塔ノ岳:ヤビツ峠から表尾根を往復、小刻みアップ&ダウンに半袖隊長、油断大敵!
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,397m
コースタイム
往路所要:4時間27分(休憩45分)
山頂滞在:1時間08分
復路所要:3時間30分(休憩22分)
【往路】ヤビツ峠駐車場07:25⇒富士見橋07:44⇒登山道入り口(表尾根1番)07:47⇒水沢林道横断07:55⇒08:43二ノ塔09:02⇒戸川分岐(表尾根5番)09:16⇒三ノ塔09:18⇒最低鞍部09:35⇒09:44烏尾山09:52⇒行者岳10:10⇒政次郎の頭10:29⇒10:57新大日11:15⇒木ノ又小屋11:27⇒11:52塔ノ岳13:00
【復路】塔ノ岳13:00⇒木ノ又小屋13:18⇒新大日13:30⇒政次郎の頭13:48⇒行者岳14:05⇒14:20烏尾山14:32⇒最低鞍部14:45⇒三ノ塔15:00⇒二ノ塔15:14⇒水沢林道横断15:43⇒登山道入り口15:49⇒15:55護摩屋敷の湧水16:05⇒16:30ヤビツ峠駐車場
天候 | 曇り一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
飛行機
⇒ヤビツ峠駐車場:15台程度駐車可能 午前7時の到着時点で先行車は5台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況:全般的に雨後の濡れた露岩や木の根っこが滑りやすい。 ★危険箇所:三ノ塔〜烏尾山の間のコルの岩場・鎖場 政次郎の頭と新大日の間の鎖場 ■登山ポスト:ヤビツ峠駐車場に設置されていた記憶がありますが、提出し漏れました。 △温泉:立ち寄らず。 ▲食事:立ち寄らず。 ◇半袖驚かれ指数:(⇒機能停止中) ◆半袖出会い指数:(⇒機能停止中) ○今日のスマホ万歩計:31,606歩(うち、山行に要したのは30千歩程度と推計) (但し、個人的には、歩数データの信憑性は乏しいと感じています。) |
写真
感想
回数券の呪縛からようやく脱したこの週末(⇒結果として未消化1枚)、日曜は日帰りの群馬遠征を予定していたので、「土曜は丹沢(塔⇒鍋⇒若竹)にでも行ってくるか!」と思っておりました。
が、このところ(=5ヶ月間ですが)すっかり山とは無縁の読書三昧の週末を過ごし、隠遁生活に片足を突っ込んでいた山ガール・大竹しのぶ隊員(もちろん仮称ですが、その理由はご自由に邪推願いますm(__)m)にご出馬願えることになり、オマケにクルマもご提供頂けたことから、ヤビツ峠から表尾根を辿って塔ノ岳まで往復することになりました。
拙者は始発電車で集合場所に向かい合流し、国道246号線を経て、ヤビツ峠への坂道を上がるに連れて次第に霧が漂い始めます。上がれば上がるほど濃くなり、所に拠っては視界10mほどで、何やら暗雲が垂れこみ始めます。ヤビツ峠駐車場に到着した7時過ぎの先行車はわずか5台程度・・・「くそ暑い8月、それも雨が降るかもしれない曇天の日に、わざわざ表尾根を登らないよねぇ・・・」と宣言されているようでした。
後になって分かったことですが、表尾根を登るなら菩提峠駐車場まで進んだ(=上がった)方が、その後の行程が楽なのですね。我が隊は加奈中バスの終点であるヤビツ峠の印象が強くて駐車しましたが、結果として、片道1.4km/往復2.8kmほど余計に歩く結果となりました。もっとも、比較的平坦な舗装路ですので、疲労度にはあまり影響はありません。なお、大山に登るならヤビツ峠での駐車が正解です。
