奥多摩三山(三頭山・御前山・大岳山)
- GPS
- 11:34
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,457m
- 下り
- 2,782m
コースタイム
06:45 登山口
08:00 ツネ泣き坂
08:45 三頭山西峰(1524.5m)
09:04 三頭山中央峰(1531m)
09:06 三頭山東峰(1527.5m)
09:25 見晴らし小屋
09:45 鞘口峠
10:43 月夜見山(1147m)−11:00
11:10 月夜見第2駐車場
11:40 小河内峠
12:30 御前山(1405m)
13:07 クロノ尾山
13:20 鞘口山(1142m)
13:40 大ダワ【トイレあり】
13:55 鋸山(1109m)
14:55 大岳山(1266.5m)-15:30
15:43 大岳神社
16:45 長尾平
17:40 ケーブル滝本駅
18:00 御岳渓谷
18:12 御嶽駅
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 04:47 立川駅発 06:00 奥多摩駅着 西東京バス 06:05 奥多摩駅発(鴨沢西行き) 06:35 深山橋BS(560円) 【復路】 18:27 御嶽駅発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【深山橋BS→三頭山】 バスを下りて少し戻って深山橋を渡ります。 陣屋という古民家風のおそば屋さんの向かいに簡易トイレがあります。 その先の三頭橋を渡ると右側にムロクボ尾根の登山口があります。 杉の植林帯の中に登山道が築かれ、程なく尾根道に至ります。 道標は古いものが多く、文字が読み取れないものも見受けられます。 ヌカザス尾根と合流し、ツネ泣き坂から急登があり、鶴峠分岐を経て、三頭山西峰直下の合流点に至ります。 右が三頭山西峰に向かう丸太階段、左手に曲がると中央峰、真ん中が避難小屋方面です。 この十字路から檜原都民の森エリアになり、急に人通りが多くなります。 【三頭山山頂→鞘口峠】 西峰にはベンチが、中央峰の手前にはベンチとテーブルがあります。 東峰から少し進むと展望台があり、御前山や大岳山などが望めることになっていますが、樹林が邪魔をして見ることができません。 ここから鞘口峠まで下りになり、途中、見晴らし小屋から、御前山、大岳山が望めます。 鞘口峠の十字路を直進して里山の路を進んで御前山を目指します。 【鞘口峠→月夜見第2駐車場】 鞘口峠から登りに変わり、風張峠から、右手に奥多摩周遊道路を見降ろしながら進みますが、10分ほどで道路に出ます。 路肩に出て300mほど歩くと再び登山道に入る道標があり、さらに進むと月夜見山に到着します。 月夜見山は眺望がなく、ベンチが2つ設置してあります。 月夜見山から下って、再度、奥多摩周遊道路に出て、右手に進むと月夜見第2駐車場です。 【月夜見第2駐車場→御前山】 駐車場から幅の広い登山道を下り、まき道のある名もなき峰を3つほど登り下りします。 小河内峠の先から登りが少し急になって登り切ると御前山山頂です。 【御前山→大岳山】 御前山からクロノ尾山、鞘口山を経由して林道に出たところが大ダワで、トイレが設けられています。 大ダワからは大岳山へは鋸山を経由する道があり時計回りに回り込むように登ると鋸山山頂に至ります。 鋸山を下り、穏やかな登り下りの樹林帯を進み、大岳山手前でクサリ場や岩をよじ登り大岳山山頂に着きます。 【大岳山→長尾平】 大岳山山頂から露岩の急傾斜の下りがあり、さらに粘土質の滑りやすい登山道を下ると左手に大岳神社の古い建物が見えてきます。 鳥居をくぐり休業中の廃屋のような大岳山荘の右手側にトイレがあります。 御岳山方面へは、途中、3か所ほどクサリが、2か所ほど階段がそれぞれ設置してあります。 その先はゆるい登り下りの遊歩道のような登山道が、長尾平まで延びています。 【長尾平→JR御嶽駅】 長尾平から武蔵御嶽神社の脇を通り、参道、宿坊を抜け、ケーブル御岳山駅戸の分岐を右に進み、舗装された杉並木の参道を下ります。 参道の杉は約800本あり、1本1本に番号が記されたプレートが付いています。 麓の滝本駅には、滝本の大杉や神代銀杏があります。 バス通りをケーブル入口まで下り、正面の御岳渓谷に進んで多摩川に架かる神路橋を渡り、川沿いに左岸を進みます。 競技カヌーの練習場のクラブハウスに向かう階段を上り、国道に出て右手に進むとJR御岳駅です。 |
