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Yamareco

記録ID: 330364
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

黒部 剱沢を下がり池の平山と仙人池散策

2013年08月02日(金) ~ 2013年08月04日(日)
 - 拍手
GPS
51:50
距離
28.0km
登り
2,735m
下り
3,580m

コースタイム

2日
07:30 扇沢(トロリーバス)〜 08:15 黒部湖駅(ケーブルカー)〜 
08:40 黒部平駅(ロープウェイ)〜 09:00〜 大観望(トロリーバス)〜 
09:30 室堂(歩行開始)⇒10:10 雷鳥沢キャンプ地⇒11:40 別山乗越⇒
12:35 剱沢小屋⇒ 14:25 真砂沢ロッジ 
3日
04:45 真砂沢ロッジ⇒ 06:00 二股吊橋⇒ 07:50 仙人ヒュッテ木道出合⇒08:05 仙人ヒュッテ⇒ 08:35 仙人峠⇒ 09:05 池の平小屋⇒ 
11:15 池の平山 12:00⇒ 13:15 池の平小屋
4日
04:00 池の平小屋⇒ 04:35 仙人峠⇒ 05:40 二股吊橋⇒ 
06:50 真砂沢ロッジ手前雪渓を対岸へ渡る⇒ 07:50 尾根⇒ 
08:10 ハシゴ谷乗越⇒ 09:25 内蔵助平分岐⇒ 10:50 旧日電歩道出合⇒
12:00 黒部ダム 黒部湖駅13:05(トロリーバス)⇒ 13:20 扇沢
天候 2日曇り 3日晴れ 4日雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央高速道安曇野ICから県道57号線国道147号に入り線南借馬交差点より県道45号線大町アルペンラインで扇沢へ。
トロリーバスケーブルカーロープウエイを乗りついて室堂に着きました。
コース状況/
危険箇所等
2日
 室堂に着くと外は霧雨、カッパを着て登山届を投函し出発しました。
雷鳥沢キャンプ場まで来ると霧雨が上がり始めカッパの上着を脱ぎ別山乗越に登り始めました。
 剱御前小舎横で昼食を済ませ剱沢小屋へ向け下がりました。
 天気が回復してきて剱沢小屋でカッパを脱ぎ、剱沢雪渓の情報を詳しく教えていただき剱沢へ下がりました。
 教えられた通りに最初の滝から50m程下がった所でアイゼンを装着雪渓に入りました。
 雪渓は適度に硬くアイゼンに馴染み勾配も予想していたより緩やかで歩き易かったです。
 目標の大岩を過ぎ真砂沢ロッジの黒い水道パイプに沿って左手側を下がり、谷が狭まって来た一の沢付近で「南無の滝」をかわして夏道に入りトラバースして再び雪渓を下り真砂沢ロッジに着きました。
3日
 昨夜の天気予報では曇り15時頃に晴れマークが付いていましたが、朝起きてみると青空が見えていました。
 真砂沢ロッジ下の雪渓を渡り剱沢にそって川岸を下がり二股吊橋から仙人新道を登りました。
 登りきった仙人ヒュッテ木道出合を下がり仙人池を散策後再び戻り、仙人峠を越えて池の平小屋に向かいました。
 燃料にする薪を細かくしていた池の平小屋主人にご挨拶をしてテント場横から池の平山に登りました。
 背丈の低い樹林帯を30分程登ると雪渓が残る草原に出ました。
 雪渓の右手側の雪解けした斜面を雪渓に沿って登り、雪渓の上部から夏道を直登しました。
 シナノキンバイやコバイケイソウなどが咲くお花畑が広がり、目の前の八ッ峰の岩稜は迫力がありました。
 標高2.555mの池の平山山頂(南峰)に着くとガスが富山湾方面から次々と湧き出てきて、周囲の景色が見えなくなり昼食を採りながら晴れるのを待ちました。
 後ろ髪を引かれながら来た道を下がり池の平小屋に着きました。
 早速池の平小屋主人が沸かしてくれた風呂に入りビールを飲みながら日が暮れるまで、ガスから顔を出したり消えたりの岩稜を心行くまで眺め過ごしました。
 夜の天気予報では明日は晴れでした。
4日
 今日の行程は長いので早朝出発しました。
 昨日来た道を真砂沢ロッジまで戻ります。
 空は曇って雨がぱらついて先が思いやられる出発になりました。
 仙人峠付近まで来ると夜が明けて明るくなり、一気に仙人新道を下がり二股吊橋で朝食を採りました。
 剱沢途中で雨脚が本降りになりカッパを着て、真砂沢ロッジ手前から雪渓を渡り対岸のペンキマークの黒部ダム方面の登山道(増水時)に入りました。
 本来の丸太橋(今季はまだ橋は架かっていませんでした)からの登山道に戻り、沢状の道を直登途中から沢から外れガレ場を横断して尾根に出ました。
 ハシゴ谷乗越からは内蔵助平に涸沢の登山道を下がり、内蔵助谷の上部に架かる鉄製の橋を渡りました。
 ここからは藪漕ぎ同様の登山道を進み内蔵助平分岐に出ました。
 内蔵助谷の急勾配を下がり崩壊地を横切り旧日電歩道に出ると雨があがりホッと一息カッパを脱いで、河原で昼食を採り黒部ダム下に沢伝いに登り黒部ダムに到着しました。
予約できる山小屋
剱澤小屋
8月2日 室堂 霧雨ガスがかかり何も見えませんでした
今日は真砂沢ロッジまで雨の中を歩こう
2013年08月05日 18:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:22
8月2日 室堂 霧雨ガスがかかり何も見えませんでした
今日は真砂沢ロッジまで雨の中を歩こう
雷鳥沢キャンプ場
手前でレスキュー隊員に背負われた登山者に遭いました
ごくろうさまと声をかけ道を開けました
明日は我が身か心を引き締めました
2013年08月05日 18:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:23
雷鳥沢キャンプ場
手前でレスキュー隊員に背負われた登山者に遭いました
ごくろうさまと声をかけ道を開けました
明日は我が身か心を引き締めました
別山乗越に向かう途中からの雷鳥沢キャンプ場方面
2013年08月05日 18:23撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:23
別山乗越に向かう途中からの雷鳥沢キャンプ場方面
別山乗越から剱沢小屋に下がります
雨が止み視界が聞くようになり一安心です
2013年08月05日 18:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:24
別山乗越から剱沢小屋に下がります
雨が止み視界が聞くようになり一安心です
剱沢キャンプ場受付 救急医療所
富山県警山岳救助隊などの施設
2013年08月05日 18:24撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:24
剱沢キャンプ場受付 救急医療所
富山県警山岳救助隊などの施設
剱沢小屋から剱御前
剱沢雪渓の情報を教えてもらいました
今年は雪が多く残っているようだ
2013年08月05日 18:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:25
剱沢小屋から剱御前
剱沢雪渓の情報を教えてもらいました
今年は雪が多く残っているようだ
剱沢へ下がります
2013年08月05日 18:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:25
剱沢へ下がります
剱沢小屋から下がり最初の滝
雪渓の始まりです
2013年08月05日 18:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:26
剱沢小屋から下がり最初の滝
雪渓の始まりです
六本爪の軽アイゼンを履き滝から50m程下がり安全な所から雪渓に入りました
2013年08月05日 18:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:26
