入笠山 マナスル山荘に泊まってみた。
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 273m
- 下り
- 270m
コースタイム
2日目 8:07マナスル山荘―8:46鐘打平―9:38ゴンドラ山頂駅
天候 | 1日目 晴れ。 2日目 雨。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富士見パノラマリゾートの駐車場はすいています。 ゴンドラのチケット売り場でマナスル山荘に泊まると云うと、料金割引があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
写真
感想
梅雨前線が南下し、今日は晴れ。前日にマナスル山荘本館に予約電話を入れました。
ゴンドラで上がった入笠すずらん山野草公園のドイツスズランはまだツボミ。ホテイアツモリソウは影も形もありません。すずらん自生地の日本スズラン、ツボミもありません。タチツボスミレ、ミツバチグリ、コミヤカタバミが目に付く程度です。
花は諦め入笠山に登る事にしました。この辺り、毎年何回か来ますが、近年は花を見るだけで山頂には行っていません。今日は7度目の山頂アタックです。山頂、360度の大展望。まだ雪を残した名立たる山々が、黄砂の到来にも負けず姿を見せて呉れました。雲がたなびいていますが、ぽかぽか。諏訪SAで買った「若笹寿司」を頬張りながら、暫し山頂でまったり。
さて、本日の主目的はマナスル山荘に泊まる事。ソフトクリームや焼き立てパンやらの幟が何本もはためいているのを見るだけで、いつもその前を通り過ごし入ったことはありません。「なんで入笠山にマナスルなのだろう?」と気に掛かっていました。
マナスル山荘には「本館」と「天文館」があり、隣り合わせに建っていますが二つは全く別物。「本館」と云うからにはこちらが本家だろうと勝手に解釈し、本館に泊まる事にしました。
全て個室で12室。部屋にはヒマラヤの名峰の名前がつけられ、わたしにあてがわれた2階の部屋は「カンチェンジュンガ」、隣室は「ローツェ」、向かいは「マカルー」。NHKの「グレートヒマラヤトレイル」で石井邦彦さんと中島健郎さんが撮った、あの雄大なヒマラヤの山々の姿が浮かびます。が、8畳間に4組の布団が畳まれた殺風景な部屋、あの神々しいばかりのヒマラヤの名峰たちとは無関係です。トイレも洗面所も共同、食事処は売店の土間。寝間着、歯ブラシ、タオルはありません。かと云って山小屋という風情でもありません。、
夕食はメニューからチョイス。ここの名物ビーフシチューを頂きました。朝食時にも出た野菜サラダ、新鮮でパリパリ、これは旨かった。
今日はスーパームーンの皆既月食。夕方には雲の厚みが増してきて見ること能わず。これまた期待外れでしたが、これだけは仕方がありません。
今晩の宿泊客はわたし一人、貸切です。とっても静かな一夜を過ごすことが出来ました。
翌朝、雨の中、ガスに霞んだ幽玄の世界を楽しみながら歩きます。道端に咲き始めた花の写真を撮りながら、カメラもビショビショ。
ゴンドラ山麓駅に降り立ったのは10時頃。係員さんに聞くと、今日はまだ一人も上がっていないそうです。大雨の平日、こんな日に訪れるヒトは無さそうです。
おっと云い忘れました。なんでマナスル? 1956がキーポイントのようです。日本山岳会第3次登山隊がマナスルに初登頂した年です。記念切手が出され、小学生のわたしもウキウキした事を覚えています。その頃にここ入笠山に山荘を建てたと云う事で「マナスル」。入笠山の標高1955mもちょっと関係あるかもと、スタッフさんが教えて呉れました。第1次登山隊の隊長を務められた今西錦司先生(のちに岐阜大学学長)の事をふと思い出しました。
onisanさん、こんにちは。
今年はマナスル山荘に泊まられましたか。
有名なビーフシチューは、いかがでしたか?
花シーズンには早かったんでしょうか?
雲に隠れたスーパームーンと共に少し残念でしたね。
shigeさん、こんばんは。
いつもは日帰りの入笠山ですが、スーパームーンの皆既月食に誘われて山荘泊まりとしました。日頃の行ないのせいでしょう,残念でしたが、ビーフシチューはこんなもんかな。
入笠山は花の名山ですが、ちょっと早かったようです。いずれまた訪れたいと思います。その時は日帰りで。
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