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記録ID: 314491
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ハイキング
道南

狩場山・・道南の三百名山(千走新道コース往復)

2013年06月26日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:50
距離
10.5km
登り
932m
下り
917m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

林道駐車地12:42―12:57登山口―14:53真駒内コース分岐―15:35南狩場―15:53狩場山頂上16:02―16:17南狩場―16:49真駒内コース分岐―18:11登山口―18:24林道駐車地

天候 曇りたまに日差し
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
今回初めてセントレアからスカイマークを利用して千歳空港へ・・往復でも大手2airの片道料金より安いのはありがたかったが、それ以上にANAの始発より40分早く出られたのが、タイトなスケジュールの中でとても有効でした(単純に40分スライドすると下山が19時過ぎになっていました)

千走川新道登山口への林道には残雪があって、車高の高い4WDでないと登山口まで行けない状態でした(ログのスタート地点の林道路肩に駐車)

コース状況/
危険箇所等
雪の重みで横たわった、狭い登山道を塞ぐ木々がとても多く、頭をぶったり帽子を取られたり、しゃがんで通過したりと、ペースがサッパリ上がらない道でした

地面にも、雪融けの泥濘、木の根、岩々、笹の根っこの引っかけ等、様々なトラップあり

残雪は予想以上に多く、特に南狩場手前の大雪渓は出口が判りにくくて、かなりタイムロスした感じ・・急傾斜をトラバース気味に進むので、自分的には軽アイゼン必須でした(ここをノーアイゼンで行く人はスゴイ)

一部の雪渓ではブヨにまとわりつかれ、刺された耳たぶが腫れています

以上の要因で非常に歩きにくかったコースとの印象

宿泊した千走川温泉旅館(登山口への途中にある)では、赤銅色の温めのいい湯と絶品・海の幸をリーズナブルな料金(10900円)で楽しめました

登山ポストは確認できず
空路から鳥海山のよう
2013年06月28日 07:14撮影 by  DSLR-A100, SONY
3
6/28 7:14
空路から鳥海山のよう
林道駐車地・・スムースにアクセスしたものの既に13時近くで、この遅出は大反省
2013年06月26日 12:43撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
6/26 12:43
林道駐車地・・スムースにアクセスしたものの既に13時近くで、この遅出は大反省
林道の残雪・・車高の高い車でないとこれ以上は進めません
2013年06月26日 12:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 12:45
林道の残雪・・車高の高い車でないとこれ以上は進めません
15分ほど歩いて登山口へ
2013年06月26日 12:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 12:57
15分ほど歩いて登山口へ
いきなりシラネアオイのお出迎え
2013年06月26日 13:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
6/26 13:01
いきなりシラネアオイのお出迎え
花はかなり多かった印象
2013年06月26日 13:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 13:01
花はかなり多かった印象
2013年06月26日 13:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 13:07
時々合目表示があります・・雪の重みで横たわる木々の通せんぼで歩きにくい
2013年06月26日 13:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
6/26 13:10
時々合目表示があります・・雪の重みで横たわる木々の通せんぼで歩きにくい
2013年06月26日 13:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
6/26 13:22
残雪も6月の1500m級の山としては(同時期に登ったトムラウシ山より)多かった感じ
2013年06月26日 13:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
6/26 13:35
残雪も6月の1500m級の山としては(同時期に登ったトムラウシ山より)多かった感じ
テープに向かうとヤブになってしまい
2013年06月26日 13:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
6/26 13:44
テープに向かうとヤブになってしまい
結局残雪上を行くことに
2013年06月26日 13:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 13:48
結局残雪上を行くことに
振り返るといい眺めです
2013年06月26日 14:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 14:00
振り返るといい眺めです
2013年06月26日 14:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 14:18
一番大きかった雪渓
2013年06月26日 14:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 14:24
一番大きかった雪渓
トラバース気味に行くのは判りますが、出口が中々見つかりません
2013年06月26日 15:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 15:15
トラバース気味に行くのは判りますが、出口が中々見つかりません
トラバース完了地点から・・雪質はそれほどシビアではありませんが、少々スリルもありました
2013年06月27日 20:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/27 20:14
トラバース完了地点から・・雪質はそれほどシビアではありませんが、少々スリルもありました
ようやく見つけた雪渓の出口
2013年06月26日 16:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 16:32
ようやく見つけた雪渓の出口
狩場山〜南狩場が見えてきました
2013年06月26日 16:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 16:24
狩場山〜南狩場が見えてきました
南狩場頂上
2013年06月26日 16:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 16:17
南狩場頂上
頂上付近も雪はタップリ
2013年06月26日 15:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 15:46
頂上付近も雪はタップリ
少々苦労して狩場山頂上到着
2013年06月26日 15:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 15:53
少々苦労して狩場山頂上到着
フモンナイ岳方面
2013年06月26日 15:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 15:59
フモンナイ岳方面
東狩場山かな
2013年06月26日 16:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 16:02
東狩場山かな
日の長さに助けられて何とか明るい内に下山できました
2013年06月26日 18:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 18:11
日の長さに助けられて何とか明るい内に下山できました
林道から東狩場山方面の展望
2013年06月26日 18:40撮影 by  DSLR-A100, SONY
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6/26 18:40
林道から東狩場山方面の展望
宿泊は、登山口から車で20分ほど下った千走川温泉旅館・・赤銅色のいい湯でした
2013年06月26日 19:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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6/26 19:27
宿泊は、登山口から車で20分ほど下った千走川温泉旅館・・赤銅色のいい湯でした
北海道の楽しみはやはり海鮮ですね
2013年06月26日 19:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
6/26 19:29
北海道の楽しみはやはり海鮮ですね

