利尻山 (鴛泊コース往復)


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
5:07 甘露水
5:27 四合目(野鳥の森)
5:47 五合目
6:03 六合目(第一見晴台)
6:19 七合目(七曲)
6:58 八合目(長官山)
7:13 避難小屋
7:36 九合目
8:12 利尻山
8:57 九合目
9:22 八合目
10:15 五合目
10:49 三合目
11:00 北麓野営場
11:31 利尻富士温泉
天候 | くもり〜弱雨〜くもり〜はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:途中温泉に入り、ペンションまで歩きました |
コース状況/ 危険箇所等 |
九合目から上の頂上直下は道がえぐれており、乾いていても滑りやすい上に傾斜がかなりきついのでとても注意が必要でした。その他は危ない箇所はなかったと思います。 |
写真
感想
今日はあこがれの利尻富士に挑戦です。昨日千歳経由で飛行機で利尻空港に着きました。天気はまずまずでしたが、宿のご主人のお話では、ここ数年ないような寒く天気の悪い日が続いているようで、後はまさに明日運を天に任せるといった感じでした。
翌早朝起きてみると、やはりあまり天気は良くありません。さらに少し前まで雨も降っていたようです。気を取り直して支度をして、宿のご主人に北麓駐車場まで送っていただきました。下山後も連絡すれば迎えに来ていただけるとのことでありがたいことです。
事前に用意してきた登山届をポストに投函して、いよいよ登山開始です。まだ夜は明けたばかりでしたが、そこそこ多くの登山者が集まっておりました。雨は霧雨状態でした。ほとんどの登山者は、レインウェアを着用しておりましたが、私は迷った末、とりあえず着用せずに進むことにしました。
すぐに甘露水につき、水を口に含んで気持ちも新たに進みます。このあたりの勾配はまださほどきつくはありません。ウォーミングアップには丁度よい感じでした。4合目を過ぎ五合目ぐらいからは眺望もところどころあるようになり、それとともに勾配も次第にきつくなってきました。幸い天気は持っており、霧雨も止みました。
先行していた登山者を抜きながら、徐々にしかし確実に高度を上げてゆきます。何か所か設置されているトイレの前では列ができているところもありました。気分的にもきつくなってくる長官山に辿りつくと、そこからは、はじめて利尻の頂を望むことが出来、疲れも吹き飛びました。素晴らしい勇姿でした。ここまでくると青空になり、青空に尖峰が映えていました。
まもなく避難小屋を通過しました。ここまで来ると先行した登山者は、ほとんど抜いたようです。この後は、2〜3人にしかお目にかかりませんでした。避難小屋から進むとまもなく森林限界を過ぎ、眺望もさらに良くなりました。ときどき振り返れば、さきほど登ってきた長官山やはるか下には、海外線も見えます。それらの景色にもいやされながら、九合目を通過して、沓形コースの分岐まで来ると、ここからいよいよ頂上に向けて最後の登りです。
看板にも書かれていた通り、道は浸食されて赤茶けたえぐれた道がつづきます。雨など路面がぬれた場合ほんとうに厄介になると思いました。
力を振り絞り、ローソク岩の迫力にも圧倒されながら行くと頂上に辿りつきました。まさに感無量の瞬間でした。頂上には先客の登山者がお一人いらっしゃいました。その方が登り始めた時には、結構な雨で大変だったようです。
山頂ではほぼ360度の景色を堪能できました。しばらく山頂にとどまった後、頂上直下の悪路で極力登山者と行き交うことを避けたいという思いもあり、長居をせずに下山することにしました。沓形コースの分岐まで慎重に下って戻るとここからは、下方の景色を楽しみながら下りました。
下りも順調でポン山への分岐では、想定以上に時間も余ったため寄ろうかとも考えましたが、自分で考えるほどの余裕もないであろうと冷静になり、早く温泉につかりたいとも思っていたので、そのまま下山することにしました。甘露水でごくごくと水分を補給して、登山口に戻って来ました。
登山口でポストに下山票を投函して、そのまま利尻富士温泉まで車道脇を歩きました。温泉でゆっくり昼の時間を過ごしました。コインランドリーが併設されていたので、入浴中に選択も済まることが出来ました。宿のご主人に電話してここまで迎えにきていただこうかとも思いましたが、まだ時間も早かったので宿まで徒歩で帰りました。このころには下界もすっかり良い天気になっておりました。
それにしても長官山でいきなり上部への視界が広がり、そこで見た利尻岳の姿はいまだに目に焼き付いております。まさに圧巻の演出でした。
本日の温泉:利尻富士温泉
※ルート軌跡は後日作成したものです。
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