【笊ヶ岳】日帰り・ガスが晴れて見えたのは・・・


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 2,778m
- 下り
- 2,792m
コースタイム
6:02林道終点14:40
6:30広河原14:05
7:11山の神13:45
8:35桧横手山12:49
9:53布引山11:34(40分休憩)12:10発
10:38笊ヶ岳11:05
登り4時間55分 下り3時間20分
天候 | 雨のち曇り(稜線はガスって展望無し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ヴィラ雨畑近くにバス停、トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道の状況は特に危険個所は無くルートも明瞭で赤テープ、マーキングも多数有り迷う事は無い。広河原の渡渉は増水しており、結構気を使った。 昨晩、今朝の降雨で石、根が非常に滑りやすくなっていた。 温泉はヴィラ雨畑で500円(内湯のみで露天は無いので少し物足りなかった) |
写真
山ヤには東海フォレストの方が所縁がありますね。
かなり話し込んでしまいましたね。 僕もベテランの方のお話楽しかったです。
特に鏡と傘のお話は...。
真面目にギャグかと思ってました(笑)
ちなみに布引山も静岡百山です。
感想
先週の鶏冠尾根がキツかったので、ついでに今週も疲れてしまおう!と決めたのだが、行き先に迷う・・・。
空木岳から越百山の周回日帰りか、笊ヶ岳(老平から)のピストンの二つに絞り込む。 きっと楽しいのは空木なのだろう。
しかし、笊ヶ岳から逃げているのではないか?と自分を疑い始めてしまう・・・。
という事で笊ヶ岳に決定!
地元静岡県の山だが椹島から入るのは時間もお金もかかる。もう一つは 老平からのピストン。このコース、昭文社の山と高原地図では登り10時間10分・下り6時間25分の合計16時間35分になり、短縮出来るとは思うがキツイ事に変わりはない。
ちなみに参考になるコース甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根が合計15時間10分。三週間前に行った際には往復6時間30分だったので時間的には日帰り可能なのだが、問題は登山道の路面。
黒戸尾根は標高差は強烈だが、走りやすく足に優しいし、梯子などはあるが良い刺激になり気持ち良い。
果たして老平からの笊ヶ岳に続くこのコースはどうなのだろう?
掛川を23時半に出発し老平に1時半に着き仮眠。3時半に起きたのだがまだ暗いので4時まで延長。
4時に起きご飯を食べていると二台の車が駐車場に入ってきたのだが、雨が降ってきた。
二人組の方は僕と同じ浜松ナンバーと静岡ナンバーで今日の行程や天気の事など話していると、今日は笊ヶ岳か空木岳に行くか迷った末に笊ヶ岳に来たらしい・・・。 俺の選択と全く同じ!!! ビックリしました。
五時過ぎまで小雨は降り続き、三人で地元の南アルプス深南部などの雑談しながら雨が上がるのを待つ。かなり登山歴が長いらしくいろんな山を知っていてとても興味深い話でした。
このお二人は、50歳と51歳らしいのだがとても若く見えました。 登山をしてる方は見た目若く見えるのは僕だけだろうか?
5時半に雨が上がりスタート! しかし山を見上げれば深いガスガス・・・。
しかもスタートが遅れたので時間的余裕もない。
早歩きで広河原まで来て、渡渉点を探すが水量が多く、なかなか難しく靴を脱ぐか迷いながら時間を使ってしまった。
渡渉を終え山の神までジグザグの急登を登る。ここから布引山までは展望も無く薄暗い樹林帯の中の急登となる。路面は木の根が張り巡らされとにかく滑る!!!
雪ならアイゼン履けばよいが木の根は...。 この尾根は特に木の根が多いような気がする。
帰りは最悪だと登りの時点で覚悟する。 ここで引き返す事も考えたのが・・・。
急登をガンガン登り、森林限界付近でガレに出る、ガスが無ければここが初めての展望を望める場所だろう。 ここで初めて登山者と出会う。 キスリングを背負ってのテント泊のようだ。 まだ若い好青年。 彼も昨日からで初めて登山者に会ったとの事でした。大衆受けする山ではないので登山者は少ない。 そこが良いのだが(笑)
ガレを登り切り布引山山頂に到着。 ここは展望は無いが立派な標識が立っている。 笊ヶ岳方向に少し行くとテン場があり焚火をした痕があった。
ここから笊ヶ岳まだは100メートル緩やかに下り、200メートル登り返すという感じ。 山頂直下まで樹林帯なのだが山頂に出る数メートルの所で森林限界から飛び出る。 演出的にも快晴ならば最高のロケーションなのだろう。
しかし本日は全くダメ! ガスの中の笊ヶ岳です。 とにかくガスが晴れるのを待つが時間に余裕もないので30分と決めて待つ。
20分後くらいに西側の聖岳方向のガスが晴れてきた!!が下部だけで赤石ダムが同定できました。 南アルプスの峰々は結局望めませんでした。
それから、小笊も何とか確認できました。
食事を済ませ、布引山に戻る。 布引山付近で朝の二人組の楽しい静岡県民と再会。またまた楽しい会話で40分くらい過ごしてしまいました。
それから僕はトレイルランナーではなく元々は岩ヤです。 きっと山ヤも岩ヤも沢ヤも山に沢山入って山慣れしてる方はトレランの道具を使えばかなり早く歩けるのでは?
と思いトレランもどきをたまにやります。 トレランと登山者の定義も分かりませんが・・・(笑)
また何処かの山で会える事を楽しみにしています!!! 空木岳かな?
布引山から山の神までは本当に苦労しました。 滑り台のような木の根! 急勾配の下りで縦方向に伸びるいくつもの根っこ。 雨の日の登山も今までありましたが
ここまで神経を使った下りは初めてでした。
修行のような登り、何も見えてくれない展望、嫌がらせのような下りいろいろとトラブルがあった山行でしたが無事に笊ヶ岳に登頂出来て、無事に下山出来た事が何よりです。 自分の感覚的には黒戸尾根よりも疲れました。
もうこの尾根には来ることは無いと思うがいい経験といい自信になった山行でした。
コメント
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こんばんは!
昨日は展望もなく辛い山だったけど
楽しく会話できて良かったです
また何処かで会えるかな〜?
お兄さんではなくおっさんですが
ヨロシクです!
あとブログ記事に勝手にリンク張っちゃったけど
都合悪かったら言って下さいな
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