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Yamareco

記録ID: 329023
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

烏帽子岳~池ノ平山~念丈岳

2013年08月04日(日) [日帰り]
23拍手
GPS
08:12
距離
16.0km
登り
1,512m
下り
1,505m
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10 km

コースタイム

06:21 鳩打峠登山口
06:56 小八郎巻道合流点
07:49 飯島分岐
08:44 烏帽子岳(休憩~08:54)
09:21 池ノ平山
10:09 念丈岳(昼食~10:54)
11:43 池ノ平山
12:16 烏帽子岳
13:09 飯島分岐
13:53 小八郎巻道合流点(休憩~14:04)
14:33 鳩打峠登山口
天候 登山口 晴れ
山頂 曇り 雲多め
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鳩打峠駐車場(上下2段)
松川ICから20分位,20台程度駐車可
コース状況/
危険箇所等
(鳩打峠登山口~飯島分岐):笹の多いところもあるが,刈り払いされている。分かりやすい。烏帽子岳山頂まで合目表示あり。登り始めてすぐに,小八郎岳分岐があるが,小八郎は4月に登ったので,今日はパス。巻道で登る。

(飯島分岐~烏帽子岳):セキナギの頭では滑落注意。登山道を離れなければ危険ではない。七合目過ぎから急傾斜。木の根やロープを使って登る。急登が終わると烏帽子岩経由と安全登山道の分岐あり。烏帽子岩は高度感もあり,3点支持で登る。安全登山道もロープあり。

