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Yamareco

記録ID: 319087
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南ア・塩見岳 アリバイ登頂へ日帰りで

2013年07月08日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:59
距離
26.2km
登り
2,411m
下り
2,420m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

鳥倉林道駐車場 2:30 − 3:10 登山口 − 5:55 三伏峠 − 6:10 三伏山 6:20 − 7:15 本谷山 7:30 − 9:10 塩見小屋 9:25 − 10:30 塩見岳西峰 − 10:35 塩見岳東峰 11:00 − 11:50 塩見小屋 12:00 − 13:35 本谷山 13:50 − 14:40 三伏山 14:50 − 15:00 三伏峠 − 16:50 登山口 17:00 − 17:30 鳥倉林道駐車場
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
車でのアクセスは、聖岳の便ヶ島までより、こちらの方がずっと走りやすいです。

聖岳への西沢渡周辺にはヒルが居ましたが、こちら幸いヒル被害に遭いませんでした。

聖岳はただ急登の連続ですが、こちらは気持ちの良い尾根歩きが出来るところがありました。

三伏峠までの径の倒木は綺麗に片付けられていました。
三伏峠から先の倒木は、放置されたままでした。

三伏山
おはよう。また来たよ。
まだ朝早いので影が長い。

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三伏山
おはよう。また来たよ。
まだ朝早いので影が長い。

5時頃から飛んでいた荷揚げヘリ。
10回ぐらい飛来したのでは?

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5時頃から飛んでいた荷揚げヘリ。
10回ぐらい飛来したのでは?

バイケイソウ
本谷山直前。まだ咲いていませんでした。

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バイケイソウ
本谷山直前。まだ咲いていませんでした。

本谷山山頂
コースタイムは休憩込みのように思います。

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本谷山山頂
コースタイムは休憩込みのように思います。

本谷山と権右衛門山の最低鞍部
広くて気持ちの良いところです。

本谷山と権右衛門山の最低鞍部
広くて気持ちの良いところです。

権右衛門山の巻き径
自然林(?)は良いですね。

権右衛門山の巻き径
自然林(?)は良いですね。

小沢
ここからが塩見岳へ向けての本格的登りの始まりです。

小沢
ここからが塩見岳へ向けての本格的登りの始まりです。

稜線に出た

北荒川岳?
奥の農鳥?は一日ガスが取れなかった

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北荒川岳?
奥の農鳥?は一日ガスが取れなかった

塩見小屋よこから見る通過してきた本谷山
たおやかですね

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塩見小屋よこから見る通過してきた本谷山
たおやかですね

本峰直前の天狗岩
残念ながら本峰は姿を見せてくれません。
綺麗な這い松の斜面ですね。

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本峰直前の天狗岩
残念ながら本峰は姿を見せてくれません。
綺麗な這い松の斜面ですね。

本峰手前の天狗岩
だいぶ近づいてきました。

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本峰手前の天狗岩
だいぶ近づいてきました。

塩見岳
聖もここも、山頂が広くってドテッとした山ですね。

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塩見岳
聖もここも、山頂が広くってドテッとした山ですね。

塩見岳西峯
まずはアリバイ写真。
駐車場からちょうど8時間です。

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塩見岳西峯
まずはアリバイ写真。
駐車場からちょうど8時間です。

塩見岳東峰へ向かう

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塩見岳東峰へ向かう

塩見岳東峰
登頂のアリバイ写真。
風が寒かったのでこの岩陰でゆっくり休憩です。

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塩見岳東峰
登頂のアリバイ写真。
風が寒かったのでこの岩陰でゆっくり休憩です。

本谷山から見る塩見岳

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本谷山から見る塩見岳

本谷山側から見る三伏山
あそこまで行けば今日の登りは終わりだ。

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本谷山側から見る三伏山
あそこまで行けば今日の登りは終わりだ。

三伏山から今日一日の山々を振り返る

三伏山から今日一日の山々を振り返る

ルート上唯一の水場
この水で顔を洗うと生き返る。
三伏峠へのトラーバス径の6と7の中間地点。

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ルート上唯一の水場
この水で顔を洗うと生き返る。
三伏峠へのトラーバス径の6と7の中間地点。

