白雲山 〜糖病生活の予感〜
- GPS
- 05:42
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 495m
- 下り
- 496m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東ヌプカウシヌプリの駐車スペースも、西ヌプカウシヌプリの駐車スペースにもそこそこの駐車車両がありました |
コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されて歩きやすい登山道です |
その他周辺情報 | 然別温泉ホテル風水 日帰り入浴料金1000円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴紐
ザック
ザックカバー
昼ごはん
非常食
飲料
ハイドレーション
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
ポール
カメラ
|
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感想
厚岸町商工会が、厚岸町のPRビデオを作成中だそうです。
そしてその中で、厚岸町飲食店案内役(グルメガイド)の役を担うのが、我らが小林大輔君(仮名)です!そしてそのPVを撮影するMさんから小林君(仮名)の人物紹介の一端として、「kenyoさんの登山動画を拝借してもいいですか?」と打診が来ます。
しかし、改めて見ると、私の登山動画は自分でも驚くほど一條君中心で、小林君(仮名)のシーンが決して多くないことに気づきます。そしてそれを小林君(仮名)本人に告げると、「今週末、山に登りに行きますか!」との返答。
「いいよ、ドコに登ろうか?」
「西別岳でどうです?」
「西別岳は先日登ったばかりだしなぁ。楽古岳とかニセイカウシュッペ山なんてどう?」
「ちょっと遠いですよね?それじゃ、白雲山にしましょう!そして帰りにせいちゃんパークに寄りましょう!」
「OK!」
こんなやり取りで白雲山登山の計画が決まります。
「一條君も誘うんでしょ?小林君(仮名)から声掛けしておいて!」
ところが、一條君からは今回不参加の返答。
先週、「ちょっと用足しがあるので、今週は登山に行けません」と、聞いてもいないのに早々と不参加宣言を発していた一條君に、「なら来週だね。」「はい」とやり取りがあったばかりだったので、一條君に直接問い質してみます。
「一條君、今週も不参加ってどういうこと?」
「実は車を買い替えることになりまして、13日の10時に先方と会う約束をしているんです」
「あぁ、RX-8を買いたいとか言っていたね。」
「いえ、RX-8は諦めました」
聞くと、RX-8に試乗しようとしたら、身体が大き過ぎてRX-8のバケットシートに座れなかったようです。その上、頭が天井に閊えて狭いのなんの!それでも、何とか無理やり座ってみたらしいのですが、今度は降りようとしてもシートにぴったりハマってしまって、起き上がることが出来ない・・・
「きっとその場にkenyoさんがいたら、大爆笑していたと思います」
「で?結局何が候補になったの?」
「Delica D:5を買うことにしました。」
「えっ?もう決まっているの?」
「はい」
RX-8とは全く方向性の違う車種に即決したところに驚きましたが、考えてみるとRX-8なんてスポーツカーは一條君には似つかわしくありません。
「一條君、車は趣味の問題だから無理強いすることじゃないけど、そもそもRX-8って走りを攻めるか、女の子を攻めるか、どっちかの目的があって選択する車種だよね?一條君にはどっちもないじゃん?」
「まぁ、そうなんですが・・・」
お酒を飲まない一條君です。
登山よりも、スキーシーンに運転手として重宝しそうな車種の選択で、今からスキーシーズンが楽しみです。(笑
前置きが長くなりましたが、こんなわけで、今日は私と小林君(仮名)、そして約1年ぶりの登山となるsu-sunの3名での登山となりました。
「今日は士幌コース、ヌプカの里から登らない?」
「いやいや、下山してからの温泉を考えても然別湖コースでしょ?」
「然別温泉に入ると、せいちゃんパークや士幌道の駅ピア21(剣先ステーキ)に間に合わないかもしれないじゃん?」
「いや、いくらなんでも大丈夫でしょ!余裕だよ!」
こんなやり取りがあって、今日も然別湖畔側からの登山となります。
序盤は快調でした。
小林君(仮名)も、私が花を撮りながら登るペースが合うようで、お互いに無理なく歩きます。小林君(仮名)は健康診断で糖が出たらしく、「要再検査」の評価。あまり無理は出来ないと判断します。(まだ受診していないようです)
ほどなく肩に出て、一旦コルまで下って、さあ!ここからが小林君(仮名)にとっての正念場です。小林君(仮名)は岩場が苦手なのです。
「なるほど」傍目で見て、小林君(仮名)が岩場を苦手とする理由が分かったような気がします。足があまり上がらないので、やたらと岩に引っ掛かるんですね。岩場と言うより、段差が苦手な感じです。