(烏帽子岳~池ノ平山):笹多いが,道明瞭。赤テープあり。ロープ場あり。危険ではない。

(池ノ平山~念丈岳):標高差はあまりないが,意外とアップダウンがある。藪の多いところあり。特にシャクナゲの葉っぱで歩きにくい。藪で道が分かりにくい所もあるが,踏み跡は確か。赤テープあり。念丈岳山頂は360度景色が良い。今日は残念ながら雲が多く,南駒ケ岳方面は雲の中。念丈岳山頂直前に越百山・奥念丈方面への分岐があるが,道は完全に藪の中。
広い駐車場。この上にも数台駐車可能。今日は暑いせいか,合計4台のみ。
2013年08月04日 06:20撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 6:20
広い駐車場。この上にも数台駐車可能。今日は暑いせいか,合計4台のみ。
登山口(1115m)の案内図。2年前は烏帽子岳とその少し先まで登った。今日は,念丈岳まで行く予定。
2013年08月04日 14:33撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 14:33
登山口(1115m)の案内図。2年前は烏帽子岳とその少し先まで登った。今日は,念丈岳まで行く予定。
烏帽子岳山頂が10合目。ここは4合目。笹は多いが,良く刈り払いされている。
2013年08月04日 07:11撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 7:11
烏帽子岳山頂が10合目。ここは4合目。笹は多いが,良く刈り払いされている。
6合目あたりから,白ナギを巻いていく。かなり大きな崩落地。
2013年08月04日 13:15撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 13:15
6合目あたりから,白ナギを巻いていく。かなり大きな崩落地。
白ナギから烏帽子岳を臨む。
2013年08月04日 07:38撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 7:38
白ナギから烏帽子岳を臨む。
白ナギを過ぎると飯島分岐(1849m)。
2013年08月04日 07:49撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 7:49
白ナギを過ぎると飯島分岐(1849m)。
7合目付近でセキナギの頭に出る。こちらも相当に深い谷になっている。ここから山頂まで標高差300m程を一気に登る。
2013年08月04日 08:00撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:00
7合目付近でセキナギの頭に出る。こちらも相当に深い谷になっている。ここから山頂まで標高差300m程を一気に登る。
8合目過ぎまで,急傾斜。木の根やロープで登る。
2013年08月04日 12:38撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 12:38
8合目過ぎまで,急傾斜。木の根やロープで登る。
烏帽子岩下部に到着。烏帽子岩は3段くらいに別れていて,結構の高度差を登る。
2013年08月04日 08:34撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:34
烏帽子岩下部に到着。烏帽子岩は3段くらいに別れていて,結構の高度差を登る。
岩の間に奇麗な花が咲いていた。
2013年08月04日 08:39撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 8:39
岩の間に奇麗な花が咲いていた。
烏帽子岩からは東方面の展望が抜群。
2013年08月04日 08:36撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:36
烏帽子岩からは東方面の展望が抜群。
歩いてきた尾根。残念ながら下界は雲が多い。
2013年08月04日 08:41撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:41
歩いてきた尾根。残念ながら下界は雲が多い。
南アルプス,塩見岳方面。
2013年08月04日 08:08撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:08
南アルプス,塩見岳方面。
甲斐駒ケ岳,仙丈岳。
2013年08月04日 08:08撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:08
甲斐駒ケ岳,仙丈岳。
烏帽子岳(2194m)。残念ながら,南駒ヶ岳山頂は雲の中。
2013年08月04日 08:46撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:46
烏帽子岳(2194m)。残念ながら,南駒ヶ岳山頂は雲の中。
これから歩く稜線。一番高いのが池ノ平山,その左に少し見えているのが念丈岳。
2013年08月04日 08:41撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 8:41
これから歩く稜線。一番高いのが池ノ平山,その左に少し見えているのが念丈岳。
笹道を掻き分けて池ノ平山(2327m)到着。本日の最高標高点。
2013年08月04日 09:21撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 9:21
笹道を掻き分けて池ノ平山(2327m)到着。本日の最高標高点。
広々としている。池はない。
2013年08月04日 09:21撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 9:21
広々としている。池はない。
念丈方面へ進むと視界が開けてくる。
2013年08月04日 11:17撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 11:17
念丈方面へ進むと視界が開けてくる。
中央アルプス主稜線も間近に迫ってきた。南越百山方面。
2013年08月04日 09:37撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 9:37
中央アルプス主稜線も間近に迫ってきた。南越百山方面。
歩いて来た稜線を振り返る。池ノ平山と念丈岳の標高差は30m程しかないが,アップダウンを繰り返しながら,一旦鞍部まで100m程下って登り返す。
2013年08月04日 11:14撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 11:14
歩いて来た稜線を振り返る。池ノ平山と念丈岳の標高差は30m程しかないが,アップダウンを繰り返しながら,一旦鞍部まで100m程下って登り返す。
前方に念丈岳が見えてきた。形の良い山頂。
2013年08月04日 09:44撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 9:44
前方に念丈岳が見えてきた。形の良い山頂。
笹の多い道を最後の登り。笹より,シャクナゲの葉っぱに苦労した。
2013年08月04日 09:56撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 9:56
笹の多い道を最後の登り。笹より,シャクナゲの葉っぱに苦労した。
右,奥念丈岳。ここからは登山道がはっきりと見えているのだが…。
2013年08月04日 09:59撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 9:59
右,奥念丈岳。ここからは登山道がはっきりと見えているのだが…。
越百山・奥念丈岳分岐。標識は割れて落ちていた。
2013年08月04日 10:06撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 10:06
越百山・奥念丈岳分岐。標識は割れて落ちていた。
ここが奥念丈方面への入口だが,猛烈な藪と急傾斜。越百山は去年の夏に木曽方面から登ったが,ここから向かったらきっと大変だろう。
2013年08月04日 10:57撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 10:57
ここが奥念丈方面への入口だが,猛烈な藪と急傾斜。越百山は去年の夏に木曽方面から登ったが,ここから向かったらきっと大変だろう。
念丈岳山頂が見えた。山頂は広く,360度の展望。今日は雲が多く,残念。
2013年08月04日 10:14撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 10:14
念丈岳山頂が見えた。山頂は広く,360度の展望。今日は雲が多く,残念。
念丈岳山頂(2291m)。奥は大島山。大島山へは,去年,本高森山から藪コギで目指したが,あまりの藪の多さに途中で断念。その後,地元の方々で,刈り払いをやっていただいたようです。お疲れ様です。
2013年08月04日 10:48撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 10:48
念丈岳山頂(2291m)。奥は大島山。大島山へは,去年,本高森山から藪コギで目指したが,あまりの藪の多さに途中で断念。その後,地元の方々で,刈り払いをやっていただいたようです。お疲れ様です。
少し離れた所には,別の山頂標識もある。
2013年08月04日 10:50撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 10:50
少し離れた所には,別の山頂標識もある。
安平路山。いつか行ってみたいが,登山口までの林道が相当荒れているとのうわさ。実際はどうなのか?
2013年08月04日 10:45撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/4 10:45
安平路山。いつか行ってみたいが,登山口までの林道が相当荒れているとのうわさ。実際はどうなのか?
正面,池ノ平山。その右に,少し烏帽子岳山頂が見える。今から戻る。意外にアップダウンがあった。
2013年08月04日 10:49撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 10:49
正面,池ノ平山。その右に,少し烏帽子岳山頂が見える。今から戻る。意外にアップダウンがあった。
池ノ平山に向かって登り返す。こんな藪の多い道を烏帽子岳まで戻る。
2013年08月04日 11:08撮影 by  VH410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/4 11:08
池ノ平山に向かって登り返す。こんな藪の多い道を烏帽子岳まで戻る。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ
予備電池
10
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
保険証
飲料
2L
ティッシュ
5
バンドエイド
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
ストック
時計
非常食

