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記録ID: 32325
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳

2008年07月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:15
距離
4.0km
登り
456m
下り
456m

コースタイム

7:45千畳敷-8:17乗越浄土-8:30中岳山頂-8:52駒ヶ岳山頂(休憩25分)
9:17下山開始-9:56宝剣岳山-10:32三の沢岳分岐点(休憩10分)-10:51極楽平-11:00千畳敷
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
今回の山行は、昨日に御嶽山と恵那山を登り、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-32306.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-32312.html
本日は早出で午前中に空木岳、午後はロープウエイを利用して駒ヶ岳という2日で4山を登るであった。
ロープウエイの最終時刻17:00から逆算すると空木岳は12:30までに下山する必要があり、コースタイム10:25は今までに経験から0.8掛けの8:20であり、4:10の登山口スタートが必須である。前日の恵那山から車中泊の場所を探しながら駒が池の駐車場に着いたのが23時前。アラームを3:00にセットして就寝。

しかし。。周りの車の音で目を覚ましたら、既に6時を回っていた。
空木と駒ヶ岳は交通費を考えると是非一度で終わらせておきたかったが、もう空木単独であっても厳しい時間。選択肢はなく、失意の中、菅の台のバス停から駒ヶ岳ロープウエイに向かった。
千畳敷から宝剣岳を見上げる。6:40頃のバスに乗り、ロープウエイ山頂駅の千畳敷には7時半過ぎに到着した。準備不足で水の用意すら出来ていない。気分が乗らない中、7:45に千畳敷をスタートした。本日は昨日とは違って晴天の登山日和。宝剣岳が青空に突き刺さっている。
千畳敷から宝剣岳を見上げる。6:40頃のバスに乗り、ロープウエイ山頂駅の千畳敷には7時半過ぎに到着した。準備不足で水の用意すら出来ていない。気分が乗らない中、7:45に千畳敷をスタートした。本日は昨日とは違って晴天の登山日和。宝剣岳が青空に突き刺さっている。
乗越浄土分岐点。残雪の登坂で道を塞いでいる団体さんの渋滞を横から追い抜きながら急登を終えると尾根道に出て展望が開けた。
乗越浄土分岐点。残雪の登坂で道を塞いでいる団体さんの渋滞を横から追い抜きながら急登を終えると尾根道に出て展望が開けた。
中岳からの駒ヶ岳。駒ヶ岳の最後の登りは緩やかになる。山頂付近がなだらかな山は気分もゆったりする。
中岳からの駒ヶ岳。駒ヶ岳の最後の登りは緩やかになる。山頂付近がなだらかな山は気分もゆったりする。
木曽駒ヶ岳山頂。山頂には5名程の登山者が大休憩をしていた。山頂標識の前で陣取る「山のベテラン」をフレームから外し、記念撮影。ベテランさんはロープウエイを使ったら登山では無いと言っていた。済みません。確かに単純ピストンだけでは短いので、危険印が付いてあまり行く気がなかった宝剣を経由することにします。
木曽駒ヶ岳山頂。山頂には5名程の登山者が大休憩をしていた。山頂標識の前で陣取る「山のベテラン」をフレームから外し、記念撮影。ベテランさんはロープウエイを使ったら登山では無いと言っていた。済みません。確かに単純ピストンだけでは短いので、危険印が付いてあまり行く気がなかった宝剣を経由することにします。
山頂の一等三角点。調べてみると一等三角点は単に他の一等三角点との距離で決まったらしく、一等、二等、三等とメッシュを細かくしていくことにより累積的な誤差を少なくすることができるという。従って、一等だから偉いとか、三等だから偉くないとかは関係が無いらしいが、一等が二等以下の基準点であることには違いがない。基準点だから地盤の安定した山頂以外に設置されることも多いらしい。
山頂の一等三角点。調べてみると一等三角点は単に他の一等三角点との距離で決まったらしく、一等、二等、三等とメッシュを細かくしていくことにより累積的な誤差を少なくすることができるという。従って、一等だから偉いとか、三等だから偉くないとかは関係が無いらしいが、一等が二等以下の基準点であることには違いがない。基準点だから地盤の安定した山頂以外に設置されることも多いらしい。
山頂には見晴らしが良い山によく設置されている周りの山の案内盤がある。山頂に上がってみると2000-3000mあたりに雲が多く、眺望はイマイチであった。昨日登った御岳は単独峰ではあるが、非常にスケールの大きな山である。山頂部は本日も雲の中であった。
山頂には見晴らしが良い山によく設置されている周りの山の案内盤がある。山頂に上がってみると2000-3000mあたりに雲が多く、眺望はイマイチであった。昨日登った御岳は単独峰ではあるが、非常にスケールの大きな山である。山頂部は本日も雲の中であった。
中岳の巻道。標識には「きけん」と書いてあったが、途中岩場の登り下りはあるものの、危険箇所は無い。おそらく観光客の事故防止だろう。
中岳の巻道。標識には「きけん」と書いてあったが、途中岩場の登り下りはあるものの、危険箇所は無い。おそらく観光客の事故防止だろう。
宝剣岳山頂。宝剣岳の手前のクサリ場でのすれ違いで渋滞が発生しており、なかなか先に進めなかった。宝剣岳の山頂は狭く、写真待ちの列が出来ているので早々に下山開始。多くの登山者はここから浄土乗越方面へ引き返していたので、この先に渋滞はなかった。
宝剣岳山頂。宝剣岳の手前のクサリ場でのすれ違いで渋滞が発生しており、なかなか先に進めなかった。宝剣岳の山頂は狭く、写真待ちの列が出来ているので早々に下山開始。多くの登山者はここから浄土乗越方面へ引き返していたので、この先に渋滞はなかった。
千畳敷カールを上から見る。残雪が結構多い。
千畳敷カールを上から見る。残雪が結構多い。
宝剣からの下りにはこんな場所も通過する。
宝剣からの下りにはこんな場所も通過する。
宝剣岳から北側尾根を望む。縦走路を多くの登山者が歩いている。縦走入門コースとして紹介されていることが多いが、空木岳までの半分の距離にもいかない檜尾岳でも雲にかすむ程遠い。空木岳は遙か彼方である。
宝剣岳から北側尾根を望む。縦走路を多くの登山者が歩いている。縦走入門コースとして紹介されていることが多いが、空木岳までの半分の距離にもいかない檜尾岳でも雲にかすむ程遠い。空木岳は遙か彼方である。
宝剣岳を下から見上げる。下から見ると大岩が積み木のように重なった不安定な岩山であることが判る。地震が来たら崩れそうである。
宝剣岳を下から見上げる。下から見ると大岩が積み木のように重なった不安定な岩山であることが判る。地震が来たら崩れそうである。
途中傾斜のある写真中央の岩山をクサリで越える。最初間違えてクサリの下を通過して、踏み後をそのまま写真左側に進んでしまった。後で見たら岩に×印があった。
途中傾斜のある写真中央の岩山をクサリで越える。最初間違えてクサリの下を通過して、踏み後をそのまま写真左側に進んでしまった。後で見たら岩に×印があった。
くさりの岩場に登り、宝剣岳を振り返った。宝剣からの下りはクサリの連続で高度感が苦手な私には緊張の連続であった。雨天時には通過したくないルートである。
小学生ぐらいの子供が親と一緒に降りてくるのが見えた。大したものだ。
くさりの岩場に登り、宝剣岳を振り返った。宝剣からの下りはクサリの連続で高度感が苦手な私には緊張の連続であった。雨天時には通過したくないルートである。
小学生ぐらいの子供が親と一緒に降りてくるのが見えた。大したものだ。
三ノ沢岳分岐点。ここで一息をついた。やはり高度感があるルートは私には向いていない。百名山も少なくなると今まで避けていた北アにも挑戦しないといけないので少しずつでも慣れないと。
三ノ沢岳分岐点。ここで一息をついた。やはり高度感があるルートは私には向いていない。百名山も少なくなると今まで避けていた北アにも挑戦しないといけないので少しずつでも慣れないと。
花3。花の名前は不明です。
花3。花の名前は不明です。
極楽平からは雪渓をシリセードで滑り降りた。表面はザラメだったが、結構スピードも出て年甲斐もなく楽しめた。
極楽平からは雪渓をシリセードで滑り降りた。表面はザラメだったが、結構スピードも出て年甲斐もなく楽しめた。