感想


先週聖岳の下りでヒザをガタガタにしてしまって翌日予定していた塩見岳は登れなかったので、今日が、再挑戦です。
1ヶ月前にも挑戦しましたが、本谷山の先から引き返したので、その意味でも再挑戦です。

前夜、雨が降ったが、有り難いことに夜半には星に変わっていた。
今回は、前回より1時間早く2時半に出発した。
理由は、
・天候不安定で夕立に遭う可能性があるので早く降りてきたい。
・先週ガタガタにした膝が治っている訳ではないので、下山時にゆっくりしか歩けない。
・1ヶ月前に行ったので、暗がりでも径迷いや危険なところはないのが分かっている。
・それに、暗がりというハンディを背負ってでも涼しい内に上の方まで上がっていたかった。
と言ったところです。

5時には、ヘリが飛んでいた。事故かと思ったが、小屋への荷上げ用だった。10回ぐらい飛来したように思う。
そんな爆音の三伏峠は素通りして三伏山でゆっくり休憩した。
目指す塩見岳も他の3000m級の山々は全部雲がかかっていたし、中アや北アはもっと天気悪そうに見える。
南アの北部の山は多少分かるが、南部は、先週登った聖岳でさえわからない。

権右衛門山周辺はアップダウンも少ないしあっても余り傾斜はない自然林(?)の中を実に気持ちよく歩かせてもらえる。
本谷山と権右衛門山の最低鞍部は、左右前後に広い静かな原生林(?)で、しかも休憩用の椅子など人工的なものは何もない、こう言うところは大変好きだ。
南アの魅力は、頂上よりこう言うところにあるんだろうと気が付いた。

権右衛門山を巻ききると少し踏み跡が薄くなる小沢に出る。
今朝は、雨の直後なので水がチョロチョロ流れていて、手を洗って口をすすいでスッキリさせてもらったが、帰路は既に水の流れは止まっていた。
2〜3日も晴れれば、濡れても居ないだろう小沢です。
さあ、塩見岳へはここからが標高差で500mの本格的な登りとなります。

塩見小屋は稜線のすぐ左側で、稜線通しは這松と石楠花を伐採して通りやすい径にしてくれている。
有り難いには違いないが、ずいぶん大胆なことをするものだと驚きもする。
石楠花も這松もブッシュ漕ぎに苦労した思い出があるだけに、このように剪定されてしまうと悲しくなってしまう。
小屋周辺の這い松の背丈は1mほどあり、厳冬期の風と積雪の様子をうかがい知ることが出来る。

小屋のすぐ先で径は下り、歩きやすい稜線になって、塩見岳直前の岩山(天狗岩)へと登っている。

天狗岩に立つと正面に塩見岳西峰がデーンと見える。

今朝、私を追い抜いて行かれた滅茶苦茶足の速い方が降りてこられ、頂上で1時間以上ガスの切れるのを待ったがダメだったとか、雷鳥が居たとか色々情報を得ることが出来た。

天狗岩も本峰も結構岩ぽく見えますが、梯子はおろか鎖もトラ紐もありません。
あるのは黄色のペンキマークと落石注意の標識のみという程度です。

塩見岳西峰到着は10時半、駐車場をスタートしてジャスト8時間の登りでした。
かなり風が寒いので、風よけのない西峰は写真だけを撮って、東峰へ進み、岩陰で風を避けてゆっくり休憩しました。

深田久弥は百名山で
『南アルプスの雄峰に大かた見参することが出来る。わけてここから眺めた富士山は、どこの山から眺めるよりもすぐれている。』
と塩見岳を賞賛しているが、残念ながらこのガスではネェ〜。

さて、充分に休んだので下山します。
下りにはヒザのクッションを使えないのでユルユルと歩いたので6時間半もかかってしまいました。

南アの3000m峰を登る企画、先週の聖岳に続いてこれで2座目を終了しました。

深田久弥の百名山は 36座目 です。

ルート図は、今回もスマホの HTC バタフライ + 山旅ロガー の生データファイルで書いておきます。



自然林?
権右衛門山周辺は原生林のように見えますが、いわゆる古木とか大木がないどの木も同じ大きさに見える林でした。
もしかしたら一度は丸裸にされた人工林かも知れません。
でも気持ちの良い林には違いなかったです。

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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