三倉山〜裏那須連山を歩く
- GPS
- 03:40
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 769m
- 下り
- 192m
コースタイム
9:06 大峠
10:08 流石山
11:05 大倉山
11:40 三倉山
12:05 出発
14:04 大峠
14:44 駐車場所戻る
天候 | ガスのち晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*甲子トンネルを抜け、道の駅下郷を過ぎてまもなく左折し林道に入る。舗装路だが途中からは狭くなるので通行注意。最終的に未舗装で結構でこぼこの強い道路。 *大峠まではいにしえの峠道。平坦だが、泥濘や壊れた石畳がありやや歩きにくい。 *大峠からは一般登山道で危険個所なし。峠で森林限界を越えるので見通しの良い尾根道となる。結構アップダウンがある。最後の三倉山は見た目はかなりとがっているが、途中1回休憩ぐらいで登りきれる。残雪はない。 *花は大峠から流石山までの南斜面でコバイケイソウの大群落。ニッコウキスゲは芽のものが多数、来週か再来週がベストでしょう。地味ですが、ウサギギクも峠付近から目立った。ミヤマカラマツも多い。オノエラン2輪。朝日や栗駒で見るものと違ってすごく小さい。大倉山から三倉までは灌木の道となり、花は少なめ。 *本日の登山者は、数名の小パーティが3つ、15人規模のパーティ1つ。ソロが2名。三倉まで行かれたのは我々以外、ソロの方が2名か。 *GPSログが片道分しかでていない。往復14キロ、累積標高1000弱と思われる。 |
写真
感想
*北東北日本海側が晴れる予報だが、足は南に向いてしまう。気になる山が福島に幾つかあって、この裏那須もその一つ。昨年9月に下郷から三本槍を歩いたが、その時見た美しい稜線が忘れられない。天気は…晴れ間も出るでしょうと、前回の八幡平で雨慣れしちゃったので、ちょっと楽観的。
*朝4時半に家をでて、途中mokkedano氏と待ち合わせ、一台で那須に向う。甲子トンネルを抜け、林道をとことこ進み登山口に8時10分くらい。すでに5,6台の車と途中にマイクロバスが。それなりに人は歩いているようだ。那須や吾妻や安達太良のような全国区ではないが、関東ナンバーもちらほら。メイジャーな山に飽きた人には結構登られているのかもしれない。
*稜線は残念ながらガスで、那須連峰の大展望を楽しみにしていたのだが、足元の花を愛でつつ歩くことに。でも天気図からして、多少の青空はあるはずと穏やかな期待を持って歩を進める。のんびりした稜線である。アップダウンはあるが、ちょうどいいアクセント。大きな登り返しは最後の三倉山くらいで、ちょっときつめのハイキングコースという感じかな。
*大倉山を過ぎてから青空がひろがり始めた。左手(南側)が雲海でその奥にうっすらと男鹿山塊が見えている。いつか歩きたい山稜の一つだ。三倉の手前の小ピークを三倉本峰と思っていた。楽勝だねと思ったらガスがとれてその右肩に巨体が現れる。かなりの尖り具合。でも美しい三角錐で稜線歩きの最終目的地にふさわしい姿だ。
*山頂は誰もいない。振り向くと今日歩いた縦走路が全部見えた。その奥の那須連山も雲をまとっているが、朝日岳や三本槍のシルエットが映える。トンボが飛び始めて、ブユはもういない。今日は珍しく虫よけを使わなかった。昼食を終えたらポツポツと雨が降り出した。雷が鳴る前に帰ろうか。梅雨の一日に少しだけだけど、青空をありがとう。(爪も無事でした)
2週間ぶりにお会いするkiyoshiさん。いつもながら大人のシブさを漂わせていますが、今回も私が足を踏み入れたことのない山域をチョイスして下さいました。
昨年奥様と歩いた三本槍から眺めた裏那須連峰の雄姿がが忘れられず、是非私にも見せてあげたいとのこと。もちろん二つ返事で、有難くご一緒させていただくことにしました。
大峠で森林限界に飛び出した後は、咲き始めたニッコウキスゲやコバイケイソウに励まされながら流石山まで一登り。ここからは快適な稜線歩きとなり展望が期待されます。…が、残念ながらガスに包まれ足元や少し先が見えるだけ。
今回も心の目でしか展望を楽しむことができないのかと半ば諦めていましたが、大倉山に差し掛かるとガスが晴れて周囲の山を見渡すことができました。
ここから三倉山までは、今まで私が見たことのなかった裏那須や奥会津の山々を眺めながら気分良く歩きます。「やっぱり山はこうじゃなくっちゃね♪」と二人ともテンションアップ!