感想

いやぁ、中々大変な山でした。

まずその要因を作ってしまったのがタイトな日程。
千歳空港からレンタカーで、殆ど信号の無い道を気持ちよく走ってスムースにアクセス(ナビの到着予想時刻より1時間以上短縮)できたものの、登山開始が13時近くに。

”北海道とはいえ6月末の1500mクラスの山”と少々なめていたのを反省。

その自分の油断に追い打ちを掛けてくれたのが、中々手強い印象だった狩場山の登山道。

足場の悪い狭い登山道を、積雪の重みで横たわる多数の木々が、リンボーダンスのバーのごとく通せんぼ。北海道のイメージとは違う暑さもあってペースがサッパリ上がりません。

そして決定打は、トラバース気味に進む急傾斜の大雪渓で、その出口が判り難くてさらにタイムロス。さすがに6月の午後なので雪質はそれ程シビアでは無かったのは幸いでしたが、少々スリルも味わいました。

1年で最も日の長い時期でなかったら完全に途中敗退だったと思います。

やはり早出が「基本のき」であると再認識し、翌日登る余市岳へは、宿泊した千走川温泉旅館を深夜2時半に出発しました。

何はともあれ、展望こそ今一つだったものの、”残雪の狩場山恐るべし”の登山道と宿での海の幸を満喫し、いい思い出になった山でした。


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コメント

参考になりました。
7月第二週に北海道遠征の予定で、狩場山も考えていましたが、拝見したレコの状況では、1号隊員の猛反対にあうのは必定にて、行き先(日程)を再検討せざるを得ません。
タイミング良い最新情報、有難うございました。
2013/6/28 8:40
yamabeeryuさん こんばんは
レコが参考になったとのことで幸いです。

自分にとっては少々手強い登山道でしたが、狩場山の名誉のために付け加えますと、人の手が余り入っていないワイルドで好感の持てるコースではありました。

しかし、途中の雪渓や頂上付近の大雪田は、もう少しすれば”大お花畑”になるとのことなので、やはり山行時期を選んだ方がよいようですね。

夏の北海道山行を満喫してきてください。
ご訪問ありがとうございました。
2013/6/28 20:12
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