六本爪の軽アイゼンを履き滝から50m程下がり安全な所から雪渓に入りました
剱沢雪渓 前を行く登山者が豆粒のようです
2013年08月05日 18:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:26
剱沢雪渓 前を行く登山者が豆粒のようです
剱沢雪渓 振り返って見ました
2013年08月05日 18:27撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:27
剱沢雪渓 振り返って見ました
剱沢小屋で教えてくれた大岩が見えて来ました
2013年08月05日 18:27撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:27
剱沢小屋で教えてくれた大岩が見えて来ました
武蔵谷
2013年08月05日 18:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
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武蔵谷
大岩 見落とさない事
2013年08月05日 18:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
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大岩 見落とさない事
平蔵谷
2013年08月05日 18:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
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平蔵谷
剱沢 ほぼ中央部を下がって来ました
2013年08月05日 18:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
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剱沢 ほぼ中央部を下がって来ました
長次郎谷
真砂沢ロッジの水道パイプが見えました
ここから200m程下り夏道へ迂回する事
2013年08月05日 18:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:32
長次郎谷
真砂沢ロッジの水道パイプが見えました
ここから200m程下り夏道へ迂回する事
雪渓の幅が狭まり始めました
真砂沢ロッジの水道パイプに沿って左手側を下がります
夏道が見えちます
2013年08月05日 18:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:32
雪渓の幅が狭まり始めました
真砂沢ロッジの水道パイプに沿って左手側を下がります
夏道が見えちます
剱沢雪渓 急勾配で下がっていました
2013年08月05日 18:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:33
剱沢雪渓 急勾配で下がっていました
南無の滝を迂回する夏道
下りると再び雪渓を下がりました
2013年08月05日 18:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:33
南無の滝を迂回する夏道
下りると再び雪渓を下がりました
下から見た雪に隠れた南無の滝
上からは雪渓の続きのようでわかりません
雪渓が割れて滑落する危険があり立ち入らない事
最大の注意ポイントでした
2013年08月05日 18:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:33
下から見た雪に隠れた南無の滝
上からは雪渓の続きのようでわかりません
雪渓が割れて滑落する危険があり立ち入らない事
最大の注意ポイントでした
再び雪渓を下がりました
2013年08月05日 18:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:34
再び雪渓を下がりました
真砂沢ロッジ手前のスノーブリジ
2013年08月05日 18:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:35
真砂沢ロッジ手前のスノーブリジ
真砂沢ロッジ手前のスノーブリジ
滑落注意
2013年08月05日 18:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
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真砂沢ロッジ手前のスノーブリジ
滑落注意
真砂沢とスノーブリジ
2013年08月05日 18:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:36
真砂沢とスノーブリジ
真砂沢ロッジテラスより剱沢雪渓
2013年08月05日 18:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:37
真砂沢ロッジテラスより剱沢雪渓
真砂沢ロッジ
登山者のレベルは高い
2013年08月05日 18:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
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真砂沢ロッジ
登山者のレベルは高い
真砂沢ロッジ
装備不足の登山者に無料で貸しているようです
この日ヘルメットが貸し出されました
2013年08月05日 18:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
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真砂沢ロッジ
装備不足の登山者に無料で貸しているようです
この日ヘルメットが貸し出されました
3日
真砂沢ロッジ下の雪渓を横断して剱沢を下がりました
2013年08月05日 18:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
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3日
真砂沢ロッジ下の雪渓を横断して剱沢を下がりました
剱沢 雪解け水で水量は多い
2013年08月05日 18:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:40
剱沢 雪解け水で水量は多い
剱沢 クサリにつかまり通過
2013年08月05日 18:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
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剱沢 クサリにつかまり通過
剱沢を下がって行くと二股吊橋が見えて来ました
2013年08月05日 18:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:41
剱沢を下がって行くと二股吊橋が見えて来ました
二股吊橋からの北股
2013年08月05日 18:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
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二股吊橋からの北股
二股吊橋からアップして撮りました
