皇海山〜高齢夫婦が登る日本百名山

2021年05月29日(土) ~ 2021年05月30日(日)

• GPS: 16:42
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,120m
• 下り: 2,126m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:42
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:42

14:00 スタート地点
14:53 14:54 笹美木橋
15:12 15:13 一の鳥居
16:33 16:33 猿田彦神社跡
16:44 庚申山荘

2日目

• 山行: 12:14
• 休憩: 1:34
• 合計: 13:48

16:44 庚申山荘
4:51 5:03 大胎内(分岐)
5:30 5:41 庚申山
5:43 5:43 庚申山展望台
5:52 5:53 御岳山
6:15 6:16 駒掛山
6:25 6:26 渓雲岳
7:03 7:03 薬師岳
7:12 7:13 白山
8:03 8:22 鋸山
8:49 8:59 不動沢のコル
9:43 10:14 皇海山
10:49 10:49 不動沢のコル
11:43 11:44 鋸山
12:25 12:26 女山
12:33 12:43 六林班峠
15:30 15:31 天下の見晴分岐
15:57 15:58 庚申山荘
16:04 16:05 猿田彦神社跡
16:50 16:50 庚申七滝
17:00 17:02 一の鳥居
17:18 17:19 笹美木橋
17:58 ゴール地点

天候

29日　曇り時々晴れ
30日　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国民宿舎かじか荘から100m位行った砂利じき駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

全体的に気を抜けないコースという印象。
特に、白山〜鋸山間は、緊張を強いられる。鎖場の下りは、下が見えない所もあり、全身を鎖に頼らざるを得ない。一部の岩場は、鎖が欲しい。
鋸山〜不動沢のコル間も、上部において足場が悪い。
また、六林班峠〜庚申山荘間の非常に長いトラバース道も、細くて斜めになっている所がかなりあり、油断すると谷側に転落の恐れがある。しかし、ここは今、ヤシオツツジ(シロヤシオ、アカヤシオ)が見頃で、新緑の濃い緑と相俟って、何度も足を止めてしまう。
とにかくロングコースなので、覚悟が必要。健脚者、ベタラン向け。初心者には難しそう。

その他周辺情報

下山後、かじか荘に宿泊。宿泊者は私たちだけ。館内はとてもきれいだし、アルカリ泉の温泉、料理とも申し分ない。お勧め。

写真

5/29 14:58

天狗の投石。累々と岩が重なっている。どうしてこうなったのか？

5/29 15:12

一の鳥居。ここで林道から分かれる。

5/29 15:48

水ノ面沢の清流。

5/29 15:52

1863年建立らしい。150年も前か。

5/29 15:59

鏡岩。

5/29 16:00

鏡岩の悲しい解説。

5/29 16:10

夫婦蛙岩。

5/29 16:12

夫婦蛙岩を上から見る。二匹が重なっている？

5/29 16:13

山ツツジ。

5/29 16:23

仁王門。ルートは、整備が行き届いている。

5/29 16:37

庚申山は、勝道上人が767年に開山したらしい。

5/29 16:38

戦前まで、ここに100坪あまりの社殿があったらしい。

5/29 16:45

庚申山荘。右は、バイオトイレ(故障中)、下山時には、鍵もかからず(下山後、かじか荘に通報)。

5/29 16:56

庚申山荘2階。私たちは、1階宿泊室を利用。小屋内には水も引かれ、ビールを冷やすことも出来た。この日の利用者は、19名(使用料金2080円は、かじか荘で支払った)。

5/29 17:56

管理人は不在。

5/30 4:43

庚申山への登り。良く整備されている。

5/30 4:45

梯子もあるが、特に問題なし。

5/30 4:50

足場となる鉄棒は、しっかりしている。

5/30 4:56

こんな所もある。左側の菱形の赤黄が、この山域の標識。

5/30 4:57

大胎内分岐。

5/30 4:59

大胎内。

5/30 5:32

庚申山山頂。ここは展望なし。

5/30 5:42

庚申山山頂から、すぐの所にある展望台から、左鋸山、右皇海山。

5/30 5:54

御岳山標識。特に、山頂というわけではない。

5/30 6:38

袈裟丸山方面。

5/30 6:39

シャクナゲがあちこちで咲いている。

5/30 7:04

薬師岳山頂標識。ここまでは、何の不安もない整備されたルート。

5/30 7:06

皇海山と右奥に日光白根山。真ん中は、錫ヶ岳。

5/30 7:12

右奥に男体山。真ん中は、太郎山。

5/30 7:13

鋸山。右が山頂。

5/30 7:22

ガレの左側がコース。人が見える。

5/30 7:29

左側にトラバースしてから、何本もあるロープを掴んで登っていく。トラバースしている登山者が見える。

5/30 7:38

傾斜はかなりきつい。

5/30 7:44

越えてきた岩峰群を振り返る。遠景は、男体山方面。手前は、大平山。

5/30 7:48

長い梯子の下りもある。

5/30 7:51

剣の山から袈裟丸山への稜線を見る。

5/30 7:51

鋸山山頂を見る。人が見える。

5/30 7:56

すぐに鋸山山頂と思いきや、このような鎖場もある。

5/30 8:06

鋸山山頂でのツーショット。

5/30 8:51

不動沢のコルから、鋸山を振り返る。

5/30 9:45

皇海山山頂でのツーショット。ここは展望なし。

5/30 9:46

立派な山頂標識。居合わせた登山者に撮ってもらう。

5/30 10:13

この山頂標識も立派。

5/30 10:47

不動沢のコルの標識。利根村へのルートが復活することは。もうないのだろうか。

5/30 11:03

鋸山への登り途中から。とても見栄えが良い。

5/30 11:06

雲が多いながらも、奥日光の山々が、はっきりと見えた。

5/30 11:40

遠く上州武尊。

5/30 12:43

六林班峠。ここから長いトラバースに入る。

5/30 12:48

最初は、とても歩きやすい。

5/30 13:07

シロヤシオ。今が見頃。

5/30 13:13

ニリンソウ？

5/30 14:13

アカヤシオも。色合いがとても良い。

5/30 15:01

新緑が実に素晴らしい。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

rin

皇海山は、今から40年以上も前に、銀山平から入山し、3泊4日で日光白根山まで縦走したが、それ以来２度目。当時は、勿論鎖場もあったが、山肌の崩壊も今ほどではなく、もう少し歩きやすかった記憶がある。
群馬県側からのルートが通行止めになり、百名山の中でも一気に難易度が増した。間違いなく難易度上位10山には入るだろう。
高齢になり、他の登山者には追い抜かれるばかりだが、まだまだ山を楽しむことはできると思っている。家内の百名山も81座。来年には達成できるかな？　
梅雨入り前の天気の良い日曜日ということもあって、多くの登山者に会った。