夜叉神峠から鳳凰三山日帰り


- GPS
- 04:37
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 460m
コースタイム
4:24 夜叉神峠
5:15 杖立峠
6:08 苺平
6:28 南御室小屋(給水)
7:25 薬師岳
7:46 観音岳
8:32 赤抜沢の頭
8:37 地蔵岳(朝食)
8:59 オベリスク
10:19 観音岳(三角点探し、撮影)
10:41 薬師岳
10:48 薬師小屋(麦茶購入、ストレッチ)
11:29 南御室小屋(トイレ、給水)
11:51 苺平
12:29 杖立峠
13:03 夜叉神峠
13:23 夜叉神峠登山口
(GPSは赤抜沢の頭でなぜか切れてます。)
天候 | 晴れ後ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央高速で甲府昭和IC、夜叉神駐車場23:20着、仮眠。 南アルプス林道は良く整備され走り易いです。 (復路) 夜叉神発14:00発、自宅16:15着。途中街道沿いのセブンイレブンで コーヒーブレイク。中央高速の渋滞もなくスムース。 やはり車だと楽だ。公共の交通機関だけだとこうはいかない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況☆ 危険箇所は帰り(地蔵→観音)に赤抜沢の頭から下りてくる ところで左に直角に曲がる所(地面に石で←あり)があるが、 サクサク下りてくると直進して岩稜帯に突っ込んでしまう。 行きに下りの人が迷い込んでいたので、「そこはルートでは ないですよ」と教えてあげた。帰りに自分がサクサク下ったら 同じ所へ入り込んで、下見ると絶壁。 これは違うとすぐに気づいて戻ったが同じことする人いると思う。 ☆トイレ☆ 夜叉神駐車場(ペーパー付き) 南御室小屋(ペーパー付き有料) 薬師岳小屋(入らなかったけど綺麗っぽい) ☆水場☆ 南御室小屋(無料) 飲み物は他の小屋でも購入可 |
写真
装備
個人装備 |
ザック 1 ルーファス8
非常用ツエルト 1 Fine Track
雨具上下 1 モンベルGTX
ハイドレーション 1 2.0L
ナルゲンボトル 1 0.4L
手持懐中電灯 1
救急キット 1
朝食 1
昼食 1
行動食 1 ジェルx5
トレッキングポール 1
ドライレイヤー 1 着用
ベースレイヤー 1 着用
ソフトシェル 1
携帯電話 1
カメラ 1
手袋 1
靴下 1 着用
トレランシューズ 1 着用
コンプレッションタイツ 1 着用
着替え 1
地図 1
GPS 1
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感想
前日の23:20に夜叉神の駐車場に到着、暑くて全く眠れない。
車のドアを開けてようやく1時間まどろむ。3:00起床。
最悪のコンディションで3:53に出発。
スタートはまだ夜明け前なので、それほどでもないが、
歩き出すとすぐに汗が吹き出す。自分より先にスタート
した登山者を数名抜くが、トレランの人に抜かれる。
モーゲンロート見られるかななんて期待していたが、
曇りでそれも叶わず、テンション低めで進む。
6:30に南御室小屋で到着。出発準備の人がたくさん。
ここで給水。カラのナルゲンボトルに200ml
入れたが少なすぎた。ハイドレーションにも
いれておくべきだった。後で水不足に泣くことになる。
そこから先の樹林帯は結構な急坂。
薬師岳小屋を過ぎ、森林限界を超える、ハイ松と
花崗岩の稜線に、赤いペンキのマーキングを追えば
コースを外すことはない。
稜線に乗れば快適なトレイル。装備重すぎたかな。
トレランにはならず、トイレルジョギングくらいか。
ピーカンだと気持ち良いだろうななどと考えながら、
観音岳から地蔵岳への下り、結構標高下げる。
登り返し考えるとつらいな。この辺からいつもの通り、
内転筋が攣り始めた。少しストレッチしながら
騙し騙し進む。
赤抜沢の頭で写真を撮ってもらい、地蔵岳へ向かう。
