月山と葉山を結ぶ分水嶺 826m標高点〜十文字山〜葦草森山〜三合山〜十部一峠(新緑とやぶの稜線歩き)
- GPS
- 08:35
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 961m
- 下り
- 960m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
自転車
分水嶺を歩きデポした自転車で西川町役場まで約16kmを約50分かけて下り自転車をデポ.タクシー(月山観光タクシー)を呼び駐車地点まで戻り(2770円),その後,自転車を回収し帰宅した. |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩根沢林道は簡易ゲートから先も進むことができるが,途中に路肩の崩壊があるのでここに駐車した方が良い.826m標高点から東に向かう林道を歩く.途中十文字山方向に向かう林道が分岐するので入る.十文字山頂直下から稜線のやぶに入る.ここの笹やぶは薄く歩きやすい.十文字山を下り暫く荒れた林道を歩く.葦草森山の登りは笹と灌木のやぶでやや辛い.山頂付近もやぶでマーキングはない. 葦草森山から少し下るとやぶの薄いブナ林の広い稜線に出る.この先も笹と灌木のやぶが続くが,983m標高点付近は特に灌木のやぶが酷い.1027m峰の下りから荒れた踏み跡が出てきて歩きやすくなった.三合山山頂はやぶだが,この先,十部一峠まで所々踏み跡がありやぶも薄い場所が多い.国道はまだ所々に残雪が残っており新緑の中を下る. |
写真
感想
中央分水嶺の吾妻連峰から飯豊,朝日,月山に続く分水嶺は歩いたので,あとは月山から葉山まで繋げようと考えている.昨年の6月に月山から826m標高点まで歩いたので今回は続きの山行になる.ここの分水嶺はいずれも最上川水系になる.
昨年は岩根沢から林道を826m標高点まで車で入れたが,今年は路肩の崩壊があり手前の520m付近までしか入れない.この先は荒れているが,ここまでならばタクシーで戻る場合も舗装されており問題ない.十文字山は山頂直下まで林道(作業道)があり山頂付近にもマーキングがあったが,この先の稜線にマーキングはほとんどなかった.地図に記載されている林道は東に行くにつれて荒廃しやぶだらけになっていた.
葦草森山は分水嶺から外れているが,三角点がある名のある山なので分水嶺ではなく郡界沿いに登った.山頂はやぶで人工物は三角点だけだった.1027m峰の先までの稜線もやぶでマーキングなどもなくやぶ漕ぎに終始した.ブナ林の場所は比較的歩きやすいが,稜線が狭い場所は灌木のやぶが酷い場所が多かった.1027m峰の下りから荒れた踏み跡が出てきて歩きやすくなり助かった.三合山山頂は国道から近いので山名板やマーキングなどがあるかと思ったがここの山頂もやぶで三角点だけあった.
車の来ない十部一峠でカップラーメンを食べてから,ゆっくりと新緑に染まる国道を下った.国道458号の冬季閉鎖ゲートから西川町役場までの自転車はほとんど下りだったので快適だった.
このコースの稜線はヤマレコ初トレースだが,登山道はなく分水嶺や赤線つなぎに興味のない登山者には辛いだけで面白みのない稜線かもしれない.私にとってもやぶ漕ぎはそれなりに辛かったが,ほとんど人の入らない新緑の中の稜線歩きはたっぷり自然を満喫した満足できる山行だった.また誰とも会わず静かな山行を楽しめた.
ここから西に続く分水嶺山行:
月山と葉山を結ぶ分水嶺 姥ヶ岳〜月山〜826m標高点(岩根沢コース)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2401523.html
ここから東に続く分水嶺山行:
月山と葉山を結ぶ分水嶺 葉山〜黒盛山〜十部一峠
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3244947.html
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