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記録ID: 316943
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲信越

荒沢岳蛇子沢左岸尾根

2013年05月03日(金) ~ 2013年05月04日(土)
 - 拍手
Downpour その他1人
GPS
29:40
距離
10.2km
登り
1,242m
下り
1,234m

コースタイム

5 / 3
白銀の湯駐車場 10:13
蛇子沢左岸尾根取付 10:23
1000m 11:00
1150m幕営地 12:15
5 / 4
1150m幕営地 05:05
P1256m 05:29
P1649m 07:30
1640m鞍部 07:35 〜 08:00
P1853m 08:50
JP1910m 09:12 〜 09:25
荒沢岳1968.7m 09:45 〜 10:00
JP1910m 10:15 〜 10:25
1640m鞍部 11:13 〜 11:25
P1649m 11:30
1150m幕営地 14:00 〜 15:00
白銀の湯駐車場 15:53
天候 前夜より降り続く雨は朝になっても降り止まない。これまでのところ、小雨の中出発し夜通し雨に降られた昨年と状況変わらず、白銀の湯の駐車場に停めた車の中でフテ寝を決める。
九時過ぎてようやく雨があがり出発。翌日稜線で一時ガスにまかれるも、以降の天候は安定。
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
銀山平、車道のどんずまり。
1
銀山平、車道のどんずまり。
銀山平、雪にのる。
1
銀山平、雪にのる。
蛇子沢左岸尾根末端。
あまり回り込むと傾斜のきつい樹林帯に突っ込む事になるため、銀山平の中程に立つ建物の裏側から小さな沢に取付く。
2
蛇子沢左岸尾根末端。
あまり回り込むと傾斜のきつい樹林帯に突っ込む事になるため、銀山平の中程に立つ建物の裏側から小さな沢に取付く。
樹林の薄いところをたどる。
900mを越すと尾根らしくなる。振り返れば銀山平はまだすぐ後ろ。
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樹林の薄いところをたどる。
900mを越すと尾根らしくなる。振り返れば銀山平はまだすぐ後ろ。
950m付近。
昨年に比べ雪はやや多いようだが、連日の雨で雪の状態はすこぶる悪い。
950m付近。
昨年に比べ雪はやや多いようだが、連日の雨で雪の状態はすこぶる悪い。
950m付近で振り返る。
950m付近で振り返る。
1000mで石抱橋からの尾根と合流する。
こちらから5人登ってきた。
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1000mで石抱橋からの尾根と合流する。
こちらから5人登ってきた。
P1029mを振り返る。
P1029mを振り返る。
1100mを過ぎて振り返るトレース。
今年は尾根上に亀裂は少ない。
1100mを過ぎて振り返るトレース。
今年は尾根上に亀裂は少ない。
昨年と同じく1150mにて天幕設営。
前回は小雨の中歩き始めこの地点にたどり着く。雨やまず夜半には風雨が激しくなった。上部を一度も確認出来ないことから、撤収を決めた地点。
昨年と同じく1150mにて天幕設営。
前回は小雨の中歩き始めこの地点にたどり着く。雨やまず夜半には風雨が激しくなった。上部を一度も確認出来ないことから、撤収を決めた地点。
明日たどる荒沢岳ピークにいたる稜線。
昨年とうってかわり上部が良く観察出来る。
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明日たどる荒沢岳ピークにいたる稜線。
昨年とうってかわり上部が良く観察出来る。
浅草岳方面の夕陽。
浅草岳方面の夕陽。
日が暮れる幕営地。
日が暮れる幕営地。
午前4時、月明かりの荒沢岳ピーク。
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午前4時、月明かりの荒沢岳ピーク。
午前5時。
午前5時5分。頂上を目指す。
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午前5時5分。頂上を目指す。
1150mの幕営地。
P1256m。
雪と薮のミックス。
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P1256m。
雪と薮のミックス。
P1256m。
薮から見上げる頂上稜線。
P1256m。
薮から見上げる頂上稜線。
ツァッケが薮にからみ難儀。
ツァッケが薮にからみ難儀。
低い灌木はますますたちが悪い。
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低い灌木はますますたちが悪い。
高木の下の薮はややうすいため、薮漕ぎも一時楽になる。
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高木の下の薮はややうすいため、薮漕ぎも一時楽になる。
ひたすら尾根通し、徐々に傾斜が増す。
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ひたすら尾根通し、徐々に傾斜が増す。
1450m付近。
右の雪田に。急でも薮を行くよりはるかにまし。
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1450m付近。
