アカヤシオが映える狩倉尾根から両神山へ

2021年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 07:39
• 距離: 7.4km
• 登り: 1,009m
• 下り: 1,131m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:03

距離 7.4km 登り 1,016m 下り 1,136m

5:45 スタート地点
7:58 8:18 アンテナピーク
9:06 9:16 狩倉岳
10:03 10:23 狩倉槍ヶ岳
12:14 12:17 両神山
13:38 13:45 上落合橋登山口
13:48 ゴール地点

天候

晴れ、午前中強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

落合橋登山口は既に10台近く駐車があり側道に駐車。

コース状況／危険箇所等

○下赤岩橋〜アンテナピーク
藪尾根で鉄塔基礎跡から根っ子と岩の急登が続く。1230m付近で最初の岩場が出て来ますが、ホールド・スタンスは十分あり直登で越えられる。1310m付近で左方向に進む尾根に赤テープあり、最後の急登を過ぎるとアンテナピーク
○アンテナピーク〜狩倉槍ヶ岳
アンテナピークの下りはコル手前が倒木に掴まりながら下降。狩倉岳までは藪と一部岩交りの退屈な尾根。狩倉槍ヶ岳までは二ヶ所の大岩がありますが、直登で通過可能。狩倉槍ヶ岳の直下から振り返えると狩倉岳・赤岩尾根の展望バツグン
○狩倉槍ヶ岳〜1683m峰
狩倉槍ヶ岳の下降は激下りですが問題なく通過可能。無名峰(小ピーク)までは岩稜を暫く進むと大岩があり左基部を通過、直ぐに岩場が出て来るが直登すると無名峰。その後横八丁・奇岩の岩稜を進んだ後、岩?は左を10m程下降しルンゼを詰め、最後の5mフェイスを直登すると1683m峰
○1683m峰〜両神山
1683m峰から東へ下降し登り返すと梵天尾根合流点に到着。一般ルートを両神山へ。山頂には10名以上の登山者がおり、記録写真2〜3枚撮り直ぐ下山
○両神山〜落合橋登山口
両神山からは登山道ではない注意書きがあった作業道を自己責任で下降。以前の地図にはルートが記載されていましたが、今は無くなっていました。

写真

5/3 6:20

アンテナピークを目指す狩倉尾根取付点の下赤岩橋

5/3 6:21

下赤岩橋の尾根取付点、ここから取付き右上の廃屋へ

5/3 6:24

廃屋、取付点から3分程で着く。左の尾根を上がって行く

5/3 6:45

鉄塔基礎跡(1097m)

5/3 7:00

根性の木(1164m)、この当たり急斜面

5/3 7:05

根性の木からしばらく急斜面が続く

5/3 7:16

最初の岩場、直登はホールド・スタンス十分あり問題なく越えられる

5/3 7:30

右に赤岩岳を展望

5/3 8:01

アンテナピーク、実際の1435mピークは少し先にある

5/3 8:18

1435mピークからの下りの急斜面、木や倒木に掴まりながら下降

5/3 8:55

アカヤシオが青空に映えます

5/3 9:03

狩倉岳山頂、展望が効きません

5/3 9:29

狩倉岳下りから狩倉槍ヶ岳が格好良く見えます

5/3 9:42

この岩場は正面を直登、難しくはありません

5/3 9:47

この大岩は正面やや右から直登、ホールド・スタンスも十分あり楽しく登れます

5/3 9:54

下の大岩を少し登ると視界が開け、振り返ると狩倉岳がくっきり、後方奥には八ヶ岳

5/3 9:58

八ヶ岳をアップ、左から赤岳・横岳・硫黄岳

5/3 10:00

右には赤岩尾根、赤岩岳〜1583m峰〜P1まではっきり！

5/3 10:03

狩倉槍ヶ岳到着、後方右にこれから向かう1683m峰、中央は両神山

5/3 10:20

狩倉槍ヶ岳の下降、写真の右を木に掴まりながら下降、問題なく降りられます

5/3 10:25

狩倉槍ヶ岳を下るとコル手前には根っ子ごと倒れた木が！

5/3 10:32

コルをしばらく登り振り返えると狩倉槍ヶ岳が正面に！

5/3 10:45

この大岩は左から通過

5/3 10:47

大岩に続くこの岩場は直登、特に問題なく通過

5/3 10:51

無名峰の小ピーク(1630m)に到着、正面に1683m峰

5/3 10:55

小ピークを越えると「横八丁」の狭い岩稜を行くと奇岩が見えました。奇岩までの手前一ヶ所に高度感のある2〜3mの岩場の下降がありクライムダウン。後方は1683m峰

5/3 10:59

奇岩、左横を通過。奇岩通過直後にも3〜4m程の岩場の下降があるが、問題なく通過(クライムダウン)可能

5/3 11:04

続く岩場を直登

5/3 11:07

岩塔に到着、左基部を10m程下降し急なルンゼを詰める

5/3 11:10

側壁沿いの急なルンゼを登行

5/3 11:11

傾斜のあるルンゼ、根っ子や岩をホールドに登行

5/3 11:17

続いて5m程のフェイスを直登

5/3 11:18

5m程のフェイスを直登、取付きは細かいスタンスがあり。中間に下降に使用したと思われる緑のスリングがあった

5/3 11:30

1683m峰に到着

5/3 11:38

登って来た無名峰(小ピーク)、狩倉槍ヶ岳、狩倉岳を見下ろす

5/3 11:50

梵天尾根合流点、一般道に出ました

5/3 12:13

両神山頂に到着

5/3 12:20

落合橋への作業道分岐、白井差ルート下降分岐

5/3 12:20

作業道分岐には登山道ではない注意書きがありました。自己責任はもちろん事故等で迷惑を掛けないよう注意し下降。

5/3 12:28

作業道には多くの赤テープと沢の横断があり、一部崩落ヶ所もありましたが注意して通過

5/3 13:46

落合橋登山口に到着

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SH-04L SHARP

感想

yama7972

以前から両神山へのルートとして一度は登りたい尾根でした。事前情報の通り藪尾根・急登・岩稜・岩場等変化のあるルートでした。岩場の直登は技術的にはさほど高くは無いですが、下降に使うとなるとザイルとルートファイが求められるように思われます。