2013年08月05日 18:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:48
二股吊橋からアップして撮りました
仙人新道より
2013年08月05日 18:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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仙人新道より
仙人新道より
右側は池の平山
2013年08月05日 18:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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仙人新道より
右側は池の平山
仙人池に映る
2013年08月05日 18:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
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仙人池に映る
池の平山中腹から
2013年08月05日 18:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
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池の平山中腹から
池の平山お花畑
2013年08月05日 18:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
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池の平山お花畑
コバイケイソウ
2013年08月05日 18:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
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コバイケイソウ
手前池の平山 奥は北峰
2013年08月05日 18:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
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手前池の平山 奥は北峰
池の平山山頂
2013年08月05日 18:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
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池の平山山頂
池の平小屋からモンローの唇を望む
2013年08月05日 18:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
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池の平小屋からモンローの唇を望む
モンローの唇
雪渓の部分
2013年08月05日 18:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
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モンローの唇
雪渓の部分
池の平小屋
2013年08月05日 18:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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池の平小屋
池の平小屋で作成された池の平の楽しみ方案内略図
2013年08月05日 18:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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池の平小屋で作成された池の平の楽しみ方案内略図
4日 真砂沢ロッジ下の雪渓まで戻って来ました
雪渓を対岸に渡ります
2013年08月05日 18:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4日 真砂沢ロッジ下の雪渓まで戻って来ました
雪渓を対岸に渡ります
雪渓を渡りこのペンキマークから登りました
丸太橋の地点の登山道まで戻りハシゴ谷乗越に登りました
2013年08月05日 18:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:54
雪渓を渡りこのペンキマークから登りました
丸太橋の地点の登山道まで戻りハシゴ谷乗越に登りました
尾根に出た所から剱沢雪渓
2013年08月05日 18:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:54
尾根に出た所から剱沢雪渓
尾根道にはハシゴが架かっていました
2013年08月05日 18:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:54
尾根道にはハシゴが架かっていました
ハシゴ谷乗越付近からの内蔵助平
雨が強くなり靴が湿ってきました
ガスの中に丸山東壁かまだあの下を通過するまで長い道程です
2013年08月05日 18:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:54
ハシゴ谷乗越付近からの内蔵助平
雨が強くなり靴が湿ってきました
ガスの中に丸山東壁かまだあの下を通過するまで長い道程です
内蔵助谷に架かる橋が見えて来ました
2013年08月05日 18:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:55
内蔵助谷に架かる橋が見えて来ました
内蔵助谷を下がり旧日電歩道に出ました
ここからは昨年下の廊下に行く時通った道なので一安心しました
2013年08月05日 18:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
8/5 18:55
内蔵助谷を下がり旧日電歩道に出ました
ここからは昨年下の廊下に行く時通った道なので一安心しました
シモツケソウ
2013年08月05日 18:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
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8/5 18:55
シモツケソウ
黒部ダムの下に着きました
2013年08月05日 18:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
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黒部ダムの下に着きました
黒部ダムの下に架かる橋を渡り黒部ダム駅に登りました
2013年08月05日 18:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
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黒部ダムの下に架かる橋を渡り黒部ダム駅に登りました
黒部ダム駅改札口
2013年08月05日 18:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
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黒部ダム駅改札口
撮影機器:

感想

剱沢雪渓
 今回の山行で雪渓を下がることが一番不安があり、ガスで周囲が見えない時はどうしようなど考えていました。
日本三大雪渓に名を連ねさぞかし厳しく下がれるかとビビリまくって臨みました。
ネットで調べ更に当日は剱沢小屋で詳しい情報を聞きました。
六本爪の軽アイゼンを装着して、雪渓を下りてみると勾配は緩やかで,小屋での情 報通り大岩 水道パイプを確認でき「南無の滝」を無事迂回することが出来ました。
現時点では「南無の滝」は雪の中で上からは確認できませんでした。
下から見ると雪渓が解け始め落下すると命取りになります。
真砂沢ロッジ
 御主人に「ビール飲んでゆっくりしな」と心あたたかい商売抜きの歓迎を受け,
まるで家族になったようでした。
クライマーがほとんどで、ベテランの山岳ガイド大学の山岳部など真砂沢ロッジをベースにして岩稜に挑むようです。
登山者のレベルは高く自分が子供に見えました。
御主人は海外の登山経験が豊富で剱岳の岩稜も手に取るように熟知しているようでした。
反面ウイスキー片手に受付をして登山者と分け隔てなく話し込みおもしろいおじさんという感じでした。
夜もワインをごちそうになり商売大丈夫かな。
翌朝は御主人のすすめで温かいカレーライスをいただき出発しました。
また来てみたくなるロッジでした。
今季は雪で小屋が傷んだので8月中旬で小屋を閉め修復するようです。
かけ湯ですが風呂がありました。
池の平小屋
 ここの御主人も気さくな人でした。
池の平山から戻ってくると「風呂が沸いているから入りな」日の高い昼間から
まさか風呂に入れるとは思いませんでした。
泊り客は数人と聞いているのにわざわざ2時間もかけて沸かしてくれるとはありがたく感謝しました。
連泊するお客もいるそうで最長日数は27泊、来客最高齢者は80歳だそうでびっくり。
この小屋はモリブデンの採掘小屋だったそうで, 御主人は以前鉱山関係の仕事をしていて調査で訪れた御縁で池の平小屋を任されるようになったそうです。
山は詳しく目の前の岩稜はすべて把握しているようで色々と教えていただきました。
夕食は登山者といしょに皆で食べ焼酎をサービスしていただきました。
翌朝早出の私に温かい味噌汁を出していただき心温まるもてなしにうれしくはやる心が落ち着きました。
内蔵助谷
早朝から歩き始め朝食の時座って休んだだけで連続で歩いて来たので、かなり足に疲労がたまっていたと思います。
 勾配が急なガレ場にさしかかり三角の石が目に入り、どうして通過しようか考えている瞬間に体は動き逆さにダイビング三角の石に左胸を強打して滑り落ちました。
 苦しくて息ができず座り込み「やってしまった」と骨をさわって折れていないか
確認体が震えました。
 大事に至らず安堵、帰りを焦っていたなと反省落ち着くまで立てず最大のミスをしてしまいました。
 気をとり戻し慎重に下がり旧日電歩道に出ました。

 山は自分の目で確かめ体で体験するのがいかなる情報より確かなことを再確認しました。
紅葉の頃再度訪れてみたいです。

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