唐松岳 〜横たわるライチョウに出会う〜
- GPS
- 06:45
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 942m
- 下り
- 925m
コースタイム
↓
9:20 八方池
↓
10:35 丸山ケルン
↓
11:35 唐松岳頂上山荘分岐
↓
11:50 唐松岳 [2696m](昼食)
12:35 出発
↓
12:50 唐松岳頂上山荘
↓
13:40 丸山ケルン
↓
15:15 八方池山荘
天候 | 登り…曇り(たまに晴れ) 下り…曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方アルペンライン有料駐車場(500円) 無料駐車場もたくさんあります。 http://www.happo-one.jp/green/access/parking.html 【八方池山荘まで】 八方尾根ゴンドラリフト《アダム》、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドを乗り継いでいきます。往復2,600円。 http://www.hakuba-happo.or.jp/sightseeing/alpineline/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道】 たくさんの人が歩く八方池までの岩は、登山靴でピカピカに磨かれています。下山時に雨に降られて滑りやすくなっていました。 扇雪渓から丸山の先まで、数ヵ所の雪渓・雪田があります。軽アイゼンを携行しましたが使用しませんでした。雪質は柔らかいです。 【トイレ】 ・八方池山荘の隣 ・八方山と第二ケルンの間 ・唐松岳頂上山荘 |
写真
感想
土曜日は仕事のため、日曜日のみの山行を計画。候補は巻機山、八ヶ岳、唐松岳。
「今度登る立山を見に行こう!」ってことで唐松岳に決定。
北アルプス入門の山として紹介されることの多い唐松岳。栃木からは250kmの移動になるので、出来れば山で1泊して五竜岳まで縦走したいところだけど、今回は日帰り。
ゴンドラの営業時間が8時からなので、登山としては遅いスタートとなる。だからといって八方池山荘まで登るのもね…。
8時半、八方池山荘前。
たくさんの登山客で賑わう。八方池で戻るという初老の夫婦、トレラン仕様で颯爽と走っていく若者など客層はさまざま。
目指す山頂方面は雲に覆われて見えない。だが空は暗くないので、希望を捨てずに前へ進む。八方池に着いても雲は白馬三山を隠したまま。八方池に逆さに映る白馬岳を見てみたかったが、残念ながら叶わなかった。
雪渓をいくつか越えることになるが、雪渓上を歩くときに限って太陽が強烈に照らしつけてくれる。まるでもう一つの太陽が足元にあるかのような照り返し。サングラスを持ってこなかったのは失敗だった…。
標高2500m。
雲が切れて、不帰キレットが姿を現す。その険峻な峰は、三大キレットに数えられるにふさわしい。去年の8月、雨と風のために不帰キレットを断念して白馬鑓に下ったが、それが正解だったと改めて思った。
標高2600m。
山頂は目の前にあるはずだが雲に覆われて見えない。
11時50分。
いかにもライチョウが生息していそうなハイマツ帯を抜けて登頂!
北の白馬岳は雲に隠れて見えない。
南の五竜岳がガスの向こうに姿を現す。ごつごつした山肌は筋肉質の男性的な雰囲気を持っている。いつの日か唐松〜五竜〜鹿島槍〜爺と縦走してみたいものだ。
12時40分。
唐松岳頂上山荘でバッチを購入。内部はとても綺麗で、小屋番の方も親切。宿泊して夕日や朝日を楽しみたいが、次の日は仕事なので断念。下山開始。
下り始めて数分したところで、いました、ライチョウの雄が。しかも大きい。
なぜか登山道で横になっている。目と鼻の先に人間がいるのに動かないので、怪我してるのか、具合が悪いのかと心配していたら、バサっと立ち上がり、過去に見たことがない歩行速度でハイマツ帯に一直線。どうやら動くのが面倒だったらしい。お邪魔してすみませんでした。
その後、雪渓の下りで雨が降り出す。かなりの大雨になってしまい、写真撮影も出来なくなってしまった。この雨は、さっきのライチョウの怒りでは?
【次回の山行予定】
7月13日〜15日、立山か、甲斐駒・仙丈ヶ岳を計画。天気が良さそうな山域を選択するつもり。両方とも雨予報の場合は…どうすんべ?
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する