それでも予定より少しオーバーする程度で山頂に到着します。
登っている途中で、黒い雲が通り過ぎて行きましたが、山頂に到着した頃にはそれも姿を消し、風こそ強かったものの、今日も素晴らしい景色を堪能します。十勝連峰には雲がかかってあまりよく見えませんでしたが、ウペペサンケ山はクッキリと見えます。
昼食を摂ってガレ場に移動し、ナキウサギを待ち構えましたが、強風の影響でしょうか?姿を現してくれません。やっと、岩場の間をちょろちょろと走り回る姿が見えたので急いでカメラを向けたのですが、岩陰に隠れるお尻が見えただけで撮影のタイミングを逸してしまいます。
更に少し粘っていましたが、su-sunから「そろそろ降りようよ」。
「そうだね」
ほとんど残っていない後ろ髪を引かれつつ下山を開始します。
小林君(仮名)が苦手とする岩場を過ぎてコルまで下ったまではほぼ予定通りでしたが、肩まで登り返した辺りから小林君(仮名)の様子がおかしくなります。
極端に落ちるペースに、su-sunが心配そうに声を掛けます。
「小林君(仮名)、大丈夫かい?具合悪いんじゃないの?」
「実は水がなくなって、頭もグワングワンしてきました。気が遠くなる感じです。熱中症じゃないかと思います。」
「それ、低血糖じゃないの?そう言えば山頂でエナジードリンク以外、何も食べていなかったよね?」
小林君(仮名)に飲料水と非常食を分けます。
少し回復したのか再び歩みを進めますが、完全回復には程遠く、下山を終えたのは15時半になっていました。
「ピア21も、せいちゃんパークも間に合わなかったね。とりあえず然別温泉に行こうか。」
「温泉に入る前に、自販機でドリンクを飲ませて下さい!」
然別温泉ホテル風水の自販機コーナーでサイダーやらコーラやらを飲んだ小林君(仮名)は少し回復したようでした。
入浴後、鹿追町内に戻って蕎麦屋で食事をします。
すると、なんと!
小林君(仮名)が完全回復します。(笑
「よかった!やっぱり低血糖だったようだね」
「実は死にそうな感じでした」
「早く言えよ!」
今日も何とか無事に帰途に就きました。
でもこれ、無事って言うのかな?
「小林君(仮名)!早く受診しような」
「僕、登山はしばらくお休みします」
うん、来週は誘わないことにするよ。
コメント
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おはようございますkenyoさん(^^)
白雲山はやっぱり景色が良くて気持ち良さそうですね!!
先日厚岸町で測量の方がクマの被害に遭われましたね。
春先もでしたし、バッタリは恐ろしいです(T-T)
PRビデオ楽しみにしています!!
もちろんkenyoさんも友情出演するんですよね♪<笑>
tomo-masaさん
コメントありがとうございます!
この日は強風予報で「てんくら」はCランクでしたが、気温も高い予報だったのでむしろ風は有難いだろうと考えていました。小林君(仮名)も風がなかったらもっとバテていたかもしれません。
厚岸町も実はクマの目撃情報が多く、年に2〜3度は防災無線を賑わせています。数年前は市街地、それも通学路上で複数の目撃情報があり、私自身国道を横切る熊を目撃したことがあります。その時は道路脇でもう1頭がこちらの様子を見ていましたね。
私も山菜は大好きで、昨年、足の指を骨折した時も、診察から帰ったその足でアイヌネギの収穫に出掛けたくらいで、いつかバッタリ出くわすかもしれません。カウンターアソールトと熊鈴必携です。(笑
PRビデオは町内の飲食店の紹介が目的なので、巨漢で何でも美味しそうにバクバク食べる小林君(仮名)が抜擢されたと思われ、彼の人物紹介として「こんな巨体で登山するんですよ!」的に数秒ほど登山シーンが使われるのでしょう。
私が出演するくらいなら、まずその前に一條君でしょう。(笑
流石プロドライバー👏
小林君(仮名)、危なかったですね💦
無事でなによりです
とりあえず、一條大先生は「皆で遊びに行く」ためにこの車種を購入したのでしょう。運転する気満々です。「スキー場で飲む」環境が整ってしまいました。(笑
厚岸では結構、低血糖で救急搬送される人の例を聞きます。小林君(仮名)も私も、そうならないための対策が必要ですね。
ちなみに、小林君(仮名)の人物紹介PVが限定公開されています。
https://www.youtube.com/watch?v=n9Bdc9vgeEk
意外とかっこいい仕上がりでは?
これの大先生バージョンがみたいな(笑)
小林君(仮名)から「仮名」が取れてしまって彼のプライバシーが侵害されやしないか心配しています。ところが、彼が野呂田の揚げカマボコを食べるシーンばかりが取り上げられるのを見た某町内商店からクレームが入ったそうです。
もしかすると、そこで販売するパンを食べるシーンが追加されるのではないかと。更に、我も我もと追加挿入される危険性も!(笑
一條君はなぜか町内飲食店からの評判があまり良くなくて、実現は難しいかもしれません。
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