【丹波大菩薩道】上日川峠〜大菩薩峠〜のめこい湯

2021年05月29日(土) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 15.4km
• 登り: 619m
• 下り: 1,580m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:46

8:44 上日川峠
9:04 9:07 福ちゃん荘
9:08 9:20 福ちゃん荘テント場
9:28 9:28 富士見山荘
9:44 9:46 富士見新道と旧道分岐
10:12 10:12 賽ノ河原
10:16 10:18 親不知ノ頭
10:29 10:34 大菩薩峠
11:03 11:12 フルコンバ
11:52 12:22 ノーメダワ
12:58 12:58 追分
13:39 13:40 藤ダワ
13:47 13:47 高尾天平
14:12 14:13 越ダワ
14:20 14:20 丹波山村役場
14:25 14:25 道の駅たばやま
14:32 丹波山温泉のめこい湯

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
甲斐大和駅より栄和交通上日川峠行きバス（臨時バスあり）

帰り
のめこい湯より西東京バス奥多摩行きバス

コース状況／危険箇所等

良好、問題なし。大雨の次の日は注意が必要と思います

その他周辺情報

公衆トイレ
・甲斐大和駅
・ロッヂ長兵衛
・介山荘裏手

写真

5/29 8:44

ここからスタート

5/29 8:44

5/29 8:54

まだ新緑

5/29 8:55

道はこんな感じ。多少アップダウンあるけど穏やかだし、広いからのんびり歩ける

5/29 9:02

綺麗

5/29 9:05

と思ってたらあっという間に福ちゃん荘着

5/29 9:05

炭？でお湯沸かしてた

5/29 9:12

のどか…

5/29 9:13

休憩したくなりコーヒーをいただく。くるみやまびこはこの前霧ヶ峰行った時に買ったもの

5/29 9:20

福ちゃん荘前も新緑が眩しい

5/29 9:20

薄くなっている賽の河原への旧道ルートで、大菩薩峠へ向かう

5/29 9:21

こちらにも立派なトイレ

5/29 9:32

旧道はそれまでの道に比べれば登山道っぽい。途中岩場のところなどわかりにくい場所あり

5/29 9:42

5/29 9:48

真ん中に富士山こんにちわ

5/29 9:51

大菩薩嶺の稜線が見えてきた

5/29 9:56

眺めが一気に

5/29 9:59

こちらもより近くに

5/29 10:01

この位置から見れるのは旧道ルートの特権だと思う

5/29 10:08

南アルプスはまだ雪が残ってそう

5/29 10:09

これぞ大菩薩嶺

5/29 10:12

賽の河原の避難小屋裏手に出る

5/29 10:12

嶺がかわいい

5/29 10:13

空が青い

5/29 10:16

雷岩まで行きたい気持ちを堪えて進む

5/29 10:17

こちらもさすがの眺め

5/29 10:17

5/29 10:19

下に見えるのは小菅方面かな

5/29 10:21

大菩薩峠へ

5/29 10:22

ここの岩場なかなかダイナミック。最初下りる時ひびってた

5/29 10:24

これぞ青空

5/29 10:28

南アルプス。いつか行ってみたい

5/29 10:34

大菩薩峠着

5/29 10:35

これから向かう丹波大菩薩道

5/29 10:42

こんな道が続く

5/29 10:57

途中足場など、人の通りは少ないけどちゃんと整備されてる

5/29 11:04

フルコンバ。久しぶりに開けてて気持ちいい

5/29 11:16

5/29 11:37

この辺りから落ち葉が増えてくる。最近買った短いスパッツがさっそく活躍

5/29 11:39

5/29 11:45

大菩薩嶺がチラ見え

5/29 11:51

ノーダワへ到着。こちらでランチ

5/29 11:52

ここでも大菩薩嶺が見えてる

5/29 12:32

ノーダワを過ぎるとそれまでと違って道が狭く少し歩きにくい

5/29 12:49

不安になるはしご

5/29 12:53

かわいそうな木

5/29 12:53

甲州アルプスの稜線

5/29 12:58

分岐の嵐

5/29 13:00

追分からの雲取山

5/29 13:10

沢。冷たくてめっちゃ気持ち良かった

5/29 13:13

5/29 13:13

贅沢にはしご2個

5/29 13:34

