雪道を奥武蔵(蕨山・有間山)から奥多摩(川苔山)に抜ける
- GPS
- 07:20
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
1000mより上は雪がある。雪を踏んで北面を登り、土の南面を下るという繰り返し。 有間山から仁田山は背の丈ほどの笹やぶをかき分けて歩く。 特に仁田山は籔が厚い。 二度目に行くなら有間峠から南に林道を行って尾根取りつきまで巻きたい。 日向沢ノ峰は初めてだが富士山や雲取山方面の見晴らしが絶好。 だが、ここから200m下った後、川苔山まで登り返すのがつらかった。 有間山から有間峠の間にハンターが四人いて稜線の西の熊を狙っているとのこと。 |
写真
感想
今まで歩いた道を全山行マップで見ていたら、奥武蔵と奥多摩が繋がっていないことが妙に気になった。
御嶽駅から岩茸石山・黒山を通ってさわらびに抜けたことはあったのだが、熊倉山から酉谷山、矢岳、仙元尾根など、歩いてみたかった道は未踏のまま。でも日照時間が短く雪のある時期は無理だなぁと、しばし考えていると、その東の有間山コースに目が止まった。これくらいなら日帰りできそう、との見通しで最短の名郷・蕨山・有間山・日向沢ノ峰・川苔山・鳩ノ巣駅のルートにしたのである。
家を5時に出れば池袋6:01、450円で飯能7:01着で7:10バスに乗れる。市外を抜けると客は1人だけ。さわらびで1人乗車したが名郷で一緒に降りる8:10。790円。終点の湯ノ沢まで客は0だ。
橋を渡って林道を行くが崖面につららが見えて冬の気分だ。登山道に取り付いて急登が続くが尾根に出ると景色が開ける。大持山・武川岳・伊豆ヶ岳方面がすっきりしている。蕨山手前から10cmほどの雪が出てきて急な登りは滑りやすい。
蕨山分岐(9:45)から左に少し行けば見晴らしの良い東ピークだが今日はパス。右に進んで西ピークの脇を通るがこちらは見晴らしはなし。あずまやのある逆川乗越で車道を横切って一登りすれば橋小屋ノ頭につく10:15。標識には(有間山)とあるが有間山の最高点はこの先のタタラノ頭である。
ひと休みして南に向かう。南面の下りは雪がなく北面の登りは20cmほどの雪道であるが道は良い。タタラノ頭を過ぎると厚い笹薮を掻き分けていく道だ。出会ったハンターは4人。「西側の谷筋に熊が二頭いるので狙っている」とのこと。やばっ。「出てくんなよぉ、撃たれるぞぉ」と声を出しながら進んでやっと有間峠の車道に出て一安心。11:35
車道を右に進むと左に尾根道がある。仁田山への道は笹薮が厚い上に雪の重みで右からかぶさって左の崖下の車道に落とされそうになる場所がある。多くの人は巻いて左の車道を使っているのだろう。鞍部から奥多摩への登りになると急ではあるが良く踏まれた登山道になる。ここから蕎麦粒山方面へは登山者が多いのだろう。1240mの鉄塔からは北の見晴らしが良い。奥武蔵の展望台として絶好である。
ここから一登りで奥多摩縦走路に出る。棒の峰分岐を過ぎて日向沢ノ峰に立つ(12:40)。切れ落ちた南面の先に富士山や雲取山の姿が良い 。左に見える川苔山に向けて歩き出すがそろそろ疲れも出てきて踊平へ200m下ってからまた登り返すのが少々苦しく、りんごをかじりながらペースダウン。20cmほどの雪を踏んで13:45川苔山に立つ。山頂手前は凍結していてアイゼンが欲しいくらいだ。
下りは山の神を通って鳩ノ巣へ。分岐を右に熊野神社に下ったがこちらの方が見晴らしは良い。電車まで15分ほどあったので駅前食堂で生ビール600円と肉うどん680円で打ち上げ。 疲れているから何でもうまかったのさ。
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