雷電山-三方山
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- GPS
- 04:00
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 623m
- 下り
- 655m
コースタイム
13:33 榎峠
13:55 雷電山
14:07 辛垣山
14:27 名郷峠
14:45 マスガタ山
14:57 ノスザワ峠(ノスゾウ峠)
15:03 三方山(石神入山)
15:58 矢倉台
16:27 大乗寺(仏舎利塔)
17:05 JR青梅駅
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 地権者に無断でベンチを設置したり、木を伐採するなと警告があります。 ベンチの設置や木の伐採は、地権者に許可をもらいましょう。 |
写真
感想
海の日、でしたっけ今日は(笑)
海の日なのに山登りなんて、と思いながら雑用を済ませた昼前。
さて中途半端な時間ですが、4〜5時間程度なら行けそうです。
軍畑から手軽に登れる青梅丘陵なんか面白そうだなあ、と、
分県ガイドの東京版を見ながら何となく。
奥多摩むかしみちとかも好きなんですが、少し時間が厳しいか。
よし、青梅丘陵に行ってみよう!とコンビニでランチを揃えて
青梅線に飛び乗りました。
軍畑へは高水三山への登山道がありますね。
春先に登りましたが、麓の風景が印象的でした。
その頃は桜が満開でしたね。
途中の分岐を右に別れ、峠の車道を少し登ったところに
雷電山への入口があります。
廃道もいくつかあり、立入禁止の札などもありましたが、
稜線の登山道は至極明瞭。風通しも良く夏でも快適なコースですね。
雷電山まではガッツリ登り。木の階段で整備されていますが、
その分ハードですね。登りきると、雷電山頂。
ガイドによると眺望は期待できないとありましたが、
部分的ながら遠方は望めました。
風が心地よく、汗はかいたものの快適な山頂です。
その後の下りも微妙なアップダウンを重ねながらの快適登山。
この日の風は乾いていて、気温が高いにも係わらず気持ちよかったです。
北西の風だったようですね。
続く辛垣山は山城跡です。
しかしながら当時を忍ばせるものは全くありません。
説明板にありましたが、山頂付近の石灰岩の採掘により、
荒らされてしまったようです。
明らかに人の手による岩の切通のような痕跡が無数にありますが、
最早それが城跡なのか採掘跡なのか、素人目には何もわかりません。
名郷峠、三方山を経て、道は続きます。
ベンチの警告には少々考えさせられます。
地権者がいる以上、所有権もあるのですね。
自然を守るという意味を漠然と考えがちですが、
そこを生活の場としている方もいますし、
古くからの営みもあるでしょう。
むしろ勝手に野山を歩いているのは、我々登山者です。
自然を荒らされて本気で怒っているのは、地元の人。
お邪魔させてもらっているんだと、痛烈に感じさせられた警告でした。
その先は、展望の開けた箇所が多数あり、
暑い盛りでも心地よく楽しめました。
植林を管理する方々でしょうか、山座のガイドが添えられていたり、
気の効いた東屋やベンチなど、ハイキングコースとしては
格別ですね。
道は緩やかになり、段々整備がされた道になります。
緩やかな下り道なので、膝を痛めた方でも楽しめそうです。
途中、地元の方が多数、散歩をされていました。
里山の雰囲気を残しつつ、
市街地の淵にある貴重な自然でもありますね。
道の終端は、青梅鉄道公園。
子供の頃、家族で訪れた懐かしい場所です。
公園の入口にあるアイスの自販機だけ利用させてもらいました。
近くには、赤塚不二夫の記念館もあるようですね。
今度来てみようかな。
そのまま車道を降りれば、あっという間に青梅駅。
市街の鉄道沿線なのに、これだけ自然豊かというのも驚きでした。
人の営みと、自然との緩やかな境界線にあるような、
そんな丘陵でした。
史跡としては少し残念ですが、もう少し調査がされれば
何かしら発見があるように思えてなりません。
今後に期待します。
ガイドでは真夏は推奨外でしたけど、風にさえ恵まれれば
終始快適な稜線です。
駅からも極めて近いですし、
半日登山コースとしてイチオシです(*^^*)
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