇なのでトイレ等なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
沢の増水、残雪注意。 残雪で非常に歩きにくくなっている部分あり 登山ポストなし、T字路の案内も冬季は撤去? |
写真
感想
いよいよGW東北駒ヶ岳巡りも最後。前日は観光しながら福島まで移動しホテルに泊まる。というか米沢等のホテルは予約が取れなかったのだ。朝、電車で赤湯まで移動しレンタカーを借りる。山には非常に似合わない車だった。前日の雨の影響で林道は荒れていた。元宮キャンプ場を過ぎると川の流れが林道の上に。それほど水深も深くないので通過。ほどなく豪士山登山口に到着。豪士山から先は林道の上を大量の水が横切っていたため進めないと判断。ぬかるんだ駐車スペースに車を止めて、川を渡れそうか確認。何とか横向きになった木を伝って渡れそうなので準備をして出発。
レインウエア、スパッツザックカバーとフル装備だ。いきなり藪の中に突っ込み渡れそうな所から渡る。木も安定しないので慎重に。落ちたらたぶん腰以上の深さの激流にのまれる。無事通過し林道を進む。林道は途中二分するがそこにあるはずの看板がなかった。左の林道から進み右に降りてくる予定で進む。本沢の林道はほどなく終了、登山道を進むようになる。しばらく沢沿いに進むが雪の残っているところは薄いスノーブリッジを歩行するところもあり慎重になる。何度かの渡渉とへつりを繰り返し1時間ほどで水止めに。ここからは沢を離れ標高を稼ぐとすぐひかば越えに到着。ひかば越えは広い草原になっていた。駒ヶ岳方面は雪に覆われていた。荷物をデポし、豪士山を往復する。急ぎ足で移動したので30分ほどで往復できた。ガスが濃く展望はない。
一息入れたら雪の尾根道を進む。ルートはわかりにくいので尾根から外れないようにする。尾根も細くなり木の間には夏道が出ているところが多く歩きやすい。アップダウンを繰り返しながら木と笹の林をいいペースで歩き高畠町最高地点を通過。最高地点から尾根が方向を変えてコルを越えると高畠駒ヶ岳の山頂に着く。山頂は木に囲まれ展望もないし、ガスも濃く視界も良くない。雪が多く残り雪の上で休憩する。下山方向を間違えないように雪に覆われた尾根からルートを探す。雪の上をしばらく進むと夏道も出てくるし視界も良く下界が見渡せた。1000m付近に雲底があり頭のすぐ上に雲がある感じだった。30分で969mのピークを過ぎ方向を変えて尾根は標高を下す。
しばらく行ったところで尾根から下山道に移る。急な斜面を少し進むと沼が見えてくる。沼の周辺は平らなところもあり休めるポイントでもある。さらに下っていくと林道に出る。林道歩きが長く続くので無理せず歩こう。林道は荒れているのでところどころ倒木などあった。歩いていると雨も降りだした。信濃沢登山口を通過し少しで林道の看板のない2分したT字路に出る。さらに林道を進み豪士山登山口の前の沢に出る。激流は相変わらずで木を渡って車にたどり着く。
もちろん今回の山行中、誰とも合わなかった。マイナーなこの山にこの天気の中行く人はいないだろう。時期的にも登山道は荒れていた。雪がなくなり安定してくれば楽しめる山かもしれない。とりあえず無事に縦走できたのでよかった。豪士峠経由で回ったほうが良かったかもしれないと後で思ったが、豪士峠までの登山道が増水した沢でどうなっているかわからず、今回のように林道歩きを長くしてみのだ。
下山後は雨の中、片づけをして帰るが下界まで降りると雨は上がっていた。どうやら雨は山だけのようだ。レンタカーを返し、赤湯から山形新幹線で一路東京に向かうのであった。
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