暑寒別岳(1492m)

2013年07月28日(日) [日帰り]

• GPS: 04:40
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,026m
• 下り: 26m

コースタイム

7月27日、札幌駅から増毛まで、国道231号線をマイカー移動、増毛市内の民宿泊
7月28日05:20民宿発-6:15箸別登山口-10:55暑寒別岳山頂11:15-15:05箸別登山口

天候

曇りのちときどき小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

出発時は時折小雨が降っていたが、地上天気図を分析すると、日中は晴れもようと予想し決行

写真

再会(札幌すすきの)

国道231号線(にしん街道)

06:10登山届を提出(箸別ルート登山口)

06:13登山口のMさん

06:45一合目

07:17二合目

07:45三合目

08:08四合目

08:30五合目のSさん

防虫ネットをかぶりご満悦(五合目のMさん)

ハクサンボウフウ

09:01六合目

六合目のSさん

09:46七合目

七合目お花畑

ヨツバシオガマ

チングルマ

タカネナデシコ

シナノキンバイ

チシマギキョウ

ヨツバシオガマ

イワイチョウ

10:58暑寒別岳頂上(1492m)頂上、
東の風6m、気温16.7°

頂上Mさん

頂上の顔

頂上Sさん

S、Mさんのツーショット

11:15下山開始、頂上を後に

マシケゲンゲ

エゾシオガマ

15:06登山口に下山

二人の慰労会

装備

個人装備

雨具(上下)

１

ウインドブレーカ

１

タオル

２

マグカップ

１

ゴミ袋

3

手袋

１

熊よけ鈴

１

ストック

１組

ライト

１

携帯電話

１

予備電池含む

ザック

１

30リットル

ザックカバー

１

防虫スプレー

１

ウナコーワ

防虫ネット

１

医薬品

１組

救心、テープほか

サングラス

１

スパッツ

１

靴ひも

１

予備

ロールペーパー

１

Ｔシャツ

１

半そで、長そで、各１

計器類

１

時計、温度計

カメラ

１

三脚含む

健康保険証

１

筆記用具

1組

ナイフ

１

飲料水

１

ペットボトル3

感想

mytaro

28日06:15箸別避難小屋登山口を出発、五合目を過ぎると山道はゴロ石で埋め尽くされ歩きにくい沢道を浮石に足を取られぬように注意を払いながら登る。また、雪渓が残る斜面を横切るところがあり、滑り落ちないように氷状になった部分を登山靴のつま先でくさびを入れながら足元を確保し、慎重に進む場面もあった
老体を励ましながらやっとの思いで七合目にたどり着くと、付近の広大な斜面にはお花畑が広がり黄、白、紫に彩られた多くの高山植物の出迎えを受ける

やがて、稜線トレイルを歩く七合目から九合目にかけて、雨竜方面から吹きつける東13mの横風にあおられ必死にこらえる
そろそろ体力の限界を感じはじめるなか、同行のSさんに励まされながら一歩また一歩と急登に挑む、途中、何度か、息が上がり、軽いめまいが伴う、両足にふらつきを覚えながらも気力で支える。これも、同行の気遣いに感謝、また感謝、
この山は、日本200名山にふさわしく、簡単には登らせてもらえぬ懐の深い山だとあらためて実感する。
九合目を過ぎて、暑寒ルートの分岐に着くころから、風は幾分おさまり、濃いガスの中、間近に迫る頂上を目指す、行き交う登山者から「もうすぐ頂上、頑張って」と励ましの声をかけられ、気力を取り戻して進む
10:55山頂に無事到着、10キロの距離を4時間40分かけて登る、長く厳しい山行になった。11:15下山開始、下りは登山道に咲く花々の写真を撮る余裕も生まれ、時折顔を出す青空の下で、眼下の景観を楽しみながら下っていく。登山口15:05着、トータル8時間30分の山行を無事に終える。
(防虫対策)
登る前から、知人やネット等で虫に悩ませられる山と聞いていたので、これの事前準備をして入山した。
袋状になった防虫ネットを頭から首まですっぽりかぶる(五合目の写真)と効果抜群
これに虫が嫌う匂いの発散するシールを衣類一面に貼り付け、更に防虫スプレーを体中に振りかけると完全に虫を防ぐことができる。