前置きが長くなり過ぎましたが、表尾根を歩くのは2007年10月7日以来で実に6年ぶり。その時は‥斃砲紡膸海鬟丱皇笋ら登ってヤビツ峠に下り日曜にヤビツ峠から表尾根を登って大倉尾根を下りました。「表尾根はアップ&ダウンがきつかったな」「大倉尾根の下りの花立小屋付近で膝の裏が攣って辛かったな」なんてことを思い出しながら、三ノ塔から烏尾山への大下りからの登り返しや、行者岳や政次郎の頭付近での鎖場や小刻みなアップ&ダウンを懐かしみながら歩きました。前回は三ノ塔から烏尾山を見て、どこから烏尾山に道が通じているかなぁ・・・なんて呑気なことを考えながら歩いていたら、いつの間にかその烏尾山に着いてしまい\(◎o◎)/!ビックリなんてことも。
一方でほぼ半年ぶりの山行となったしのぶ隊員は相当にきつかったようでして、二ノ塔辺りから次第に遅れ気味となりましたが、三ノ塔・新大日での小休憩と凍らせた梅ジュースを摂取して復活。逆にゆっくりと歩いた分だけ足許の山野草に目が行き届き、拙者単独では気付かずに通り過ぎてしまうような花の存在を教えて頂きました。名前も教えて頂いたのですが・・・時間が経つに連れて、やはり「君の名は?」状態になってしまいました。
途中、政次郎の頭付近で一時雨脚が強まりましたが、5分もしないうちに小降りになり、やがて完全に上がって、その後は時折小雨がぱらつくも、基本は霧雨模様となりました。こんな天気だからなのか、山頂に集うハイカーの数も少ないように感じました。もちろん富士山は見えず、丹沢山も蛭ヶ岳も見えず・・・でしたが、せっかく苦労して登って来た頂上なので、1時間余も長居しました。
下山時も、下ったり上ったりに加えて、雨や霧のため露石や木の根っこが滑るわ、滑るわ・・・で歩き難いことこの上なしでしたが、なんとか「すってんころりん」は一度だけに抑え、時間はかかりましたが、怪我なく無事に下りることが出来ました。
「登りに4時間半+頂上で1時間+下りに3時間半=合計9時間」と日帰りにしては比較的長時間の山行となり、正直申し上げて「疲れました」。標高グラフ機能で見ると「累積標高差は約1270m、歩行距離は約14.8km」であり、大倉尾根を往復するのと大差はないのですが、身体の疲労度も頭の中の疲労度も2〜3倍は要したような気がします。「表尾根を往復するのは今回限り!」で、次回からは「表尾根を登ったら大倉尾根を下るか、遠回りしても鍋割山経由で下ろう!」と固く心に誓いました。
霧雨の中を汗だくになって歩いたので、温泉に寄りたかったのですが、時間の都合上カット!また帰りは愛甲石田駅から小田急に乗ったのですが、未だクルマを運転中のしのぶ隊員のことを考えるとビールを飲むのが憚られ、また、さすがに車中ビールを出来る区間ではなく、最近にしては例外的ながら、ビール寝た、いやビール・ネタのないレコとなりましたこと、深くお詫び申し上げますm(__)m
★おまけ【しのぶ隊員の感想】
今季初ワンゲルで、昨日・今日と筋肉痛で足は棒のようです。
トレーニングを怠ってはいけませんね〜。
写真は霧の雰囲気がとても素敵でしたね。
本当にお花がたくさんで、癒されました!
ヒルは見たけど、襲撃されずに済んでヤレヤレでした。
でも、10cm位の長さで鎌首を持ち上げて、攻撃してくる格好をしていました。
見ただけでも気持ちの悪いものですね。
帰りは温泉で汗を流さないと今の時期は辛いものが有りますね。
表尾根往復、お疲れ様でした。
今回のチノパンの濡れ具合はいかがでしたか。
霧雨状態では湿度UPで大変だったのでは。
しかし、
表尾根といえば、私が初めて鎖場を体験したところ
でした。
暴風に近い悪天のなか、塔の岳に用があって強行した
のですが、鎖場でこれどうやって降りるんだと一人途方に暮れていた
のを思い出しました。
yamabeeryuさん、おはようございます!
半袖隊長のビールから塔ノ岳なレコ、どきどきしながら
拝見しました。
さすが、大きなお山は、切れ落ちたり、ガレたり、
鎖があったり、滑りそうになったり、滑りそうに…
霧雨の中のハードな山歩き、蒸し暑そうですね。
半袖隊長のチノパンの汗、マジノ線突破でしょうか…w
綺麗な山百合のお写真、ありがとうございます〜!
