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Yamareco

記録ID: 3194866
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

残雪の天狗岳

2019年04月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
9.5km
登り
884m
下り
878m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
1:51
合計
7:24
距離 9.5km 登り 884m 下り 885m
7:17
7:24
51
8:15
8:16
32
8:48
8:50
41
9:31
9:49
13
10:02
10:06
2
10:08
10:14
5
10:19
32
10:51
10:52
7
10:59
12:10
26
12:36
12:37
56
13:33
2
13:35
ゴール地点
黒百合ヒュッテ内でランチを食べました。
折角なのでココアもいただきました〜
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【アクセス】
 三井の森の別荘地を過ぎるとダート道となり、夏沢鉱泉との分岐が出てくるので、分岐を直進し、約3.5キロほど進むと唐沢鉱泉に到着です。
 なお、唐沢鉱泉までの道はダートとなりますが、美濃戸から赤岳山荘までの林道等と比べると大変綺麗に整備されています。
 
【駐車場】
 天狗岳登山口駐車場(唐沢鉱泉駐車場)無料
 約30台程度止めることが出来ます。それ以上になると林道の路肩に止めていきます。今回は5時半過ぎに到着したので余裕ありました。
 
【トイレ】
 駐車場横にトイレがあります。
 登山道の途中では、黒百合ヒュッテにトイレがあります。(200円)
コース状況/
危険箇所等
◆唐沢鉱泉〜西尾根分岐
 唐沢鉱泉前の橋を渡ってすぐに急傾斜の登山道を登ります。
 西尾根分岐まで基本的に展望はありません、斜度のキツイ樹林帯の中を淡々と登ってきます。
 雪はあまり多くありませんでしたが、アイゼンをした方が良いと思います。

◆西尾根分岐〜第一展望台
 斜度のキツイ樹林帯は同じですが、木の根の階段や大きな岩が出てくると第一展望台手前となり、この辺りから多少展望が開けてきて、第一展望台に到着すると一気に展望が開けます。
 第一展望台からは八ヶ岳や南アルプスがよく見えます。
 
◆第一展望台〜第二展望台
 第一展望台を出発するとシャクナゲやハイマツの小道を抜けてすぐに樹林帯に戻ります。
 この辺りから雪の量が増えてきて、第二展望台まで夏であれば、木の根の階段やガレ場を歩くのですが、雪が積もっているときはあまり気にせず歩くことが出来ます。
 第二展望台手前は結構な急傾斜となりますので気をつけて登りましょう。
 第二展望台からはこれから向かう西天狗岳や根石岳小屋等を見ることができます。

◆第二展望台〜西天狗岳
 第二展望台を出発すると鞍部まで急傾斜の坂道を一気に下ります。
 雪が積もっていてアイゼンも履いているので、夏道より楽にくだって行きます。
 斜度はキツイので、慎重に下ってください。
 その後、山頂直下の岩場に到着します。
 ほぼ夏道で登れたのでマーキングを頼りに登りました。
 岩と岩の間に雪が詰まり凍っているので、足の置き場気をつけないと滑ります。

◆西天狗岳山頂
 西天狗岳の山頂は広くいため、休憩や食事はゆっくりを取ることが出来まが、冬は気温も低く、風も強いためなかなかゆっくりは出来ません。
 展望は360度の展望を楽しめ、八ヶ岳や南アルプス、北アルプス等を望むことができます。

◆西天狗岳〜東天狗岳
 西天狗岳からは夏場はガレた急斜面となりますが、雪の積もった登山道を一気に下り、東天狗岳まで一気に登り返しましょう。

◆東天狗岳山頂
 東天狗岳の山頂は少し狭く、休憩等は取れますが少し忙しい感じがします。
 展望は360度の展望を楽しめ、蓼科山、北横岳、北アルプス等を望むことができます。

◆東天狗岳〜中山峠〜黒百合ヒュッテ
 東天狗岳を出発するとすぐに急傾斜の下りとなります、夏道と冬道が違っていますので、慎重に道を選びながら進みましょう。
 結構な斜度があり、道も狭くなっていますので滑落に気をつけましょう。
 天狗の奥庭、中山峠分岐までは、細いトラバースとなりますので、下に降りすぎないように気をつけましょう。
 分岐を過ぎて中山峠方向に進むと、急斜面の下りが出てきます。
 下は樹林帯で高度感がありませんので、夏道より問題がないのではないでしょうか?
 その後は樹林帯に入り、開けた所に出ればもうすぐ中山峠です。
 中山峠から黒百合ヒュッテは5分程度で到着します。

◆黒百合ヒュッテ〜唐沢鉱泉分岐
 黒百合ヒュッテからの下りは、沢沿いの樹林帯で大きな岩がごろごろしている沢道を下って行く感じとなります。
 適度に雪が残っているので楽に下ることが出来ました。
 
◆唐沢鉱泉分岐〜唐沢鉱泉
 唐沢鉱泉分岐からは沢沿いを外れ、中ぐらいの岩が点在する樹林帯を下っていきます。
 特段危険箇所等はありません。
その他周辺情報 【日帰温泉】
 もみの湯(今回入りました。)
 〒391-0115 長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729
 TEL:0266-74-2911
 URL:http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html
 日帰り入浴 650円/大人
 営業時間 AM10:00〜PM 9:30(PM9:00までに入館)

 唐沢鉱泉(今回は入っていません。)
 〒391-0213 長野県茅野市豊平4733-1
 TEL:0266-76-2525
 URL:http://www.karasawakousen.com/
 日帰り入浴 700円/人
 営業時間:10:00〜15:30(日帰り入浴)