藤ダワまでも延々とトラバース

5/29 13:38

ようやく藤ダワ。開けてる。右手の道は一見すると綺麗そうだけど悪路。右奥の高尾天平へ向かう

5/29 13:38

もう丹波山村。マスコットのタバスキーがお出迎え

5/29 13:39

分岐の看板

5/29 13:48

高尾天平。広くて平らで不思議なところ

5/29 13:48

立派な休憩所

5/29 13:54

とにかく広い。山なのかわからなくなる。丹波天平はもっと広いのだとか

5/29 14:05

最後の下り

5/29 14:12

おつかれ山でした！

5/29 14:26

のめこい湯への吊り橋。思ったより揺れる

5/29 14:26

下は清流。時間があれば川沿いで遊ぶのも良さそう

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

ひろ

大菩薩峠と丹波山村を結ぶルートの、丹波大菩薩道へ行ってきました。

スタートは甲斐大和駅から。本来なら8:10が始発バスですが、臨時の増便をしているようで20分ほど早い便に乗れました。終点の上日川峠まで約50分の乗車で気付けば1500m。ロッヂ長兵衛の前の椅子で準備したら出発。ここから旧道分岐まではものすごく歩きやすい道です。新緑の季節だから気持ち良かった。あまりに気持ちよかったので、福ちゃん荘に着いたらコーヒーでいきなり一息。普段はストイックに登る方なのでこういうのもいいかも。

福ちゃん荘を後にしたら、賽の河原への旧道分岐にぶつかります。通常ルートも通ったことないけど旧道の方行ってみようと思いチャレンジ。通常ルートを見下ろしながら順調に高度を上げていきます。こちらはよくあるような登山道ですが、笹をかき分けることもなく踏み跡明瞭で歩きやすい道でした。沢があったり、眺めも良好で、最後は大菩薩嶺の稜線を下からぐるっと眺められたり、雷岩から稜線を辿る人が見えたりして良いルートでした。最後は賽の河原の避難小屋裏に出ます。

相変わらず大菩薩の稜線は強風ですが、富士山方向の眺めと南アルプスの光景を帽子を押さえながら眺めて、大菩薩来たなーと嬉しくなりました。空も青くて綺麗だった。そのまま介山荘のある大菩薩峠まで下りていきます。少し休んだらようやく今日のメインである丹波大菩薩道へ。牛ノ寝通りもそうですが、こちらもコース全体が平坦です。ピークは基本通らないし、下る一方で、眺めもほとんどありません。ただ急登で疲れることはないと思います。

ゆるやかに下りながらフルコンバへ到着。ここは数少ない眺望ポイントで、ベンチが置かれているので休憩に良さそうです。今日は道のりが長かったので、次の同じような休憩場所ノーダワまで行って休みました。大菩薩嶺が見えたり、甲州アルプスをこちらから見ると雰囲気違うなーと思ったりしながらそろそろ飽きてきた頃に、沢に合流します。最初は小さな流れが、あちこちから合わさり結構立派な沢になってます。途中はしごが崩れたところは流れの中の岩をつたって渡りましたが、水量が増えたらちょっと危ないかもしれません。その後は沢とも離れ、延々とトラバースの連続。この周辺は、最初と違って道幅は狭く落ち葉に埋もれてたり、左右は切り立ってたりして歩きにくいです。あと他の方の記録にもありますが、このコースは途中作業道なのか登山地図にない分岐がいくつかあります。よく見るとピンクテープがあるのでわかりますが、分岐に着いたら確認した方が安全です。

藤ダワに着く頃にはようやく終わりが見えてきました。分岐の右側は悪路だと途中すれ違った方から教えてもらったので、そのまま直進して高尾天平に向かいます。知らなかったですが、天平ででんでいろって読むんですね。そして天平が3ヶ所あるとか。
高尾天平は登山道とは思えない歩きやすい道でした。相変わらず眺望はないですが、疲れた足にはありがたい道です。最後のピークを過ぎたらあとは急下降のみ。登りはつらそうですね。ひたすら下ったら越ダワ、もう車道になります。

車道を歩いていると、ここは奥多摩なんだなと思い、甲斐大和から大菩薩を歩いてたのにと感慨にふけりました。そして暑い！すでにノーダワから聞こえていましたが、山の蝉は時期が早いんでしょうか？もう蝉が鳴いていました。

疲労困憊でのめこいの湯へゴール。やっぱり登山後の温泉は最高です。つい買っちゃうオリジナルタオルを買ったら道の駅でいちごソフトと果汁100%ジュース。お土産をゆっくり見ながらバスを待ち、奥多摩駅から帰りました。

丹波大菩薩道は感覚的には牛ノ寝通りより長く感じます。平坦なトラバースが長く眺望が少ないからかもしれません。でも大菩薩の稜線をいつもと違う側から見れたり、雲取山が近くに見えたり、静かな山歩きを楽しめるので、とにかく歩きたい時にはおすすめです。