コメント

mytaro

暑寒別岳(箸別コース)を登ってきました
7月28日(日)、暑寒別岳を友人二人で登ってきました。
当日は、朝から小雨がちらついていましたが、お昼ごろには晴れるという予報を受けて、午前6時頃、箸別避難小屋登山口から登りました。登りに4時間40分、下りに3時間50分の行程でした。午後3時ころ、二人そろって無事に元の登山口に着き、長く苦しい山行でしたが、日本200名山の一座にふさわしい素晴らしい思い出の山になりました。

umetomosan

お疲れ様でした。
ついに目的達成ですね。
おめでとうございます

山頂は少しｶﾞｽっぽかったようですが、花は綺麗ですし、８時間オーバーの山行は自信になったのではないでしょうか。

写真と記録・感想で、様子がよく判りました。
次は美瑛岳でしょうか？

mytaro

ありがとうございました。
高齢な私に対する、心あたたまる評価をいただき、ありがとうございました。
往復、約8時間の行程を苦しみながらも歩き続けることができました。
少しだけ、自信を取り戻せたようです。美瑛岳を

mytaro

ありがとうございました��
......美瑛岳を登ることも視野にいれています。8月に入ると、北海道を含め、全国的に記録更新の暑い夏がやってくることででしょう。涼を体いっぱいに受け留め大自然を満喫できる夏山シーズンを楽しみたいと思っています。

mytaroより

mytaro

同行のＳさんからのメール
mytaroさんへ

素晴らしいメール・山行記録ありがとうございました。
一昨日無事神戸に到着して仕事に勤しんでおります。

２８日暑寒別岳登山におきましては車での送迎、コースの選別、
フルーツの差し入れ、etc　大変お世話になりましてありがとうございました。
本当に長く厳しいコースでしたが無事登頂・下山できまして良かったです。
天気も酷暑でなく雨や風がありましたが、適度ではなかったかと思います。
私もmytaroさんについ辛く当たったり致しまして申し訳なく思っております。
ご自宅では奥様に素晴らしいごちそうを振る舞われて頂き感謝申し上げます。
手作りのコロッケの美味しさは忘れることができません。
mytaroさん、奥様の心温まるご親切には頭の下がる思いでございます。
フィルム写真はまだカメラの中にありますので、
いつになるかわかりませんが現像出来ましたらご送付致します。
暑中厳しき折どうぞご自愛頂きますようにお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

2013年7月31日　神戸　Ｓより

mytaro

応援メール
mytaroさんへ

待望の暑寒別岳登破おめでとうございます。
写真を拝見しましたが・・・山の格好が板についていますね。
とても若々しくて羨ましいです。
73才に鞭打ち？なんとかぎりぎりの体力で無事に下山？そのような言葉は信じられないですよ。
きっと日頃の訓練の賜物かと思います。
とは申しましても、どんな山でも楽な山はありません・・・・良く頑張りましたですね。お疲れ様でした。
こちらでは、毎日のように雨が降りましたが・・・・８月に入ると晴れの日が続くようですから、近くの谷川に涼を求めて出かけようと思います。
北海道ではこれからが登山の季節本番だと思いますが、無理をなさらず、楽しんでください。
では、またです。

2013年7月30日　　福岡　ハマちゃんより

mytaro

応援メール
出かけていまして、遅くなってごめんなさい。暑寒別岳〜登頂され無事にお帰りになっておめでとうございます。mytaroさんは何事も頑張り屋さんで、えらいと思います。少し見習わなくちゃ....とりあえずご苦労様でした。
６日の茶話会にお話し聞くのを楽しみにしています。

2013年7月30日　by Ｈ and Ｙ

mytaro

お疲れ様でした
mytaro さんへ

山頂まで長時間の道程を無事に登り、
お疲れ様でした。

北九州市　門司区　Ａより