右の雪田に。急でも薮を行くよりはるかにまし。
蛇子沢左岸尾根を振り返る。
蛇子沢左岸尾根を振り返る。
傾斜も増し、ますます難儀な薮。
傾斜も増し、ますます難儀な薮。
薮から雪、雪から薮の繰り返し。
薮から雪、雪から薮の繰り返し。
1550m付近。
尾根から落ちる沢に向かってトラバース。
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1550m付近。
尾根から落ちる沢に向かってトラバース。
雪の詰まった沢から尾根に戻る。
急ではあるがこの時間はまだ安定した雪面なので。グングン高度をかせぐ。
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雪の詰まった沢から尾根に戻る。
急ではあるがこの時間はまだ安定した雪面なので。グングン高度をかせぐ。
左の斜面から尾根に抜けてきた。
後方に銀山平が良く見える。
左の斜面から尾根に抜けてきた。
後方に銀山平が良く見える。
1640mの鞍部から見上げる上部。
5人組はこの地点で一泊。
1150mからこの間、天幕を張るのはかなり厳しいのでは。
1640mの鞍部から見上げる上部。
5人組はこの地点で一泊。
1150mからこの間、天幕を張るのはかなり厳しいのでは。
蛇子沢から吹き上げる風が直接あたる。
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蛇子沢から吹き上げる風が直接あたる。
ルート上この辺りの庇が一番大きい。
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ルート上この辺りの庇が一番大きい。
寒気厳しい頂上稜線。
寒気厳しい頂上稜線。
荒沢岳がいよいよ近づいた。
荒沢岳がいよいよ近づいた。
越後駒ヶ岳をバックにやってくる雨男仲間くん。
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越後駒ヶ岳をバックにやってくる雨男仲間くん。
JP1910mは目の前。
JP1910mからいよいよ最後の登り。
JP1910mからいよいよ最後の登り。
荒沢岳頂上。
頂上から見おろす蛇子沢左岸尾根。
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頂上から見おろす蛇子沢左岸尾根。
前阿魴侏海垢訥名錺襦璽箸鮓おろす。
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前阿魴侏海垢訥名錺襦璽箸鮓おろす。
下山ルートと、中ノ岳から越後駒ヶ岳への稜線。
下山ルートと、中ノ岳から越後駒ヶ岳への稜線。
灰の又から兎岳につながる縦走路。
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灰の又から兎岳につながる縦走路。
きっと豪快に崩れ落ちるのだろう。
居合わせたくない。
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きっと豪快に崩れ落ちるのだろう。
居合わせたくない。
P1649mからの下り。
雪が腐り悪くなってきた。
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P1649mからの下り。
雪が腐り悪くなってきた。
P1649mを振り返る。
P1649mを振り返る。
左岸尾根には風があたらない、暑い。雪の状態悪化の一途。
左岸尾根には風があたらない、暑い。雪の状態悪化の一途。
とにかく下る。
木に積もった雪が融け落ち、首筋から入る。
ずぶ練れ。
木に積もった雪が融け落ち、首筋から入る。
ずぶ練れ。
まれに鉈目も見えるが、適当にけんとうをつけとにかく下る。ルートを外す事数回。
しかし下れる所がルート。見極め。
まれに鉈目も見えるが、適当にけんとうをつけとにかく下る。ルートを外す事数回。
しかし下れる所がルート。見極め。
ひと仕事を終えて大休止。
ひと仕事を終えて大休止。
下りは早い。
意気揚々と銀山平へ引き上げる。
意気揚々と銀山平へ引き上げる。
たどったルートが見渡せる。
たどったルートが見渡せる。
もうなりふりなど構っていられない。
もうなりふりなど構っていられない。
3カット目と同じ箇所。
一日でずいぶん様子が変わった。
3カット目と同じ箇所。
一日でずいぶん様子が変わった。

感想

荒沢岳を意識するようになったのは、十年以上前に片貝ノ池を目指した時。
仕入沢からカヌーで奥只見湖に漕ぎ出し、30・40分も経過すると西穂稜線にやや似た目立つ山が見え始める。これがとても気になった。
それから10年程経過しやっと来てみれば雨に終始。元々雨男であるから織り込み済みではあるけれど、雪上に一晩中雨では流石にいやになる。
そして仕切り直しが今年5月3日。
出だしはやはり雨。
その後の経過は写真のとおり。
雨男コンビが珍しく好天を得た。

雪は昨年に比べ多かった、しかし連日の雨をたっぷり吸った雪の状態は悪く、翌日の好天で雪は陽を浴びますます悪い。五月上旬とは云え、標高の低い山はこんなもんであろう。
従って薮の露出は思いの外早いため、笹・シャクナゲの薮にはかなり手こずらされる。
目印の見当たらないルートは、スケールは小さいながらも自分でルートをつけて行く事の楽しさを見つける事が出来る。感覚を研ぎすませて歩いていただきたい。

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荒沢岳蛇子沢左岸尾根
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