大笠山(幻の百名山はマムシの巣窟だった)


- GPS
- 06:28
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,626m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口はキャンプ場の少し先の橋手前。 駐車場は2台分ほど。 埋まっている場合はキャンプ場の駐車場を使えそう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・全体的に登山道は狭いが整備はされている。 ・いきなりハシゴとクサリが数か所出てくる。 ・道中はマムシがたくさんいるので注意。この日は計6匹と遭遇。 ・大笠山避難小屋の水場は涸れていて使えない。 ・大笠山避難小屋は傾いていて宿泊不可。 ■ドコモ電波状況 ・全般的に電波は入らない。(最初の一部のみ通話可能) |
写真
感想
今回は幻の百名山と言われる「大笠山」に登ってみることにした。
大笠山は笈ヶ岳と並び、深田久弥氏の著書「日本百名山」でこう記されている。
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北陸では白山山脈の笈ヶ岳(おいずるがたけ)か大笠山を是非入れるつもりであった。
・・・こんな隠れた立派な山があることを吹聴したかった。
しかし、まだ登頂の機会を得ないので遺憾にも割愛した。
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せっかく割と近場に住んでいるわけだし、夏に混んでいる百名山ばかり歩くより比較的空いている山にも登りたいと思い、今回この山を選んだ。
朝4時に石川県の自宅を出発し、5時半頃五箇山の桂湖に到着。
自分が到着した直後にもう一台の車が到着したが、その他には登山者はいなかった。
歩きだすとすぐに太陽が出てきた。
タイミングが良かったのか悪かったのか、歩きだして20分程経ったあたりで登山道で日光浴をしているマムシ君と遭遇。
生で見るのは初めてだったが、ストックで突くとノソノソと草むらへ逃げて行った。
この時は偶然だと思っていたが、その後もマムシが出てくるわ出てくるわ。
木の根と間違えて踏んでしまいそうなくらい、いや、むしろ木の根が全部マムシに見えるくらいマムシと遭遇した。
道中で遭遇したマムシの数は6匹。(うち赤ちゃんマムシが1匹)
よくわからないヘビが1匹、それとトカゲも1匹。
幻の百名山はヘビの巣窟だった。
こういう書き方をすると本当にヘビしかいないように受け止められてしまうかもしれないが、もちろんそれ以外にも見所はある。
■景観
・白山が間近に見えて、すごい迫力。
・もう一つの幻の百名山、「笈ヶ岳」も近くに見える。
・槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、白馬岳、剱岳、立山など、北アルプスが丸見え。
・御嶽山もよく見える。
■花
・山頂近くにはニッコウキスゲの大群落がある。
・登山道にはササユリが咲いている。
■その他
・空いている。穴場だと思うので、静かな山行が好きな人にはお勧め。
行程は割と長いので初心者にはあまりお勧めできないが、いつもと少し変わった山行を求めるのであれば適した山だと思う。
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