写真
感想
【計画】
先週は尾瀬ヶ原の湿原歩きでアップダウンが少なく、少し骨のある登りをしたかったので、奥多摩三山を歩く計画を立てました。
ちょうど前年の今頃、奥多摩三山は行ったものの、ちょっとしたアクシデントで御岳山からケーブルで下りました。
御岳渓谷を歩いてみたかったので、今回は御岳駅まできっちり歩く計画です。
出発点は小河内神社BSとしたかったのですが、麦山の浮橋が撤去されていたので、深山橋BSからになりました。
【コース概観】
最高到達点は1524.5mの三頭山西峰で、典型的な低山縦走で、累積標高も下りのほうがあります。
ただ、距離が長いので、計画どおり到達できるか心配でした。
幸い、陽が長い上、御岳山まで行けばケーブルやバスを使うことができますし、その前にエスケープする地点やルートが複数あります。
こまめに水分やエネルギーを補給することを怠らないよう心がけました。
【樹木】
奥多摩の好きなところは、杉の木にあります。
正確に言うと、杉の木の香りが好きです。
花粉症の方にとって杉の木は大敵なので、こんなことを言うと叱られそうです。
奥多摩には多くの杉の植林帯があります。
杉に限らず木の香りというのは、普段、経験できなくなっているので、その非日常的な事象を大切にしたいと思うのです。
奥秩父の原生林は、鬱蒼とした濃い樹木の香りがあって森全体が香りを放っている印象があり、その点、奥多摩の場合、部分的な感はあります。
枝打ちされた杉の枝の前で立ち止まって鼻をならしている姿はあまり格好のいいものではなく、どちらかというとちょっとおかしい人に映ると自分でも思います。
【譲り合い】
登山道ですれ違う時は道を譲り合うことが多くあり、お互い気持ちよく進みたいものです。
私は、道を譲られるより譲ることを心がけています。
登り優先の原則は承知していますが、登っているときでも、原則、譲ります。
お待たせするのは申し訳ありませんし、かといってペースを速めてすれ違うのはちょっとしんどい。
それと、相手をよく観察?するのはおもしろいものです。
涼しげな音色を奏でるクマよけの鈴を付けていたり、同じザックを背負っていたり・・・
今回は、お連れの方とお揃いの登山靴で色違いの方をお見かけしました。
こういったことをすれ違う際に声をかける材料にすることがあります。
にっこりほほ笑みながら受け答えしていただける方もいて、疲れを癒してくれます。
ヤマでの出会いは一期一会。
おそらく、もうお会いすることはない方から力をいただけるので、ロングコースでも元気に進むことができます。
【暦】
東京(東京都)
2013年6月29日(土)
日の出 4:28
日南中時 11:44
日の入り 19:01
月の出 22:57
月南中時 4:30
月の入り 10:44
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
コメント
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LArcさん、こんばんわ
一度歩いてみたいルートです。
この時期は白系のお花が多いようですね
写真の所々に写っているスギ林がなんとなく涼しげに見えます
森林浴を楽しむロングコース、たくさんの綺麗な写真ありがとうございます
kiyoponさん、いつもコメントありがとうございます。
白いお花は可憐で美しさが際立ちます。
今回はその美しさにも元気づけられ、ロングコースを踏破することができました。
思えば、今年の3月にkiyoponさんと高尾でお目にかかって以来、お花に目を向けるようになりました。
花の名前も少しずつですが、覚えられるようになりました。
そうそう、kiyoponさん、7/3はヤマレコ登録1周年記念ですね。
おめでとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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