感想

烏帽子岳は2年前の5月に登ったことがありますが,始めて標高差が1000mを越えた,思い出に残る山です。その時は,予定よりも,かなり早く登ることができたので,さらに池ノ平山を目指したのですが,烏帽子岳からは残雪とアイスバーンに阻まれ,未熟な私は断念して戻って来た思い出もあります。

今回は念丈岳までの往復予定で登り始めました。足の状態が完全ではないのと暑さで,2年前に比べると,烏帽子岳まで10分程余計にかかりましたが,まずは順調なので,予定通り,念丈岳を目指します。

烏帽子岳山頂や,直前の烏帽子岩は,すばらしい展望が期待できるのですが,この日は残念ながら雲が多く,中央アルプスは山頂が雲の中でした。しかし,はるか雲海の向こうに南アルプスが見えたので,まあOKかな。

烏帽子岳からは,立ち木や笹の多い登山道を登ります。それ程標高差も感じず,あっけなく本日の最高点,池ノ平山に着きました。池ノ平と言っても,池はありませんが広々とした気持ちの良い場所です。ここまでは木が多く,展望はあまり見えません。まだ,先が長いのですぐに出発します。

池ノ平山を過ぎると,藪の量がどんどん増えてきます。その代わり立ち木が少なくなってきて展望が開けてきます。相変わらず越百山以北の山頂は雲の中ですが,目の前に中央アルプスの稜線が迫ってきます。藪が増えてきて,道が見にくいところもありますが,踏み跡とテープで迷うことはないかと思います。笹もさることながら,やたらシャクナゲの葉が茂っていて,ところどころ歩きにくかったです。しかし,景色が良いのは気持が良いです。アップダウンや藪も,この景色を味わえるなら苦になりませんでした。シャクナゲの花の季節は,もっと素晴らしいのでしょう。

ようやく前方に念丈岳が,その右に大きく下って登り返す奥念丈岳らしき山が見えてきました。奥念丈岳には登山道が見えるのですが,どこが山頂か良く分かりませんでした。一方,念丈岳は形の良い独立蜂の感じで,期待が高まります。途中,奥念丈岳方面への道と言うより藪を見て,ついに念願の念丈岳山頂に到着しました。山頂はハイマツとコケしかなく,アルプス山頂の雰囲気です。360度の視界ですが,北と東は雲が多く,展望は360度という訳にはいきませんでした。安平路山や大島山・本高森山,歩いてきた池ノ平や烏帽子岳は見えました。

今回は,雲が多く展望はちょっと残念でしたが,気持の良い稜線を念丈岳まで歩くことができ,良かったです。

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コメント

totokさん、今晩は
お疲れさまでした。
念丈岳まで行けて良かったですね。
調子も回復されてきているようにお見受けしました。
烏帽子岳の先の風景がみれて感謝です。

私も今度リベンジします。
2013/8/9 21:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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