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記録ID: 3229672
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

残雪の燕岳

2021年05月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:05
距離
10.6km
登り
1,450m
下り
1,450m

コースタイム

日帰り
山行
5:53
休憩
2:12
合計
8:05
8:01
18
8:19
23
8:42
24
9:06
24
9:30
9:38
19
9:57
25
10:22
10:26
9
10:35
10:53
4
10:57
14
11:11
6
11:17
11:23
10
11:33
11:44
9
11:53
11:56
4
12:00
12
12:12
6
12:18
13:32
10
13:42
13:47
15
14:02
14
14:16
18
14:34
14:37
17
14:54
18
15:12
14
15:26
18
15:44
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
稜線は11:20くらいまで雲多め&強風の状態
以降12時過ぎまでガス&強風。
13時過ぎに槍が見える。それまでの強風も収まる。
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
アルピコ交通 新宿⇄安曇野穂高
南安タクシー 穂高駅⇄中房温泉
コース状況/
危険箇所等
・中房温泉〜第一ベンチ
 登山ポストと無料トイレがある登山口からスタート。いきなり急登。登りがずっと続くので休まないで行けるくらいのペースで淡々と登ると疲れを感じにくいかもしれない。沢の音が心地よかった。第一ベンチ下に水場あり。

・第一ベンチ〜第二ベンチ
 ベンチ間隔が若干短めになっている。平坦な箇所あり。最後に荷揚げ用ロープウェイと交差する。

・第二ベンチ〜第三ベンチ
 アルプスの稜線が見えてくる。また急登が続く。雪は無し

・第三ベンチ〜富士見ベンチ
 5分から10分ほど登ると雪をチラホラ見かけるようになる。つぼ足で問題無し

・富士見ベンチ〜合戦小屋
 雪が一段ギアを上げてくる。踏み固められているのでつぼ足で問題無し

・合戦小屋〜燕山荘
 雪がもう二段ギアを上げてくる。傾斜がそれほどでもないので滑っても滑落することはないと思うが、アイゼンなどがあった方がいいと思う。踏ん張ったり余計な力をかける必要がないので。
 燕山荘手前ベンチでアイゼンを外すよう案内看板があり、そこからはアイゼン不要。
 気温が上がった午後は稜線上はシャバシャバの雪質になりチェーンスパイクだとあまり意味がなかった。

