三方倉山 麗しのブナ林、流れ落ちる白滝

2021年05月12日(水) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,197m
• 下り: 1,195m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:38

距離 12.4km 登り 1,200m 下り 1,203m

8:50 大東岳登山口
10:59 11:15 三方倉山
12:38 12:40 大東岳登山口
13:21 14:00 白滝
14:27 大東岳登山口
14:28 ゴール地点

天候

気持ちの良い晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大東岳登山口駐車場

コース状況／危険箇所等

三方倉山は特段、難しい場所はありません。ちょうど登山道整備の方たちが入ってきちんと整備されていました。
白滝は裏沢コースから沢沿いに入りますが、踏み跡程度です。急傾斜、足場の悪い個所等ありますので、十分に気を付け、判断してください。

写真

5/12 8:39

朝の三方倉山。青空に緑が映える。

5/12 8:50

後半を考えて大東岳の登山口に停めた。今日も何台か車が止まってる。

5/12 8:55

大行沢の流れにモミジの新緑が映える

5/12 8:58

二口キャンプ場の駐車場に着くと、ちょうど登山道整備の方たちが準備中だった。ご苦労様ですと挨拶して、三方倉山に向かう。皆さんとは下りの途中ですれ違った。

5/12 9:00

川を渡るとシロヤシオツツジが見ごろだった

5/12 9:03

輪になった葉も面白いクルマバソウ

5/12 9:05

ヤマツツジの赤が鮮烈

5/12 9:06

自然歩道と別れてブナ平コースへ

5/12 9:07

切れ込みのある花びら、サワハコベ

5/12 9:08

ユキザサの花が咲いている

5/12 9:09

フデリンドウ

5/12 9:11

ツクバネソウ。花柱が黒くなっている。

5/12 9:13

ラショウモンカズラ

5/12 9:28

マイズルソウ。ツルの舞う姿とはその葉の形から来たそうだが、花もとても可愛い。

5/12 9:31

若いブナの木がスッと立ち並び、空へ吸い上げられそうだ

5/12 9:41

コチャルメルソウの小さなお椀に入った種

5/12 9:41

こちらは結実した猫の目

5/12 9:52

シロヤシオが満開だ

5/12 9:53

今年は花付きが良いようだ

5/12 10:01

ブナ平の王様に挨拶する

5/12 10:13

ユキザサの花もアップで見るとこんな形

5/12 10:20

三方倉城の石垣が登場。巨大だ。

5/12 10:20

とても自然にできたものとは思えない精密さ

5/12 10:39

急斜面を登っていくとシロヤシオに癒される

5/12 10:40

写真を撮りながら上がった息を整える

5/12 10:49

倒木で森が開けたところから、泉ヶ岳・北泉が見えた

5/12 10:51

山頂部のなだらかな稜線に登り着いた

5/12 10:53

雪が消えたばかりなのか、綺麗な色のカタクリや

5/12 10:54

まだイワウチワの花が楽しめた。この時期だと花に虫か〜。

5/12 10:56

萌黄色のブナの森美し

5/12 10:59

大東岳は本当に台角形な姿

5/12 10:59

山頂では蝶がしきりに縄張りを主張していた

5/12 11:01

見晴らしはそれほどないが、蔵王方面が少しだけ覗ける

5/12 11:18

さて、気持ちの良い空気をたくさん吸い込んだら、帰りましょう

5/12 11:19

下りはシロヤシオコースへ

5/12 11:22

タムシバ

5/12 11:27

オオカメノキも小人から卒業

5/12 11:41

シラネアオイ

5/12 11:43

この花、不思議な模様になってる

5/12 11:44

表側から見ても少し

5/12 11:47

大家族

5/12 11:50

倒木も整備の方たちが処理してくれた

5/12 12:04

大きな雪崩跡

5/12 12:08

緑が本当に美しい

5/12 12:28

ホウチャクソウは花の先端が少し開いてる

5/12 12:32

コンロンソウ

5/12 12:46

ニョイスミレ

5/12 12:48

これはクルマムグラかな

5/12 12:53

5/12 12:58

大東の裏コースを歩いて、白滝を見に行く

5/12 13:02

卯の花の咲く季節

5/12 13:04

シャクをかき分けて進む

5/12 13:12

オドリコソウが咲いていた

5/12 13:13

笠をかぶった踊り子さんたち

5/12 13:22

白滝沢を踏み跡を頼りにさかのぼる

5/12 13:35

ようやく頭上が明るくなってきた

5/12 13:40

ありました。奥のが白滝です。でも水量少なくね！

5/12 13:40

以前見たときはまさしく白い水流が空から落ちてきている感じだったのに

5/12 13:43

ずっと見ていると流れ落ちる水が風でうねって、何か竜が空へ駆けあがるようにも見えないことはない

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

E-M10MarkII OLYMPUS CORPORATION

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

身の回りの整理でちょっと大きな案件が無事に済んだ。少しほっとしたので癒しを求めて、三方倉山と大東山麓の滝を見に行った。
目にしみいるようなブナ林の緑に、シロヤシオツツジの白が優しく、足元の花々も春から夏へ季節の移ろいを感じる。今年はシロヤシオの花付きが良い。咲き残りのイワウチワやカタクリもあって、予想外の喜び。
それにしてもこんなきつい山だったっけ、と思う。柱状節理の岩壁からの急登で何度も足を停めて、息を整える。やっとの山頂で休みながら、自分の衰えをちょっと思った。
帰り道で出会った登山道整備の皆さん、お年を召した方もいらしたようだがみんな若々しい。感謝するとともに何とかあやかりたいものと思った次第。