他にも綺麗なお花がいっぱい〜素敵ですね^^w
君の名は…
40はシモツケソウ
41はミヤマオダマキ
43はホソバヒナウスユキソウ
44はウツボグサ
でしょうか…。
他のお花は、別の角度からも見ないと自信がないです。
花はどんな名前であっても美しいので、名前が間違って
いても、ご容赦くださいねw
しかし、カマ首をもたげて、「いきまっせー」ポーズの蛭
想像しただけでも、ガクブル…怖いですね><;
おつかれさまでした〜^^w
yamabeeryuさん、こんにちは。
この時期は表尾根も綺麗な花が沢山咲いているのですね!! あまり夢中になっているとヒルの餌食になってしまうのでしょうか?
私は菩提峠からの塔ノ岳ピストンしか知らないのですが、帰りの烏尾山から三ノ塔への登り返しがきつくてきつくて。
ヤビツ峠に着いた時にビールが飲めたら、どんなに美味しかったことか〜!
心中お察し致しますとともに、次回の爽快生ビールレポをお待ち致しております。
半袖
塔ノ岳にいらっしゃった時間から推測しますと我々と
遭遇していたようですね。
いやぁ〜、お会いしたかったですね。残念です、、、
それはそれとしまして丹沢登山で食堂若竹もない、
ビールもないというのはなかなか寂しいですね。
次回の丹沢山行記録に期待します
今週は、隊長のレコがないなぁと思っていたら、丹沢にいつの間にか乗っていました。
今朝(深夜)のアップですね。
フォロー機能があっても、見たのが昨日(きのう)では意味ないですね。
今回限りの
http://www.youtube.com/watch?v=CbxjJoOmzrY
半袖隊長ファンクラブ
渋描き隊長
一号隊員が休養中で
隊長の窮地を救うべく救世主が現れましたね
しばし迷、いや名コンビが続くのでしょうか
それにしても
君の名はkisaragiさんが教えてくれましたね
補足しますと45は雄蕊の下の方まで斑点があるように見えるのでヤマホトトギスかと思います。斑点が無ければヤマジノホトトギスです。また、花弁が平ならヤマジノホトトギスで反り返り下を向くくらいならヤマホホトギスです。
この個体はどっちにもとれそうな感じですねぇ〜。
これだから君の名は(花の名は)難しいです
まぁホトトギスという名を覚えておけば良いのでは
42は推察通りホタルブクロの白色です。紫だけでなく白も多いですよ。
39は実はヘビイチゴに似てますが葉っぱが違うように見えるので自信無いです
次回は
まさに「元気掃除機」ですな。
元気を綺麗に吸い取ってくれます(
今回も、7月の北海道遠征に備えて仕入れたアシックス・パンツに加え、ユニクロのドライ・ヒンヤリ下着まで着用して万全の態勢で臨んだため、マジノ線の攻防には至らず
ご期待に沿えず
そうです・・・
クルマ出勤は便利なのですが・・・最後の最後で我慢が必要に・・・
その分、帰宅してから
million達人への返コメにも記したように、今回はチノパンではなかったのですよ
しのぶ隊員が、マジノ線を突破しデリ・ゾーンへ侵攻した汗を見て
花の名前を教えて頂き有難うございます
そう言えば、歩きながら、しのぶ隊員が、そんな名前を言ってたな・・・と今頃になって思い出しました
表尾根を往復するのに、ヤビツ峠からでも、菩提峠からでも、標高差では大差ありませんねぇ
少〜しだけ(3km弱)、歩行距離が延びますけど
でも、なぜですかねぇ・・・累積標高差や累積距離を比べても、大倉尾根往復とあまり変わりはないのに、所要時間も疲労度も倍増する感じです
拙者も嫁様のようにノン・アルを持ってにっこり・・・しても似合いませんね
観念して、次回は
もしかして、塔ノ岳山頂で、顔を遇わせていたかもしれませんねぇ
でも、もし顔を遇わせていたら、naveさんなら直ぐに拙者だとお分かりになったはず
「(福山雅治+木村拓哉+向井理)÷3」に似た人物を見掛けませんでしたか?
