小中川 下ノ滝沢 大滝登攀
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 305m
- 下り
- 295m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大滝(35m程度) 登攀レベル +級 度胸レベル ★★★☆☆ 残置物 無し ハーケン 有効なリスはある。草むしりすればさらにある。 カム 下部に有効(小型) ピナクル 中間部にピナクル支点は可能だが、テンション時は崩落の可能性大 ぬめり 酷い。ラバー系ソールはタワシ必携。僅かな外傾でもスリップしかねないのでフェルト靴のほうが有利と思われる。 ザイル 50m推奨(40mではビレイ点の潅木まで届かなかった) 注意点 リードはとにかくぬめりに注意。終了点からビレイ解除するには、笛が必要(肉声は届かない) |
写真
感想
下ノ滝沢大滝リード目線の登攀動画です。
袈裟丸山域にある小中川は、小振りだが興味深い沢がいくつもある。
その中でもこの下ノ滝沢は、入渓してからすぐに30mクラスの滝があることで、わざわざ遠くからこの滝だけを観瀑しに来る人も多いそうだ。
数年前に、仲間からこの滝を登ろうと誘われていたのだけど、なかなか機会が無く後回しになっていた。
そんな折り、iroiro先輩から強い要望を受けて、今回行ってみることになった。
下から見上げた大滝は、下部はそんなに傾斜が無いが、中間部あたりがけっこう立っていてルートファインディングに迷うところがある。
結局、水流際ラインが最も良さそうで、上部になるにつれだんだん水流から逃げていく形となった。
久しぶりに緊張感のある登攀となったが、それの理由は非常にぬめりが酷かった事だ。
フエルトソールのほうが良いと思ったが、今日リードしている自分はラバーだったので、本当に生きた心地がしなかった。
先月、大蛇尾川へ行った際にお気に入りアイテムのワイヤーブラシを紛失してしまっていたので、今日は小さな亀の子タワシだった。
たまたま、沢靴を洗う用に車内に搭載していただけなのだが、出発の時になんとなーく手にとって持ってきたその小さなタワシに命を救われたような気分だった。
もし、ぬめりが無いという状況であれば、卦蕕魃曚┐覆ぅ曄璽襯匹覆里世。
この大滝は入渓してから遠くないので、登攀目的に訪れるなら絶好です。
また、この沢は滝部分を除くと非常に地味で平凡な沢です。
詰めまでやるなら、お隣の弓ノ手沢とセットでやるといいでしょう。
冬の間は、フリークライミングばかりだったのは、沢のためだったので、今回の登攀では落ち着いて登れました!
高所にすこし慣れてきたのが1番大きいかなと。
しかし、ヌメヌメとクライミングシューズではないことに、違う恐怖がありました。
登攀とちょっと焚き火もできて、満足な1日でした♪
コメント
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皆様 こんにちわ
バイさん 草むしりに岩磨きお疲れ様でした
普段は動画スルーしてしまうのですが、あまりにも凄いので見入ってしまいました
暑い季節になってきたので、沢が気持ち良さそうです
実際は寒くなってしまうのでしょうが〜
お疲れ様でした〜
まきさん、今日は!
いつもありがとうございます。
草むしり、岩磨きで疲れました〜(笑)
グラグラするホールドも多く、水に侵食された岩は不安定ですね。
この滝の登攀記録は、弘田さんの1件しか見当たらなかったので、今回はどうしても動画で具体的に記録したかったのです(*^^*)
見てくださり、ありがとうございます。
この大滝を越えたあと、遊びで登った7mくらいの滝でずぶ濡れになり、ガチガチ寒さで震えてました。
下山して伊勢崎市に帰ると、あまりの暑さで体調が少しおかしくなってしまいました〜😅
makibitoさん、こんにちは
沢のいい季節になりました!けど、まだ上半身や指先が濡れ続けると、寒いです。
下山後に、現地のおしゃんてぃな食事をされるmakibitoさんのレコ見ては、美味しそうだなぁとヨダレもので、私も!と思いますが、泥や、虫やクモの巣、ボサボサで臭いの門前払いの装いなので、敷居が滝より高いです。
いつかは!
こんばんは!
結局は意図せぬ山で修行となってしまい、こちらに行った方がよほど楽しい時間を過ごせたと後悔しています(^ω^;)
いやーしかし見事な滝ですねー。
これでヌメってるなら、さぞ恐ろしかったことでしょう。
今後ますます沢が良い季節ですね。
梅雨がなければいいのに。。。
smさん、なかなかのハードな山へ行かれましたね。
毛虫だけかと思いきやヒルまで…
沢シーズンになりました。
梅雨入り、遅れているようですが合間を見て涼みたいとこですね。
ヒルがいないところで。
SM100Cさん
おはようございます。
激ヤブのソロ山行、大変お疲れ様でした〜。
いよいよ沢のシーズンとなってくるわけですが、今回の滝を登って思ったのですが、
ラバーソールの沢靴について、少し考察したくなりました。
タワシが無いとフリクション0っていう素材で滝を登攀するってのは、如何な物なのかと。
著名人である大西〇治さんや、サワ〇ルイのお方はサワタビを愛用しているんですよね。
だからと言ってラバーが悪いとまでは言いませんが、自分のやりたい大滝登攀っていうカテゴリで考えると、たぶんラバーソールは不向きなのかも。
乾いた岩質(特にスラブ)にはラバーがバッチリですが、水流もしくはぬめりが酷い部分があると、卦蕕任皀薀弌爾世班櫃てセミになりかねないし、1ミスでアレですので、久しぶりにフエルトに戻そうかと。
荷物が多くなりますが、フエルトソールで遡行し、スラブや細かいスタンスの登攀のときにはクライミングシューズに履き替えるのがベストかも。
わらじが最強らしいけど、購入先や履き替えや予備の準備とか、なんか面倒でしてね...(-_-;)
いやいや、お疲れ〜!
見に行きたかったけど、やっぱ、起きられんかった😅
あの滝、ヌメリが強いのかー。
よくぞご無事で!
ってか、よくラバーで行ったね。
ロープ足りなくて、最終支点は何でとったの?
沢の中には木が生えてないし、そういうのが怖いよね〜。
上の方の、あのホールドほどんど無い滝、あれも登れるんだ。凄いね…😓
ショウキラン、咲き始めの綺麗な個体だね。
どうもどうも!ありがとうございます(^^♪
数年前にsoyanoさんからお誘いのあったこの滝、無事に登れました〜
この季節であのヌメリなので、秋なんかはラバーじゃお亡くなり確実ですね(笑)
落ち口抜ける前にザイルが伸びてこなくなり、消耗して落ちる前にその場でハーケン打ち込んで、そこにメインザイルをFIXしておき、とりあえず自分はフリーソロ状態で登り上げ、手持ちのスリングや細引きで灌木から延長気味に支点を構築して、それを伸ばしていってメインザイルに繋げました。
(つまり、ザイルはFIX状態なので後続はアッセンダーでの登りとなりました)
※動画の最後のほうに、FIXされたザイルが映っています。
上部にあったすだれ状の滝!あの滝は見た目に涼しくっていいですね
実際はシャワーとなるので寒かったですが、いちおう登れる範囲でした(笑)
ショウキランはそらちゃんが発見してくれて、写真を撮りました^^🌸
あまり傷んでないのは珍しいかもですね。
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