【小さな分水嶺】のある笠取山
- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 780m
- 下り
- 725m
コースタイム
09:02 一休坂分岐 09:05
10:06 笠取小屋 10:20
10:43 雁峠(1780)(昼食)11:21
11:28 小さな分水嶺 11:35
12:01 笠取山(西)(1953) 12:18
12:3 笠取山(東)(1953) 12:40
13:09 水干 13:13
13:17 分岐 13:20
14:30 馬止 14:37
14:50 中島川橋
天候 | 晴れ時々曇り一瞬雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰路:中川橋14:52→→(タクシー)→15:38塩山15:59→三鷹 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・作場平・笠取小屋にバイオトイレあり ・笠取小屋の水場はしらべませんでした…休日は小屋が営業しているようです ・山頂の西→東のあいだがやや、岩場など手を使うところあり ほかは危険なところはありませんでした |
写真
感想
梅雨明けしちゃいまいたね〜
こんなに早く明けちゃっていいのかしらん??
分水嶺があるという「笠取山」。
会山行で計画されるまで 私の辞書にはなかった山の一つ。
が、「分水嶺」にはロマンがある!
非常にくすぐられるのだ。
今回の会山行は15名参加。
やっぱり、あなたも「分水嶺目当て?」などと勝手に仲間意識を持ちつつ、
登山口に到着すると、すでに車がずらり。
人気のほどが伺える。
登り始めると、大変整備され(なぜこんなところにまき道が?と思うほど)た、
とても広く、横並びでおしゃべりしながら歩けるようななだらかな道が続いた。
とにかく、水が豊富で、道の両脇に小川がせせらいでいたり、木の橋を何度も渡ったり、コケむした岩や古木がたくさんあったりと、水がテーマのような素敵な山だった。
本当は今回のルートは雁峠分岐を笠取山に向かう予定だったが、
雁峠がいいところだ という話を聞き、寄り道してもらった。
一日 のんびりしていても良さそうな、草原と涼風に包まれたところで、 燕山と笠取山の見事な草原の急坂を見上げ、尻セードしている自分を妄想し ニヤニヤしながらのんびりとお昼を食べた。
小さな分水嶺は小高いところにあり、地面も乾いていたので実際の「分水?」する瞬間は見ることができなかった。
…残念。
分水嶺を超えると 急登の笠取山山頂に向かう。
だいぶくだり、一気に直登するコースだ。
下山者が「右側のほうがまき道で楽ですよ〜」とアドバイスしてくれたが、
直登せよ との指令が下り、15人全員が直登。
最後が足元が狭いものの、危険な箇所はなく無事笠取山へ。
「あっという間」というのが印象(実際には2回くらい立ち休みをしているが…)。
いや〜、いいところでした。
お昼を食べた雁峠のベンチを見下ろし、大菩薩なんぞを眺めながらだいぶまったりとくつろいだ。
ところが、もう一つの山頂(東)に行くルートは様子が一変。
岩場あり、おおきな段差有り で木や岩をつかみながら進む「おしゃべりに夢中で前の人に突進しちゃった…」なんてことは許されないようなところになった。
こちらはとても狭いところなので くつろぐのなら西の山頂がいいだろう。
ただ、このあたりはシャクナゲがとても多かったので 時期を合わせたら、素晴らしい体験が出来そうだ。
水干への道はまったく風の通らない、じめっとした道だった。
大きな石碑と小さな祠があり、どうやってあんなところに祠を建たんだろう?すごいな〜 と感心しきりだった。
肝心な水は流れてはいなかったが、湿り気を帯びていたので、雨が降った時に来ると、また一味違った場所になるだろう と思った。
晴れたり、曇ったり、一時小雨がパラついたりと、梅雨が明けたばかりなのに、安定しない空模様で一喜一憂しながらの下山となったが、雨具も使わず、山行を終えられて万々歳だったのであ〜る。
残念ながら 花はあまり見れなかったけれど、いい風のくる素敵な山でした。
シャクナゲやツツジの頃にまた訪れたい。
そして いずれは雲取〜笠取山〜甲武信をテントで縦走してみたい…
27123歩
反省会 三鷹凧凧
じつは多摩川の下流地域に生まれ育ったわたくし。(六郷土手、のあたり)
子供のころ、土手でよく遊んでました。
ヤモリとったりシロツメクサ摘んだりひょうたん池に落ちたり
洪水があると見に行ったり…(←危ないのでやめましょう)
だから何となーく《多摩川源流の山》という山の写真を見て、いつか行ってみたいなーと思っておりました。
ところがこの山、アプローチがとても悪い。駅からバスはなく車で1時間。(じっさいタクシーではそんなにかかりませんでしたが)
クルマを持たない者には来づらかったのです。
そんな山深いところで、さぞ人気もなくてうらさびしいところかと思ってましたが、びっくりするほど道はよく整備されていて、草原の広がる明るいいい感じの山でした。
なだらかな整備された道に、苔むした石積みを見て、そっかここは江戸の昔の峠道ということに気づかされ、加えて、あっちこっちにある《東京都水道局》さんの解説看板。なるほどー、この歩きやすさは峠道と水道局さんのおかげねと勝手に納得。
梅雨明けの翌日で、さぞ暑いかと思ったら、上に上がると冷たいさわやかな風。
雁峠の広々した草原。そこからぴょこんと飛び出て見える三角形の笠取山山頂。(あんなに直登な道とは思わなかったけど)
山頂(西)〜(東)は、シャクナゲの木々がいっぱいありました。花の時季だったらきっとすごいシャクナゲトンネル。
山頂から富士山は残念ながら雲の中でしたが、大菩薩嶺が思ったより三角形の形でかっこ良く見えました。
標高差600m位、ハードではありません。アプローチさえクリアすれば!オススメの山です(^^)
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