ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3160105
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
積丹・ニセコ・羊蹄山

ニセコ連峰ぼっち山行

2021年05月04日(火) ~ 2021年05月05日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:25
距離
22.8km
登り
1,920m
下り
1,937m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:30
休憩
1:26
合計
9:56
距離 16.7km 登り 1,500m 下り 1,055m
8:16
4
9:14
9:30
98
11:08
11:09
45
11:54
12:27
8
12:35
24
12:59
13:08
76
14:24
14:51
66
2日目
山行
4:00
休憩
0:12
合計
4:12
距離 6.1km 登り 436m 下り 884m
9:45
9:55
33
10:28
11
10:42
ゴール地点
シャクナゲ岳分岐に幕営し、空身でシャクナゲ岳をピストン。
天候 4日晴れ、5日曇り
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
チセヌプリの北側は夏道沿いを登るべし。安易なルート取りは山頂直下で藪地獄。
前泊の前菜は。モズク豆サラダ
2021年05月03日 20:21撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/3 20:21
前泊の前菜は。モズク豆サラダ
車中泊
2021年05月03日 21:10撮影 by  iPhone 11, Apple
5/3 21:10
車中泊
チセヌプリスキー場かた入山
2021年05月04日 06:01撮影
5/4 6:01
チセヌプリスキー場かた入山
1時間歩いて朝食タイム
2021年05月04日 07:15撮影
5/4 7:15
1時間歩いて朝食タイム
チセヌプリが見えたきた
2021年05月04日 07:29撮影
5/4 7:29
チセヌプリが見えたきた
2021年05月04日 07:31撮影
1
5/4 7:31
シャクナゲ岳が見えたきた
2021年05月04日 08:11撮影
2
5/4 8:11
シャクナゲ岳が見えたきた
シャクナゲ沼
2021年05月04日 08:27撮影
5/4 8:27
シャクナゲ沼
白樺岳方面
2021年05月04日 08:35撮影
5/4 8:35
白樺岳方面
単独ボーダーとすれ違い、シャクナゲ岳方面を振り返る。彼は、道道66号(ニセコパノラマライン)から入山したとのこと。
2021年05月04日 08:49撮影
5/4 8:49
単独ボーダーとすれ違い、シャクナゲ岳方面を振り返る。彼は、道道66号(ニセコパノラマライン)から入山したとのこと。
白樺岳がまでもう少し。
2021年05月04日 09:07撮影
1
5/4 9:07
白樺岳がまでもう少し。
白樺岳直下
2021年05月04日 09:17撮影
5/4 9:17
白樺岳直下
目国内岳はまだ遠い
2021年05月04日 09:29撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/4 9:29
目国内岳はまだ遠い
新見峠に一泊装備をデポして目国内岳ピストン。
2021年05月04日 10:01撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/4 10:01
新見峠に一泊装備をデポして目国内岳ピストン。
前目国内岳の下
2021年05月04日 10:29撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 10:29
前目国内岳の下
前目国内岳は山腹をトラバース
2021年05月04日 10:40撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 10:40
前目国内岳は山腹をトラバース
目国内岳は、道道66号(ニセコパノラマライン)から入山した多くのパーティで賑わっていた。
2021年05月04日 10:45撮影 by  iPhone 11, Apple
2
5/4 10:45
目国内岳は、道道66号(ニセコパノラマライン)から入山した多くのパーティで賑わっていた。
2021年05月04日 11:36撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 11:36
目国内岳までもう少し
2021年05月04日 11:49撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 11:49
目国内岳までもう少し
ピーク直下
2021年05月04日 11:57撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 11:57
ピーク直下
羊蹄山方面をのぞむ
2021年05月04日 12:03撮影 by  iPhone 11, Apple
3
5/4 12:03
羊蹄山方面をのぞむ
ピークゲットその1
2
ピークゲットその1
ピークゲットその2
2021年05月04日 12:05撮影 by  iPhone 11, Apple
2
5/4 12:05
ピークゲットその2
下りは、前目国内岳を登る。
2021年05月04日 12:58撮影 by  iPhone 11, Apple
5/4 12:58
下りは、前目国内岳を登る。
シャクナゲ岳ピークから目国内岳をのぞむ
2021年05月04日 16:53撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/4 16:53
シャクナゲ岳ピークから目国内岳をのぞむ
チセヌプリ
2021年05月04日 16:59撮影 by  iPhone 11, Apple
3
5/4 16:59
チセヌプリ
シャクナゲ岳下に鎮座する岩のそばに幕営
2021年05月04日 17:06撮影 by  iPhone 11, Apple
2
5/4 17:06
シャクナゲ岳下に鎮座する岩のそばに幕営
秀岳荘北大店リニューアルオープンでいただいフリーズドライのおかず。うまし。
2021年05月04日 19:27撮影 by  iPhone 11, Apple
2
5/4 19:27
秀岳荘北大店リニューアルオープンでいただいフリーズドライのおかず。うまし。
幕営のお伴
2021年05月04日 20:02撮影 by  iPhone 11, Apple
1
5/4 20:02
幕営のお伴
二日目の朝
2021年05月05日 06:24撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 6:24
二日目の朝
チセヌプリ 何も考えず、というか雪をつないで容易にピークを踏めると考え、猪突猛進。
2021年05月05日 06:47撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 6:47
チセヌプリ 何も考えず、というか雪をつないで容易にピークを踏めると考え、猪突猛進。
チセに上がる前に見た長沼
2021年05月05日 06:47撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 6:47
チセに上がる前に見た長沼
猪突猛進した結果、山頂手前で藪地獄。
2021年05月05日 08:40撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 8:40
猪突猛進した結果、山頂手前で藪地獄。
何とか踏んだチセピーク
2021年05月05日 09:52撮影 by  iPhone 11, Apple
5/5 9:52
何とか踏んだチセピーク
疲れ切った心身に下り坂の天気、そして黒いニトを見て心が折れて、下山。
2021年05月05日 09:59撮影 by  iPhone 11, Apple
2
5/5 9:59
疲れ切った心身に下り坂の天気、そして黒いニトを見て心が折れて、下山。
撮影機器:

感想

26年前の正月に岩内岳からイワオヌオプリまでの縦走山行を組み、岩内岳と目国内岳のコルで悪天に襲われ、恐怖の一夜を送った。テントの中でコッヘルにキジを打ったのは、後にも先にもこの時だけ。天気が良い初日のうちに目国内岳を越えていればよかったものを、岩内岳南西斜面でスキーに興じ、風の通り道となっていたコルに天幕を守る壁を作らずに幕営してしまった。私の山行活動の3大悲惨山行の一つとなった。若かりし頃の失敗山行。
あの時のメンバーだった師匠たちは、16年前の3月にリベンジを果たしていたが、私はいつかリベンジと思いながら令和の時代を迎えてしまった。
今GWは日高の国境稜線歩きがしたく、林道アプローチを調べながら、連休前の偵察山行も行いながら、一人悶々と考える日々。
雪解けが早く、日ごとに変わる天気に悩ましい思いをしながらも、連休前半は日高の国境稜線歩き、後半はニセコ連峰縦走に決めた。気の置けない山仲間と歩きたかったが、残念ながら今年もぼっち山行。なので、26年前のリベンジに向けた偵察を兼ねたニセコ連峰周遊山行となった。前半の日高の国境稜線歩きは、アプローチ敗退し、消化不良吟味だったので、ニセコ周遊に対する期待は高まるばかり。
初日は天気に恵まれ、青空の下、春山ジョイ。計画以上に歩くことができたし、スキーも楽しめた。
夜のテントでは、心地よい疲労感の中、シングルモルトと芋焼酎でほろ酔い気分。ろうそくの灯りを見つめながら、翌日の計画完遂を想うのだった。
天気は下り坂でお昼から雨の予報だったが、テントを出ると雲は高く山は顔を出し、悪くない。天は我に味方している。と思ったのもつかの間、チセヌプリのルート取りが誤算だった。1000mを越えて、ピークまでもう少しというところで、雪が消え、藪地獄。最初はスキーをはきながら強引に藪を突き進むも無理があり、シートラ移行。当然のようにスキーが藪に引っ掛かりまくって七転八倒。一度は藪の中からの無念の下山を決した。
下山途中に夏道をシートラできないものかと考え、夏道方面にトラバーユ。夏道に出てから再度のシートラ。夏道はやがて雪に消え、判然としなくなり、七転八倒の再来を思わせるような状況になってしまった。今度こそ下山だとばかりにシールをはずして、滑走下山。その5分後に見えたのは、夏道の10m右側に山頂まで続く真っ白な雪の斜面だった。オー・マイ・ゴッド!最初からここを登れば、こんなに苦しむことがなかったのに・・・。
再びシールを装着して、山頂を目指すも、藪の中での格闘は、思っていた以上に身体にダメージを与えていたようで、息も絶え絶え。
何とかチセのピークは踏んだものの、ニトに向かう気力は消えかけていた。
それでも、ニト方面に歩みを進めたが、ニトとパノラマラインが見える所まで来ると爆風攻撃。そして、黒いニトの頭が見えた。心はすっかり折れてしまった。もういいや、下りよう。
チセヌプリスキー場方面への南斜面を滑走。初めて滑ったこの斜面、楽しかった。厳冬期の新雪時は、雪崩がこわいかな。
駐車場に着いて、コテコテに疲れている自分を感じた。がしかし、達成感や充実感はなく、今山行も何か消化不良。
収穫は、岩内岳からイワオヌプリまでの単独縦走の可能性を確認できたこと。天気次第だけど。
次のリベンジは、だれか一緒に歩いてくれないかな。天気の良い、もう少し雪のあるときにでも。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:513人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら