木曽駒ヶ岳
- GPS
- 10:05
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 2,608m
- 下り
- 683m
コースタイム
5/27 滑川砂防公園(5:25)→敬神の滝小屋(5:45)→(7:15)金懸小屋(7:30)→(9:45)八合目(9:55)→(10:50)木曽前岳(10:55)→(11:40)木曽駒ヶ岳(12:35)→(13:20)千畳敷駅
天候 | 晴れ/曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴール:千畳敷 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上松駅前に登山ポストあり もちろん千畳敷にもポストあり 7.5合目付近から雪 雪上の踏み跡少ない |
写真
感想
木曽駒ヶ岳に登るにあたり、やっぱりロープウェイを使うのは登り切ったことにならないと考え木曾谷の上松Aコースを登ることに。登山口まで車で入ると下山も同じ所にしなきゃいけなかったり色々大変なので電車で行く事にした。始発で行っても時間が遅いので前夜入ることに。せっかくなので上松駅から歩くことにした。21時半過ぎ上松駅に到着。非常に寂しい駅前で準備をして22時前に歩き出す。駅前にも登山ポストがあり登山届を出す。
静かな商店街を抜け住宅街を通り山の方へ向かって歩く。しばらくは街灯があったが徐々に少なくなり寂しくなっていく。そのうちに家もなくなり林道歩き。ヘッドランプのみが頼りだ。アルプス山荘の先に登山口はあるがここから入ると工事現場の中を通ることになるので林道をさらに進み滑川砂防公園まで林道を歩いた。公園完成まではまだまだである。その林道終点付近の公園でツェルトを張り明日に備えて眠る。なにもないところで川の音が響いているのみである。
ぐっすり寝られて朝は気持ちよく目覚める。コーヒーを淹れて朝食。夜には見えなかった周囲の状況を楽しみ出発。まずは林道を歩き敬神の滝小屋に。ここまで車で入れそうだった。それなりに長いコースなので先を急ぐ。三合目、四合目とやや急な林の中の道を登ると金懸小屋に着く。結構綺麗な小屋でここに泊まれば登るのも楽になるだろう。細いながら近くに水場もあるようだ。小屋の外には簡易トイレが設置されている。展望も開けるので一休みして登り出す。しばし急な上りになる胸突八丁であるがあっさり登ってしまう。らくだの背、天の岩戸と標高を上げると雪や氷が増えてきた。7.5合目付近から雪は多くなり登山道を覆うようになる。八合目でアイゼンを装着。一息入れる。雪の上にはトレースがほとんどなく、歩く人が少ないのを感じさせられる。
しばらく尾根歩きになり展望も開け日差しが暑くなる。ところどころ鋭いエッジになっているので注意しよう。雪庇はあまりないので踏み抜きより滑落に注意が必要だ。稜線に近づくと雪のある部分とハイマツの間の道と交互になるのでアイゼンの脱着がめんどくさくなってくる。そうして登り切ると木曽前岳に到着。木曽駒ヶ岳はすぐそこに見える。登りは暑いが風は涼しい。稜線上は雪が少なくアイゼン無しで十分歩ける。玉乃窪山荘まで下りそこから一気に木曽駒ケ岳山頂まで登る。頂上木曽小屋で本日初めて人に会う。山頂には10人くらい登山者がいた。景色を楽しみながらゆっくり昼食。長いコースで疲れた。
下山は千畳敷方面へ。中岳手前までお得意のケツスベリで5分弱。そこから中だけに登り返し宝剣山荘に抜ける。夏に来るので下見も兼ねるが雪があってなかなかわからない。宝剣岳も行こうと思っていたが疲れていたのでやめた。乗越浄土からは急な下りとなるが少し下った位置からケツで滑れた。数分で千畳敷の剣ヶ池付近に到着。と言っても雪原であるだけだ。千畳敷駅まで登り返し登山終了だ。駅周辺は観光客、スキーヤーで賑わっている。南アルプスもわずかに見え楽しめた。ゆっくりした後ロープウェイで下山。あっという間に下界に降り立つ。
菅の台のこまくさの湯で入浴してバスで駒ヶ根駅へ。温泉でのんびりしすぎて駒ヶ根駅で1時間待ち…。駒ヶ根駅で待つのは暇だった。登りの長いコースなので体力的には厳しい。下りは雪があり滑れたので非常に楽で早かったのは助かった。木曽駒ヶ岳の東側と西側で人の多さが全く違うのがこの山の特徴かもしれないが面白さはどちらも魅力的だと思う。ロープウェイで登れる点で東側のほうが楽なのは決まっている。景色は素晴らしく中央アルプスもいい山域だと思った。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する