・・・でも、拙い!!
若竹の大将と女将にメンツが割れてるので・・・口止めに通わなくては
おっつかれさまです
回数券1枚残し、隊長としては断腸の思いでしたねぇ
ヒルをものともしないあたり流石
ワタクシはヒル指数を知ってからビビッて近づかないようにしております。
さぞ苦行だったことお察しします
今回は 丹沢系だったのですね。
隊長も あちこちと楽しんでおりますねー^^
私は "ヒル"の体験はないのですが、
虫(アブ・ブヨ・蜂等)と ヒルを比較すると
どちらが やっかいなのでしょう?
いぁいぁ、やっぱ どっちも面倒ですよねw
・虫対策
・ヒル対策
で、気にかけてるいる事があれば
教えてくださいね^^ノ
暑い丹沢歩き、お疲れ様です。HNの三点セットのうち2点
メンバーに他一名とあるので、すわ、1号隊員さんもう回復?と思いましたが、別の隊員さんとの山行でしたか。1号隊員さんのお具合はいかがですか?小生は表尾根のようにアップダウンを繰り返し、長引いてます
ところで、今回のタイトル、一見ひねりは入っていないようで、up-downでU-dan大敵ですか。さりげなく練り込んで、サブリミナル効果効果を狙ってますか
でも、本当の油断大敵は山を下りてから?他の女性隊員との山行で、”ビール寝た”ネタとは、筆(いやキーボード)の滑り?1号隊員さんに睨まれませんか?
諸種事情あって
ヤビツ峠には小さな売店(国民宿舎丹沢ホームの出店)があるのですが、下山した時刻には閉まってました。
歩き始めた時刻にはシャッターが上がっていて、確か「缶ビールXX円」と書いてあったような・・・。
その代わり、「護摩屋敷の湧水」をしこたま飲んで来ました。
そう言えば、そこにかってあった富士見山荘で、大枚1000円?を払って「水を守る会」に入会したなぁ。
ヤマさんのテーマを聞きながら・・・
・一号隊員は依然としてギプスが取れずに通院中
・二号隊員は剱岳に遠征中
でございまして、今期に入って活動が鈍っていたしのぶ隊員にお出まし頂きました。
拙者の憧れの山
花の名前は難しくて・・・コロッと忘れてしまいます。
ナントカ・ナントカだろぅ?・・・で大体済ませちゃって
元気を吸い取る元気掃除機・・・ですか!
元気そう時期ではなく
累積標高差や累積歩行距離が変わらないのに、なぜ、
どなたか科学的な分析
今週末は休山日ですね
後ろから、ややヨレ気味に歩いていたしのぶ隊員が、何やら大声を出していたのですが、よく聞こえず、後で聞いてみたらヒルさんがいたとか
ただ、拙者は残念ながら(いや、幸せにも?)、ヒルには遭遇しませんでした。
複数の毛虫には遭遇しましたが・・・
ヒルを見ても、「ひるまん」ようにしよう
次回は
ヒルの大敵は「塩」。
ヤビツ峠の売店には、塩一袋(小さい袋です)が50円で売られてましたよ。
大倉バス停の案内所には、塩が無料で置いてあります。
ヒルはいくら踏んづけても再生してしまうど根性の持ち主でして、撃退するには
・塩漬けにするか、
・火あぶりの刑にするか
どちらかしかないそうです。
山用品店では「ヒル下がりのジョニー」なんて薬品が置いてありますが、塩水で十分なので、靴周りに散布してから山に入ると少しは効き目があるようです。
明るい文調からすると、肉離れの具合は
1号隊員の怪我は、徐々に徐々に、匍匐前進中と言ったところでしょうか?
先週日曜に再度レントゲンにて治り具合を調べたら、ギプスを外すには時期尚早との結果でして、「単なる捻挫や靭帯が伸びたのとは違うのよ!
今回のタイトル・・・ご指摘のようにう難産の結果でして、自分でも何が油断大敵なんだ?と思いながらでしたので、odaxさんの深読みを素直に「そうなんです
”
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する