・燕山荘〜燕岳
 雪は二箇所あったがチェーンスパイク不要。

・燕岳〜北燕岳方面
 燕岳までと同じ感じ。ピーク手前は傾斜が急な雪道あり。なんとか行ける。
 北燕岳の標識や三角点などが見当たらず通過してしまった。
 ピーク通過後道がわからなくなり撤退。
登山口となる中房温泉。
周辺のトイレとともにとても綺麗な施設。
2021年05月30日 07:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 7:35
登山口となる中房温泉。
周辺のトイレとともにとても綺麗な施設。
第2ベンチ付近の荷揚げ用ロープウェイ。
夏場はこれでスイカも運んでいるのかな
2021年05月30日 08:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 8:19
第2ベンチ付近の荷揚げ用ロープウェイ。
夏場はこれでスイカも運んでいるのかな
このような展望スポットがある
2021年05月30日 08:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 8:37
このような展望スポットがある
富士見ベンチからの雪はこんな感じであったりなかったり
2021年05月30日 09:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 9:07
富士見ベンチからの雪はこんな感じであったりなかったり
合戦小屋からの雪の状態。
2021年05月30日 09:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 9:39
合戦小屋からの雪の状態。
大天井岳、常念岳方面
2021年05月30日 09:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 9:53
大天井岳、常念岳方面
合戦山までの歩いてきた稜線を見下ろす
左は有明山
2021年05月30日 10:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
1
5/30 10:08
合戦山までの歩いてきた稜線を見下ろす
左は有明山
こんなハイマツと花崗岩の山道もあれば
2021年05月30日 10:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:08
こんなハイマツと花崗岩の山道もあれば
雪道のトラバースあり。燕山荘(中央)までもうすぐ
2021年05月30日 10:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:10
雪道のトラバースあり。燕山荘(中央)までもうすぐ
燕岳から続く稜線
2021年05月30日 10:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:21
燕岳から続く稜線
燕山荘に着きました。
2021年05月30日 10:38撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:38
燕山荘に着きました。
肝心の部分に雲がかかってるけど裏銀座の山々
2021年05月30日 10:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:39
肝心の部分に雲がかかってるけど裏銀座の山々
すごいところにテント立ててる方がいた。
後ろは餓鬼岳
2021年05月30日 10:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:39
すごいところにテント立ててる方がいた。
後ろは餓鬼岳
これがかの有名な燕山荘か。いつか泊りで利用したい。
2021年05月30日 10:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:39
これがかの有名な燕山荘か。いつか泊りで利用したい。
天空の休憩所
2021年05月30日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:40
天空の休憩所
山男の石像と燕岳
2021年05月30日 10:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:40
山男の石像と燕岳
ランチメニューはこのようになっている
2021年05月30日 10:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 10:43
ランチメニューはこのようになっている
燕岳方面から燕山荘を振り返る
2021年05月30日 11:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:01
燕岳方面から燕山荘を振り返る
アップダウンは割とあるけど空身で行けるので楽しい縦走
2021年05月30日 11:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:02
アップダウンは割とあるけど空身で行けるので楽しい縦走
眼鏡岩
2021年05月30日 11:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:11
眼鏡岩
頂上到着。
2021年05月30日 11:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:17
頂上到着。
北燕岳。奥には唐沢岳。
2021年05月30日 11:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:18
北燕岳。奥には唐沢岳。
表銀座の縦走路。雲行きが怪しくなる。
2021年05月30日 11:18撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:18
表銀座の縦走路。雲行きが怪しくなる。
北燕岳の山頂っぽいが、目印はない。ガスでホワイトアウト寸前。
2021年05月30日 11:41撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 11:41
北燕岳の山頂っぽいが、目印はない。ガスでホワイトアウト寸前。
イルカ岩。行きで気づかず素通りしてしまった。
2021年05月30日 12:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 12:12
イルカ岩。行きで気づかず素通りしてしまった。
おにぎり型の山脈をバックにおにぎりを食す。
2021年05月30日 12:22撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 12:22
おにぎり型の山脈をバックにおにぎりを食す。
烏帽子岳をアップで
2021年05月30日 12:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 12:55
烏帽子岳をアップで
今日初めて槍ヶ岳が顔を出す
2021年05月30日 13:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 13:00
今日初めて槍ヶ岳が顔を出す
大天井岳。左には大天荘荘。登山道がよく見えて楽しい♪
2021年05月30日 13:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 13:02
大天井岳。左には大天荘荘。登山道がよく見えて楽しい♪
槍ヶ岳アップで。
2021年05月30日 13:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 13:08
槍ヶ岳アップで。
北鎌尾根ってすごいな
2021年05月30日 13:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 13:10
北鎌尾根ってすごいな
表銀座縦走路全容
2021年05月30日 13:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 13:13
表銀座縦走路全容
燕山荘からの距離感のちょうどよさ
2021年05月30日 13:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 13:17
燕山荘からの距離感のちょうどよさ
燕岳見納め。立山方面に雲がかかって残念。
2021年05月30日 13:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 13:23
燕岳見納め。立山方面に雲がかかって残念。
後立山連峰もちょっとしか見えなかったな。
爺ヶ岳はかろうじて見える感じ。
2021年05月30日 13:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 13:23
後立山連峰もちょっとしか見えなかったな。
爺ヶ岳はかろうじて見える感じ。
昼には晴れてきてすがすがしい光景でした。
2021年05月30日 13:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 13:25
昼には晴れてきてすがすがしい光景でした。
燕山荘ともお別れ
2021年05月30日 13:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 13:37
燕山荘ともお別れ
右中央から大天井岳、東天井岳、横通岳、常念岳
2021年05月30日 13:37撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 13:37
右中央から大天井岳、東天井岳、横通岳、常念岳
槍から大キレットまで見える
2021年05月30日 13:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
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5/30 13:40
槍から大キレットまで見える
下山してツツジがきれいだったので
2021年05月30日 15:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
5/30 15:51
下山してツツジがきれいだったので
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル
共同装備
長袖シャツ ズボン 靴下 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) 携帯 時計 タオル

感想

残雪期の燕岳。
最近でも稜線上は雪が降っていたらしく、雪山経験の少ない自分としては少し不安もあったのですが結果的に大満足な登山でした。

まず心配された雪の状況。
第三ベンチ以降の樹林帯の雪は踏み固められていてそれ程危険は感じませんでした。
合戦小屋以降の樹林を抜けた辺りからの雪は少し柔らかくなっていて踏ん張りが効かない場面も多く、自分はチェーンスパイクをつけました。
登りに関しては少し滑るもののそれでも十分だと感じました。
他の登山者の皆さんはチェーンスパイク、軽アイゼン、12本爪など何かしら装着している人が多かったです。
下りの場合は滑るので場所によってはスキージャンプの助走のような姿勢で滑らざるを得ませんでした。踏み跡消されるのであまり良くないとは思いますが。

天気についても心配でした。
天気予報は雲が多そうだけど昼ごろから晴れるという予報通りの展開。
燕岳に登った辺りからホワイトアウトしそうなくらいガスが上がってきて風もかなり吹いて寒かったので、どうなることかと思いましたが、13時過ぎに好転してきて槍ヶ岳の頭が顔を出した時には心からホッとしました。
登山の法則的に午後から好転することってあまりないはずなんですが、自分の経験では午前より午後の天気が良い場合が多いのが不思議なところです。
何にせよ見たかったアルプスの雪景色が拝めて、粘った甲斐がありました。

コースとしては北アルプス三大急登ということで体力にも不安もありました。
しかし日帰りの軽装という事と良く整備された登山道のおかげで思ったより楽に登れました。
20分毎に置かれるベンチが目安になって、登山中によくある「これいつまで続くんだ現象」を全く感じないのがすごくいいなと感じました。
景色も下と上で全く違うのもいいところです。
一日で夏と冬を同時に味わえる。精神と時の山です。(DB世代発言)
もっと体力をつけていつか表銀座テント泊縦走をやってみたい。
燕山荘にも泊まりたい気持ちもあるが。

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