記録ID: 3228576
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無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
天城の秘境・シラヌタの池でモリアオガエル探索(片瀬白田駅〜シラヌタの池〜万二郎岳〜天城高原ゴルフ場)
2021年05月30日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:29
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,596m
- 下り
- 566m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
▪️行き 伊豆急行線で、伊東から片瀬白田まで移動(1110円) ▪️帰り 天城高原ゴルフ場から伊東駅までバスで移動(1020円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
モリアオガエルの産卵の時期なので、一度見てみたくシラヌタの池に行ってきた。モリアオガエルの卵はたくさん見ることができた。鳴き声がするのでしばらく探したところ、かろうじて遠目に一部だけ拝むことができた。シラヌタの池以降、万二郎岳までの登山道が急登の連続で、かなりこたえた山行となった。 ▪️片瀬白田駅→シラヌタの池入口 シラヌタの池の入口までは、ずっと舗装路をひたすら登っていく。シラヌタの池までは、白田川の左岸側を行くルート、右岸側を行くルートがそれぞれある。過去レコを見ると、皆さん右岸側を選んでいたので、それに倣い右岸を進もうとしたが、この先崩落のため通行止めの看板があったため、少し戻り橋を渡って左岸側を進んだ。車両が通れないだけで徒歩は大丈夫だったかもしれないが、今回は安全策をとった。左岸も右岸も距離はあまり変わらないのではと思う。左岸は天城ハイランドという別荘地を通るが、別荘地は道が入り組んでいるので地図を確認しながら進んだ。別荘地で通る道を間違えて一部未舗装の道を歩いたが、そこを通らなければ舗装路のまま行ける。別荘地を抜けると、右岸からのルートと合流し、あとは一本道である。 ▪️シラヌタの池入口→シラヌタの池 入口は車が2台停められるかどうかのスペースがある。入口から進むと、序盤はぬかるんだ道が続く。少しずつ樹林帯を標高を下げていく。最後に沢があり吊り橋がかかっていたが、破損のため吊り橋自体の対岸側が大きく捻れている。今回は吊り橋を通ったが完全に自己責任である。吊り橋は使わなくても渡渉することもできそうだった。但し水量によっては多少濡れそうだ。 ▪️シラヌタの池 静かで神秘的な池だった。風もないので水面も静止しており、周りの景色がはっきりと映っている。モリアオガエルの卵はあちこちで見ることができた。モリアオガエル自体は鳴き声は聞こえるが、なかなか姿を見つけることはできない。バードウオッチングしてる方がいてお話していたら、双眼鏡で遠くの木の枝で休んでいるモリアオガエルを見つけて頂いた。写真に納めたが、よく見つけられたと思うような位置にいて、さすがだと感心した。 ▪️シラヌタの池→万二郎岳登山道入口 ここからは過去レコの軌跡を参考にしながら進んだ。シラヌタの池から進む方向は、何も情報がないとまずわからないと思う。歩き始めると気付くが、登山道(とされている)には終始ピンクテープとトラテープがあった。結構な急登だが、トラテープは補助に使うのでなく、あくまでもルートのガイド的な存在である。 それほど長くない斜面を登り切ると林道にでる。奈良本林道と呼ばれている。林道と行ってもぬかるみや大小の石が転がっており、ここを車で走ろうとは思えない。しばらく林道を歩く。途中、万二郎橋を渡り、さらに進むと万二郎岳登山道の入口に着く。実は調子に乗って林道を歩いていたら登山口を少し過ぎてしまった。確かに途中にピンクテープがいくつも巻いてあった部分があったが、そこが入口だったようだ。案内の標識もあった。それにしても万二郎橋、万二郎登山道と名前は立派なのに、自分以外の人の気配が無い。何かあったらと思うとゾッとする。 ▪️万二郎岳登山道入口→万二郎岳 ここからも過去レコの軌跡と、ピンクテープ、トラテープを参考に進む。意外にピンクテープとトラテープは最後まで存在するので、気をつけて周囲を確認すれば良い。最初はそれほど傾斜もない。途中、青い廃屋があり、それを過ぎると再び林道のような場所にでる。林道というよりは木を伐採した後みたいな感じである。この林道らしき道をしばらく進むのだが、また登山道に入る部分を少し過ぎてしまった。でもこれは流石に気づかないだろうっていう場所が登山道の登り口だったので、これは過去レコなしではわからなかったと思う。よく見ると色褪せたピンクテープがあったが。 そしてここから万二郎岳までは本格的な急登が続く。ピンクテープとトラテープに沿って登るので道迷いは無さそうだが、急登がものすごい。雨が降ったら登れないのではと思うくらいである。アキレス腱がピーンと伸びる感じである。途中で箒木山からの稜線に合流し、一旦平坦な区間があるが、あとは山頂直下まで急登が続く。ずっと歩き続けての後半の急登の連続でかなり疲れた。 ▪️万二郎岳→天城高原ゴルフ場 万二郎岳に着いて、人の声も聞こえるし、きれいな案内標識もあるしホッとする。あとはゴルフ場まで降っていくだけ。あの誰もいない急登の登山道を登ってきたので、整備された登山道が何とありがたいことかと思った。 今回、シラヌタの池から万二郎岳までで、会った人はシラヌタの池のバードウォッチャーだけだった。モリアオガエルも探して頂き感謝している。 もう一つ、あの急登の登山道にピンクテープとトラテープを設置して頂いてる方にも感謝したい。しかも新そうだったので、最近も手入れされていそうだった。 |
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