塔ノ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,262m
- 下り
- 1,378m
コースタイム
天候 | 曇り一時ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
丹沢山地の塔ノ岳に登った。今回も富士登山のためのトレーニングだ。
小田急線渋沢駅で電車を降り、大倉行きのバスに乗りこむ。すでに、20人程の登山客が乗り込んでいたが、最後尾の窓側の座席に運良く座ることができた。といっても、バスは15分ほどで登山口である終点の大倉に着いてしまう。
最初は、斜度のある舗装道路をゆっくりと歩く。うす曇りなので、それほど暑くはない。舗装道路と別れ、本格的な登山道になり、樹林帯になると、さすがに汗が吹き出してくる。その状態をしばらく我慢して登り続けると、ようやく尾根道となり、心地よい風を全身で感ずることができるようになる。
ひたすらゆっくり登る。他の登山客にどんどん抜かれていく。ただし、休憩はまったく取らない。ゆっくり登っているので、体が休憩を必要としないのだ。
2時間半以上歩き、ようやく花立の小屋に到着した。ここで、始めて水分を取る。かなり、へばってしまったが、まだ同じペースで登ることはできそうだ。周囲はすっかりガスに囲まれてしまい、視界はすこぶる悪い。
花立から40分ほどで、ようやく山頂に到着。終始、ゆっくりの速度で登ってきたが、実のところは、それ以上の速度がまったく出せないというのが本当のところだ。少しでもスピードを出そうとすると、息が上がってしまう。山頂は、ガスにすっかり覆われていた。100m先がまったく見えない状況だ。もちろん、富士山も見えない。しかも、かなり涼しい。雨具を着込むほどではないのだが、とても真夏とは思えない。
山頂は、人が多く、ラーメンを作る気力もおきない。単純に恥ずかしいだけなのかもしれない。人がほとんどいないところでラーメンを作るのが、私には一番向いているようだ。ミカンの缶詰を食べて野菜ジュースを飲み、早々に山頂を立ち去る。
ゆっくり下山するつもりでいたが、結構調子よく歩くことができた。途中、駆け下りた尾根道もあった。足を踏み降ろすショックに、膝がよく耐えている。やはり、登山の練習は、登山が一番良いようだ。
大倉にたどり着いたが、バス停には大勢の登山客が行列を連ねていた。これは座れそうもない。「20分も待って、座れないのなら、歩いてしまえ!」自販機で買ったスポーツドリンクを飲み干しながら、そう考えた。早速、実行に移した。
渋沢駅に向かって歩き始めた。途中、2度ほどバスに追い抜かれたが、1時間ほどで駅に到着できた。この体調なら、2週間後の富士山登山も大丈夫だ。
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