四十八滝沢
- GPS
- 08:49
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
天候 | 曇り。気温は14〜16度程度。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
CLトレメンツとして参加させて頂け、atatuoさんの提案で前々から気になっていた四十八滝沢へ。
序盤の登山道歩きはそこそこの登りで距離も長く汗だくでしんどい。
トポは初滝後で入渓だったが、暑さもありその手前で入渓。
水がめちゃくちゃ冷たい!
湧き水の効果か?
冬にアイスクライミングの舞台になるだけはある。
初滝はぱっと見で悪そう…
左壁から登って水流をトラバースして落ち口右を抜けるラインと思うが、ヌメリや岩の脆さもあって取り付きから怪しい感じ。
入渓直後ということもあり登山道で巻く。
大滝はatatuoさんリード。
自前のカムを初使用とのことだが非常にスムーズに決めていた。
落ち口のランナーの取り方もとても参考になる!
さらに支点構築も早いし、登った後にすぐ次もロープを使用することを見越して最小限のロープのまとめ方をするところも含め、見習うところばかりのナイスリードだった。
続く七福の滝2段目のtartletさんリードや終盤のtedtacさんリードを見ても、やはりランナーや支点の取り方は様々で色々試して練習しないといけないなぁ
今回ハーケンはそこそこ上手く狙い所を見極められたがカムに関しては経験値が皆無なので、atatuoさんみたいに近所の石垣とかで練習をしようかな笑
湧き水の岩まで遡行し、そこからは尾根へ詰め、下山は登山道で北口登山口へ。
下山は急坂が長く続き面倒だったが、踏み跡は明瞭で危険箇所は少なかった。
それにしても大滝から最後まで本当に滝しかないと言える沢だった。
次々出てくる滝をかわしていく感じがとても楽しいし、色々な滝が出てくるので練習には良い気がする。
下山がもう少し楽なら言うことなしなんだがなぁ…笑
自立して沢に行けるようになりたい、というのが、今年の目標。今年沢CLトレをしているtedtacさんに「同レベルくらいのメンバだけで沢に行きたい」という話をしたところ「じゃ、やりましょう」という話になり、大体同じくらいのレベル感のメンバに声をかけて集まった4人。ロープ出せる場所が多そうということで、四十八滝沢に行き先を決定した。当日の天気が気になっていたものの、土曜日は上手く雨の隙間にはまり、決行することができた。
駐車場で集合、しばらく林道&登山道歩き。先頭を歩くatatuoの歩きが早くて、追いつけない。ロープの分重いから?と思って後で確認したら、みんな同じくらいの重さだった。単純に体力の違いか。。当初は北口登山道をそのまま追い、四十八滝沢にはガイドブックでの入渓ポイントより手前で入渓する。先週も同じく御坂あたりでヌメりで酷いことになってたので警戒していたが、先週よりもヌメりは少なめだった?それでも場所によってヌメりがあるので、気を遣う。最初に出てきた初滝は、ヌメりさえなければいけるかもしれないけど、支点とるのも難しそうだったし、無理せず巻くことにした。登山道に戻って、再度ガイドブック上の入渓点で入渓。
そこから先は、ガイドブックに記載されているとおり、河原歩きは全くない、滝の連続。どうりで地図上の距離が短いはずだ。そして、ほとんどの滝が登れるのが楽しい。ロープを出したのは3カ所。最初は三段ノ滝、atatuoリード。先週のtedtacさんとutag君の山行でハーケン大活躍だったのを見て私も打つ練習せなアカンな、と、ビレイのセルフ用にハーケンを打つ。すでにutagが早速ハーケンを打っていたけど、それは無視して自分で打つw。リードのatatuoも支点にハーケンを打ってくれてたので、回収も含めて良い練習になった。
そのあと出てきた七福ノ滝は、私がリード。まぁ、このメンバーだったらフリーでもいけそうな雰囲気だったけど、それは練習ってことで。右から水流突破して流れの左側にあるクラックにカムを入れようとしたら、フレア気味で上手く決まらない。場所を変えてナッツを入れようとしたり、ごにょごにょと時間がかかってしまった。。結局0.4が決まる穴が見つかって支点を取る。右に一段登ったところでハーケンを打てそうなリスがあったのでここで支点を取る。滝を登りきったところでおあつらえ向きに立木が2本立ってたので、ここで支点を取って下をのぞき込んだら、なんと私がごにょごにょしている間に後続パーティーをお待たせしてしまっていた。後続パーティーはフリーでサクサク登っていく・・・お待たせして恐縮です(汗)
最後に先行パーティーがロープを出していた滝で、tedtacさんリード。何気にこれが後続としても登りにくかった個所だったかも?下から眺めていて「あそこナッツ入りそうだなぁ」と思ったところに、後続で登ったときに入れてみたら、ガチ効きした。やっぱ、使えるとこには使えるもんだなぁ。当たり前だけど。
ツメは途中で踏み跡を見つけて尾根に逃げ、踏み跡をたどっていったら電波塔まで到着。比較的ツメが短いのはありがたいが、そのあとの下山が地味に良くなくて、いつものごとく遅れをとる。危険を感じるとまではいかないまでも、これは破線ルート扱いでもいいのでは?下山後は風呂にはいかずに、高速に乗る前のコンビニで買い食いして散々ダベってから帰宅。
今回は私にとって初めての大先輩抜きの沢登りということで、いろいろ自分たちで考えることで得られることも多かった山行だった(名ばかりCLで、私が一番弱かったんじゃないか疑惑ではありますが 汗)。また次回も、よろしくお願いします!!
【備忘録】
・気温は15度くらい、標高が高いからか水温はかなり低い。入渓まではTシャツが快適だと思うが、行動中はラピッドラッシュ+ペラペラパーカ+雨具で寒いくらい。何気に水を頭からかぶるスポットが多く、太陽も出てないので寒く感じたんだと思う。テルモスのお湯がありがたかった。
・下山ルートは、前評判通りあまりよろしくない。チェーンアイゼンがあっても良かったかも?ポールもお役立ち。
・全般的にヌメりが結構強かった(先週よりはマシだったけど)。滝によってはかなり脆い岩なので、テスティングはしっかりする必要あり。
・祝、ヤマレコレッドステージ到達。
ロープを出して練習する目的の沢山行に参加させてもらえて、カムを購入した直後だったので試せた。
駐車場に、いい感じの所があったのでサイズ感的な感じをつかんでいたので最初にリードで行った時に1発で決めれた、ほっとしたがすぐ上に残置があり気付くのが遅かったが
カムの練習しようと思ってたので後続の皆さん掛け替え面倒になりすいませんでした。
0ピン取り方、意味と言うか状況次第だと思うが、今後自分なりに改善したいなと今回感じたので研究勉強しようと思う。
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