甑岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 681m
- 下り
- 672m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日は、先週の「第33回甑岳登山」の翌週とあって、ある程度の人出は予想されたのですが、案外人はいませんでした。車を停めるとすぐに急な登りが待っていました。山菜採りの最盛期なので「ハケゴ」を背負った人には会います。よく見ると、登山道沿いには赤ミズやコゴミなどが生えていました。しばらくして水場があり、ここから高度を増していきますが、いくら進んでも植林の杉林の中で退屈でした。「馬立沼」分岐あたりからようやく雑木林になり、クヌギやミズナラは本当に心が落ち着きます。そして、「待ってました」とばかりに、ニリンソウの群落が目を楽しませてくれました。急坂を登りきって「東根口」分岐。ここからはいよいよ展望が開け、快適な稜線歩きが始まります。
稜線沿いはコブシ、山ツツジ、ドウダンが見頃でした。「徳内坂」を登ると、江戸時代の探検家「最上徳内」を讃えた「青雲の志」碑と祠を祀る「南峰広場」に至ります。三角点があり、芝まで張ってあるので、「ここが山頂」と勘違いしますが、実は最高点まではもうひと歩き。ブナ林の中を辿って5分程で山頂に立ちました。視界がまったく得られないのですぐに引き返し、南峰に戻り眺望を楽しみました。「山形盆地の展望台」と言われるだけあって、スカイラインこそありませんでしたが、天童、東根、楯岡の市街地だけでなく、船形連峰や奥羽山脈の個性的なピークを楽しむことができました。
帰りは「馬立沼」に寄道して1時間20分で下山。印象としては、かなりボリュームはあるものの、峰に立つと気持ちの良い山です。ベストはやはり今の時期と紅葉の頃で、低山の宿命である「夏山回避」は避けられません。
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