それにしても暑い。ハイドレーションの水が切れた。
ペットボトル少しとアルプスの天然水200mlが残り。
節約しながら進む。賽の河原でアンパンで朝食。
残り少ない水で喉を潤す。
まだ9:00前なので思わずマッタリしてしまう。
せっかくなので賽の河原にザックをデポして
オベリスクに近づくことに。オベリスクに向かったが
脚が攣ってしまい、後ろから来たパーティーに先に
行ってもらう。脚が攣ってとても登れそうもないので、
天辺は次の機会にまわしとりあえず根元まで行く。
登るルートは判ったのでもう少し良い季節の時に
チャレンジしよう。
赤抜沢の頭からの下りで、老夫婦がいたので少し会話。
今日は南御室小屋で泊り、明日息子さんが夜叉神に
車で迎えにきてくれてそのまま西山温泉に行くそうだ。
登山の後、温泉、理想のパターンだな。
うちの息子も早くそうなってくれないかな。
話に気をとられ、サクッと下り始めたら、
コースはずれて岩稜帯に突っ込んでしまった。
危ない危ない。
観音岳の登り返しは結構標高差あり、疲れた身には
つらい。展望も望めないし、癒しはときおり出てくる
高山植物か。帰りはトレイルランナーと何人も
すれ違った。皆軽装だし、基本半袖短パンに
ショートソックスだ。ストックも使っていない。
トレイルの本を読むとこのコースの時間は
6時間25分らしい。登りも走らないとこのタイムは
無理だな。体鍛え直してチャレンジしよう。
帰りの観音岳は少し天辺の岩に登って遊んでみた。
残念ながらガスであまり展望きかないが、
やはり360度の世界は気持ちが良い。
今は使われていない三角点を撮影し先を急ぐ。
薬師岳は高低差もなく、すぐそこ。山頂は広い。
ここで昼寝なんていうのも良いかもしれない。
薬師岳小屋で、麦茶購入。生き返った。
水の残り少なく計算しながら飲んでいたので
助かった。この小屋は水場はないが、
雨水のタンクはある。
この辺からすれ違う人が多くなる。
朝抜いて挨拶した人に再会したりもする。
驚いたのはすれ違いで会話した3人組のパーティのうち
女性の一人が自分の姿格好だけ見て
日帰りで地蔵まで行ってきたのでしょうと当てたこと。
「若いからできるのよね、うらやましいわ。」
(いや若くないです、荷物軽いだけですと私)
それにしても良く見てるな。
南御室小屋で待望のアルプス天然水を目一杯詰めた。
苺平まではゆるい登り返し、もうこの辺になると
樹林帯で展望も無いし、だんだん飽きてくる。
それにしても人の多いコースだ。奥多摩や奥秩父の
マイナーコースとは大違い。団体も多い。
ザックを観察すると結構大きな荷物を
背負っている人が多い。自分にはとても背負えそうも無い。
杖立峠を過ぎると結構急な下り。登りのときこんなに
急だったかな?暗くて判らなかったのかな。
そう言えば登ってくる人結構つらそうだ。
口パクパクして挨拶の言葉が出なかったり。
下りの苦手な自分としてはここが辛かった。
もっともストック使えば良かったのかも。
夜叉神峠の前後で、また脚が攣り始める。
アミノバイタルの粉末をアルプスの天然水で
流しこむ。やはりトレーニング不足か。
毎朝ストレッチしているが、全く利いていないようだ。
この辺りでトレランの人数名に抜かれる。
下り姿勢を見ていると参考になる。
フラットフッティングと体重の乗せ方、
スイスイ下る人は斜面に抗うことなく
下っている。
登山口に戻り、車にクーラーをかけパンで
昼食、デザートにソフトクリームを食する。
帰りは道幅狭いところでバスにすれ違わないと良いな
と思っていたが、たまたますれ違いはバスも
トラックも広いところ。1台だけ乗用車と
すれ違いお互いにミラーたたんでなんとか通過。
家に帰って装備片付けて洗濯終わってまだ17:00。
極めて効率的な南アルプスでした。
水不足、暑さでヘロヘロ、いつも通りの痙攣。
でも南アルプス天然水の持ち帰りは大正解。
この水で飲んだ焼酎の水割り、最高に美味かった♪♪
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