感想

2日で4山の目論見は外れ、一番の目的であった空木岳を登ることが出来なかったので、近いうちにまたここに来ることになるだろう。
(実際は2ヶ月後の再チャレンジとなったhttp://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-30025.html

下山後は、こまくさの湯で汗を流したが、早い時間の割には大混雑であった。
手短に入浴を済ませ、13時前には帰路に着いたが、上野原の手前から中央高速の渋滞が既に始まっていた。中央高速の休日夕方の上りはやはり避けるべきであろう。

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コメント

ゲスト
MATSUさん:おはようございます!
参考にさせていただこうと見させて頂いてました!

もともとの目論見は、空木⇒木曽駒が岳の縦走ではなく、ピストン、ピストンでしたか!?

その方が時間稼げるからなのでしょうかね?

今回のシルバーウィーク山行において、そのまま帰るか?若しくは午前中だけ木曽駒に行くか・・・若しくは両方とも攻めるか!・・・考えてます。

9/23の考えどころは・・・墓参りも大切ですからね・・・
2010/9/14 8:05
Ulmatsuさん、こんにちは。
Ulmatsuさんの脚力であれば2山日帰り縦走も可能ですね。
でもその場合、池山林道を歩くか、タクシーを呼ぶか、ヒッチハイクをするかですね。

私のお勧めはやはり2山ピストンです。
空木は往復8:20と見積りましたが、実際は休憩を除くと7:18でしたので、空木を未明にスタートすれば、ロープウエイの時間を気にしないで木曽駒を楽しめると思います。
2010/9/14 10:30
ゲスト
MATSUさん: こんにちは!
9/23のコンディション良かったら、
MATSUさんピストンピストンプランを試してみたいと思います!
若しくは、9/22常念岳を早めに切り上げて午後に木曽駒ですかね。
ありがとうございました!
2010/9/14 17:31
Ulmatsuさん、こんにちは。
来週は北アから中央まで遠征ですか。
がんばってください。
2010/9/14 18:19
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