【直売所】
 たてしな自由農園(原村店)
 〒391-0100 長野県諏訪郡原村上里18101-1
 TEL:0266-74-1740
 営業時間:9:00〜18:00(時期により変わります。)

 地場の野菜やお土産、お酒等も扱っています。
 お店で売っているお味噌がおいしいです(発芽玄米味噌や白味噌)
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉駐車場です。
ここまで雪はありませんでした。
2019年04月29日 06:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 6:13
唐沢鉱泉駐車場です。
ここまで雪はありませんでした。
駐車場をスタートです。
2019年04月29日 06:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 6:13
駐車場をスタートです。
登山口に入るとすぐに雪が出てきます。
カチカチです。
まだアイゼンを履いていません
2019年04月29日 06:22撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 6:22
登山口に入るとすぐに雪が出てきます。
カチカチです。
まだアイゼンを履いていません
雪が大分滑るので、途中でアイゼン履きました。
2019年04月29日 06:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 6:57
雪が大分滑るので、途中でアイゼン履きました。
急傾斜の登山道を登ります。
ここを折り返すと分岐です。
2019年04月29日 07:16撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 7:16
急傾斜の登山道を登ります。
ここを折り返すと分岐です。
西尾根分岐です。
2019年04月29日 07:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 7:20
西尾根分岐です。
キツイところを登っています。
2019年04月29日 07:50撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 7:50
キツイところを登っています。
展望台まであと少し
木に霧氷が着いています。
2019年04月29日 08:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:13
展望台まであと少し
木に霧氷が着いています。
ここを抜けると
2019年04月29日 08:14撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:14
ここを抜けると
第一展望台に到着です。
2019年04月29日 08:16撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:16
第一展望台に到着です。
第二展望台目指して出発です。
2019年04月29日 08:25撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:25
第二展望台目指して出発です。
2019年04月29日 08:26撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:26
風が当たる部分には霧氷が出来ています。
2019年04月29日 08:42撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:42
風が当たる部分には霧氷が出来ています。
第二展望台です。
2019年04月29日 08:49撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:49
第二展望台です。
こっちの霧氷は大きいです。
2019年04月29日 08:51撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:51
こっちの霧氷は大きいです。
第二展望台をスタートすると一端下ります。
2019年04月29日 08:55撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:55
第二展望台をスタートすると一端下ります。
山頂直下の岩場まで登り返します。
2019年04月29日 08:57撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:57
山頂直下の岩場まで登り返します。
エビの尻尾
2019年04月29日 08:59撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 8:59
エビの尻尾
山頂直下に到着です。
2019年04月29日 09:10撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 9:10
山頂直下に到着です。
頑張って登っています。
2019年04月29日 09:13撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 9:13
頑張って登っています。
マーキングがキッチリ確認できます。
2019年04月29日 09:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 9:15
マーキングがキッチリ確認できます。
木々にみな霧氷が着いています。
2019年04月29日 09:20撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 9:20
木々にみな霧氷が着いています。
西天狗岳到着です。
ガスガスですが記念撮影です。
2019年04月29日 09:34撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 9:34
西天狗岳到着です。
ガスガスですが記念撮影です。
東天狗岳到着です。
こちらもガスガスですが記念撮影です。
2019年04月29日 10:05撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:05
東天狗岳到着です。
こちらもガスガスですが記念撮影です。
黒百合ヒュッテ目指して下ります。
2019年04月29日 10:15撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:15
黒百合ヒュッテ目指して下ります。
ここからの下りが傾斜が厳しくなります。
2019年04月29日 10:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:31
ここからの下りが傾斜が厳しくなります。
中山峠手前の下りです。
斜度はありますが、下が森なので安全です。
2019年04月29日 10:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:48
中山峠手前の下りです。
斜度はありますが、下が森なので安全です。
いえ〜い
2019年04月29日 10:48撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:48
いえ〜い
中山峠に到着です。
2019年04月29日 10:52撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:52
中山峠に到着です。
黒百合ヒュッテに到着です。
今回は中でご飯を食べました。
2019年04月29日 10:58撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 10:58
黒百合ヒュッテに到着です。
今回は中でご飯を食べました。
沢が半分こっています。
2019年04月29日 12:31撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 12:31
沢が半分こっています。
苔も一緒に凍っています。
2019年04月29日 12:33撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 12:33
苔も一緒に凍っています。
分岐まで降りてきました。
2019年04月29日 12:38撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 12:38
分岐まで降りてきました。
雪が着いていると歩きやすいです。
2019年04月29日 12:41撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 12:41
雪が着いていると歩きやすいです。
頑張って下山中
2019年04月29日 12:41撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 12:41
頑張って下山中
唐沢鉱泉の源泉です。
2019年04月29日 13:32撮影 by  DMC-LX7, Panasonic
4/29 13:32
唐沢鉱泉の源泉です。
撮影機器:

感想

 今年のゴールデンウィークは天気があまり良くない感じなので、日帰りで天狗岳に登ることにしました。

 アイゼン履かずに登り始めたのですが、登り初めてすぐに雪がガチガチで滑る滑るということで、早々にアイゼンを装着してからの登山となりました。
 展望台や山頂からの展望はありませんでしたが、途中、エビの尻尾や霧氷見ながら楽しくあるきました。

 いつもであれば、黒百合ヒュッテ前でご飯にするのですが、天気も悪く気温が低かったため、ヒュッテ内でごはんを食べることにしました。

 折角なので、暖かいココアをいただき、持参したパン等を食べました〜

 黒百合ヒュッテからの下山は、やはり雪道が楽ですね〜。

 今回、少し消化不良気味ですので、次は金峰山・瑞籬山にテント泊に行きたいと思います。 

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