…と思いきや、そうは問屋が卸さない。三倉山で昼食後に下山を始めると大粒の雨が落ちてきました。急いで雨具を着込んで「今回も雨ですね(笑)」。kiyoshiさんも私の影響か次第に合羽が似合うようになってきました。
濡れ鼠になって車に戻りましたが、たくさんの花と少しの展望と含蓄のあるkiyoshiさんのお話で、今回もそれなりに楽しめた山行でした。
せっかく那須の地図もあることだし、いずれ展望を求めて再訪したいところです。
kiyoshiさん、mokkedanoさん、こんばんわ。
春から初夏へ移りゆく雪国の山、いいですね。
コバイケイソウ、やっぱり当たり年でしょうか。
私も立派なの見てきました
今年のスイカは甘いでしょうか
昨年9月16日にアラゲンさんとニアミスした山です。三倉の山頂で彼が幕営した箇所をチェックしてきました
あまり東北らしくない山ね 残雪がなくて虫がいないので、ちょっと盛夏の山風でしたよ
スイカは是非山形県尾花沢をご贔屓に
車に8時間近く載っていた一日でしたよ
kiyoshiさん , mokkedanoさん
会津の三倉山
森林限界越え静かな酔い山ですね
M印逢いましたね!オダマキ巻きも綺麗です
トンボも飛び始め歩き易くなりましたね
長〜い運転お疲れ様でした
遠路、お疲れ様でした〜途中からガスも晴れて良かったですね
私には馴染みの無い山域ですが、わかりやすいご説明で自分も歩いているような気分になりました。東北らしくないとのことですが、写真からは和賀山塊・真昼岳周辺と似ているな・・と思いながら拝見しましたよ
モッケさんの青の時代シリーズ、ポーズがきまってます
酔っぱらってないよ
快適な稜線歩きが楽しめる山でした。kazikaさんには会津の山なんだね。
私もここは下郷からの登りだから福島の山っていう感じです。稜線はあと1、2週間でニッコウキスゲの大草原になりそうな予感。
kazikaさんの「俺の蘭」ですけど、行きで見つけておいて帰りに写真撮りました。モッケさんから「あんな小さい花わずか1輪しか咲いてないのによく場所覚えてましたね」と驚かれました。このM的な白い花が好きなんですね
正義の味方、トンボ軍団頑張れ〜
ピカソの青の時代は4年くらい。モッケさんにもそれくらい雨山の修業期間が続くでしょうか。私は残りわずかなので、おつきあいはできません〜
1800mを越える山が連なる裏那須、朝日連峰以上の高度なのに、朝日の主稜線と違って、灌木が結構多く、草原は少ないんです。残雪もありません。おっしゃるとおり和賀や真昼に似ているかもしれませんね。同じ東北でも緯度の違いは大きいですね。秋にまた再訪したい山ではありますが。福島では、三岩から窓明の稜線、林道開通したら会津朝日など訪れてみたい山がたくさんあります。日帰りは結構大変ですが、秋田からだと厳しいですね〜
宮城って結構いい位置にあるかも
今週は日曜だけなんとか休めるのですが、お天気がね・・・
kamadamさんと同じで、写真から和賀山塊・真昼岳周辺に雰囲気が似ていると思いました
標高はこちらの方がだいぶ高いですから、スケールの感じ方の違いはあるんでしょうけど
mokkeさんは山形からだと近いですね。
それでも3時間ですか。
kiyoshiさん、爪お大事にしてくださいね
僕も2年くらいずーっと化膿して腫れていた次期がありました。
肉と爪の間に消毒液を浸した綿を詰めては取り替えていたらいつのまにか良くなりました。
爪は両端を伸ばして、真ん中だけ切っていました(今もそうですけど)。
僕は青い森の超有名な2山へ遠征してきましたよ
今週は何かとありまして、気が向いたらそのうちUPしようと思います。
mokkedanoさん、岩手リベンジではなかったんですね
私、オノエランちゃんはWだと思っていました〜
早稲田出身
36ってコメツツジじゃないですか?
そういえばまだ桃食べていません。
だてみらいが好きです
夏に、福島に行ったら4号線沿いの直売所で買ってこようと思います。
「何かと」が気になるところです
tooleさんの超有名2山も、一番遠い一番藪いコースを歩いたのでしょうかね
北東北は天気安定していたかな。こちらはやはり雷がちょっと気になりましたよ。真昼岳、なるほど似ているかも。登りだしが高いので、1880もある山を歩いている感じがしない、ちょっと不思議な山塊ですね。紅葉も見事でしょうね
爪のこと、今回は失敗しました。化膿する前に思い切って切るべきでしたね
kazikaさんの前の記録で、侃々諤々議論した末、私が負けてMにしました〜
コメツツジ、それです さすが、お花の新プリンセス
私はこの手のちっちゃいの苦手なのね、老眼なので
(謹んで直しておくから、あとはSpringさんに任せたよ〜)
桃はまだ早いよ〜でもこの世で一番美味しい果物ね 柿も好きだけど
焼額山のレコ、拝見いたしました。
そちらも立派なコバイケイソウも大変立派なものでしたね。
色といい形といい、何だか癒される花です
山形のスイカ、見かけたらどうぞ宜しくお願いします。
味はkiyoshiさんのお墨付きですので
地元にお邪魔しました。
今回も許可を頂いてなかったので、ちょっと雨模様でしたが
次回は事前にお断りを入れますので、展望を楽しむ許可証をお願いしますね
それにしてもトンボの威力は絶大ですね。あんなにいた五月蝿い虫が綺麗にいなくなってしまいました。
私もトンボの大ファンです
ポーズ決まってましたか
カメラマンの腕も必要ですが、何よりもモデルが良くないと
kiyoshiさんのレコを改めて読むと、ご一緒したはずなのに違った視点で復習することができます。不思議です
良い思い出のアルバムになってますよ
そう言えば最近はkamadamさんのレコ、拝見していませんね。
首をキリンのように長くしてお待ちしてます
裏那須は和賀や真昼と雰囲気が似ているのですか
とても良い山でしたので、そう言われると益々和賀に行かなくてはならなくなりました。
ある意味、因縁の山となってしまいましたので
山的に考えると、山形は結構良い場所ですね。
近所に良い山がいくつかありますし、遠出もし易いです。
でも、秋田も同じように恵まれた所だと思いますよ。
実に羨ましいです
今回は岩手の再訪ではありませんでした。
行先を検討するkiyoshiさんの頭の中はナスで一杯でしたので
私も桃好きです。母の実家が米沢なので、お盆には福島に買いに行ってましたよ。
ちなみに祖父は急に桃が食べたくなって、原動機付自転車で栗子峠を越えて買ってきた猛者でした
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