残雪の燕岳
- GPS
- 08:05
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 8:05
天候 | 曇りのち晴れ 稜線は11:20くらいまで雲多め&強風の状態 以降12時過ぎまでガス&強風。 13時過ぎに槍が見える。それまでの強風も収まる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
南安タクシー 穂高駅⇄中房温泉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中房温泉〜第一ベンチ 登山ポストと無料トイレがある登山口からスタート。いきなり急登。登りがずっと続くので休まないで行けるくらいのペースで淡々と登ると疲れを感じにくいかもしれない。沢の音が心地よかった。第一ベンチ下に水場あり。 ・第一ベンチ〜第二ベンチ ベンチ間隔が若干短めになっている。平坦な箇所あり。最後に荷揚げ用ロープウェイと交差する。 ・第二ベンチ〜第三ベンチ アルプスの稜線が見えてくる。また急登が続く。雪は無し ・第三ベンチ〜富士見ベンチ 5分から10分ほど登ると雪をチラホラ見かけるようになる。つぼ足で問題無し ・富士見ベンチ〜合戦小屋 雪が一段ギアを上げてくる。踏み固められているのでつぼ足で問題無し ・合戦小屋〜燕山荘 雪がもう二段ギアを上げてくる。傾斜がそれほどでもないので滑っても滑落することはないと思うが、アイゼンなどがあった方がいいと思う。踏ん張ったり余計な力をかける必要がないので。 燕山荘手前ベンチでアイゼンを外すよう案内看板があり、そこからはアイゼン不要。 気温が上がった午後は稜線上はシャバシャバの雪質になりチェーンスパイクだとあまり意味がなかった。 ・燕山荘〜燕岳 雪は二箇所あったがチェーンスパイク不要。 ・燕岳〜北燕岳方面 燕岳までと同じ感じ。ピーク手前は傾斜が急な雪道あり。なんとか行ける。 北燕岳の標識や三角点などが見当たらず通過してしまった。 ピーク通過後道がわからなくなり撤退。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
|
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共同装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
携帯
時計
タオル
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感想
残雪期の燕岳。
最近でも稜線上は雪が降っていたらしく、雪山経験の少ない自分としては少し不安もあったのですが結果的に大満足な登山でした。
まず心配された雪の状況。
第三ベンチ以降の樹林帯の雪は踏み固められていてそれ程危険は感じませんでした。
合戦小屋以降の樹林を抜けた辺りからの雪は少し柔らかくなっていて踏ん張りが効かない場面も多く、自分はチェーンスパイクをつけました。
登りに関しては少し滑るもののそれでも十分だと感じました。
他の登山者の皆さんはチェーンスパイク、軽アイゼン、12本爪など何かしら装着している人が多かったです。
下りの場合は滑るので場所によってはスキージャンプの助走のような姿勢で滑らざるを得ませんでした。踏み跡消されるのであまり良くないとは思いますが。
天気についても心配でした。
天気予報は雲が多そうだけど昼ごろから晴れるという予報通りの展開。
燕岳に登った辺りからホワイトアウトしそうなくらいガスが上がってきて風もかなり吹いて寒かったので、どうなることかと思いましたが、13時過ぎに好転してきて槍ヶ岳の頭が顔を出した時には心からホッとしました。
登山の法則的に午後から好転することってあまりないはずなんですが、自分の経験では午前より午後の天気が良い場合が多いのが不思議なところです。
何にせよ見たかったアルプスの雪景色が拝めて、粘った甲斐がありました。
コースとしては北アルプス三大急登ということで体力にも不安もありました。
しかし日帰りの軽装という事と良く整備された登山道のおかげで思ったより楽に登れました。
20分毎に置かれるベンチが目安になって、登山中によくある「これいつまで続くんだ現象」を全く感じないのがすごくいいなと感じました。
景色も下と上で全く違うのもいいところです。
一日で夏と冬を同時に味わえる。精神と時の山です。(DB世代発言)
もっと体力をつけていつか表銀座テント泊縦走をやってみたい。
燕山荘にも泊まりたい気持ちもあるが。
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