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Yamareco

記録ID: 3313230
全員に公開
沢登り
大台ケ原・大杉谷・高見山

台高 吉野川水系 中奥川 戸倉谷

2021年06月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:07
距離
3.0km
登り
495m
下り
497m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:20
休憩
1:48
合計
6:08
8:00
10
駐車地
8:10
8:15
25
入渓
8:40
8:45
45
20m滝
9:30
10:20
75
15m滝
11:35
12:05
20
V字滝
12:25
12:38
2
ゴルジュ最後の25m滝
12:40
12:45
75
吊り橋
14:00
14:00
8
モノレール駅
14:08
駐車地
天候 曇り一時小雨
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道169号から中奥川沿いの県道258号に入り、集落を過ぎると林道となるが、落石多めでタイヤパンクに注意。瀬戸集落を過ぎ右手に出てくる戸倉谷を少し過ぎた林道脇に駐車。
コース状況/
危険箇所等
〈入渓〉堰堤の下流から明瞭な踏み跡沿いに中奥川に入る。ななめ向かいに戸倉谷の出合あり。

〈危険箇所〉〆能蕕20m滝の高巻き2p右岸草付きを左上後、右にトラバース。
⊆,15m滝の左岸リッジ、わずかに30mで足らず、40m以上のロープが必要。
30m滝の高巻きは左岸ルンゼ右脇をフリー、上部岩塊基部を更に右から回り込んでから70mナメ滝ルンゼを越え、ロープを張りトラバース気味に尾根を越えてから本流にクライムダウン。

カムの出番が多かった。

〈下山ルート〉吊り橋が上部にかかったところを過ぎるとすぐ左岸に25m滝がでてきて(滝行したところ)戸倉谷本流へと続くが、突き当たり正面の壁にあるルンゼ(容易)を登ると吊り橋にでる。吊り橋を渡ると25m滝上にでて遡行を続けることができるが、ここでゴルジュ終了となるので予定通り遡行を打ち切り、吊り橋を渡らずに尾根を目指す。明瞭な杣道?を進むが、そのままたどるとその先はネットの記録では行けないと書いていたので、適当なところで稜線を目指し急登を登る。稜線にでてしばらく進むとモノレールのレールが出てくるので、後はレールを手すり代わりに急坂をひたすら下ると中奥川にでてくる。吊り橋を渡るとすぐに駐車地に戻れた。レールを最後まで頼って下ったので、手袋は錆でまっ茶茶に。

〈ヒル〉唐辛子さんのスパッツの中についていたが被害はなかった。
その他周辺情報 温泉はホテル杉の湯を利用。LINEアカウントの開設記念キャンペーンしてて、お友だち登録すると、その場ですぐ使える日帰り入浴1名無料クーポンがもらえ、ただで入れてしまった、ラッキー!
事前に調べて作成したルート図
2021年06月25日 06:38撮影
6/25 6:38
事前に調べて作成したルート図
林道脇に駐車
2021年06月26日 07:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 7:52
林道脇に駐車
この堰堤の下流から入渓
2021年06月26日 08:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 8:08
この堰堤の下流から入渓
ここから入渓
2021年06月26日 08:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:10
ここから入渓
中奥川
2021年06月26日 08:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:11
中奥川
中奥川と戸倉谷の出合。
釣りしてる人がいた。
2021年06月26日 08:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:12
中奥川と戸倉谷の出合。
釣りしてる人がいた。
いよいよ戸倉谷の遡行開始
2021年06月26日 08:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 8:13
いよいよ戸倉谷の遡行開始
2021年06月26日 08:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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最初の滝
2021年06月26日 08:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:18
最初の滝
まずはN先輩が右岸から進む
2021年06月26日 08:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:18
まずはN先輩が右岸から進む
右岸からは滝を登るのは難しく、さっそくドボンして左岸へ
2021年06月26日 08:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
6/26 8:20
右岸からは滝を登るのは難しく、さっそくドボンして左岸へ
そして滝を直登
2021年06月26日 08:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:21
そして滝を直登
次の5m滝もN先輩がまずは進む
2021年06月26日 08:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:27
次の5m滝もN先輩がまずは進む
苔の生えた左岸側から登るN先輩、見ている方が怖い
2021年06月26日 08:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/26 8:27
苔の生えた左岸側から登るN先輩、見ている方が怖い
山さんが滝を直登、この後山さんがお助けひもを出してくれて、次に私が登るも、激しい水流に頭がクラクラ
2021年06月26日 08:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:28
山さんが滝を直登、この後山さんがお助けひもを出してくれて、次に私が登るも、激しい水流に頭がクラクラ
次の唐辛子さんもこの水流はかなりやばかったと
2021年06月26日 08:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 8:32
次の唐辛子さんもこの水流はかなりやばかったと
次は釣吉さん
2021年06月26日 08:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:34
次は釣吉さん
ラストの闘将、なんなくクリア
2021年06月26日 08:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:35
ラストの闘将、なんなくクリア
小滝を越えると
2021年06月26日 08:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:38
小滝を越えると
最初の20m滝が登場
2021年06月26日 08:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:39
最初の20m滝が登場
ここは右岸の悪い草付きを巻く。
リードは山さんでビレイは釣吉さんがしていたが、釣吉さんの足が場が悪く、途中から私がビレイ交代
2021年06月26日 08:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 8:58
ここは右岸の悪い草付きを巻く。
リードは山さんでビレイは釣吉さんがしていたが、釣吉さんの足が場が悪く、途中から私がビレイ交代
草付きの上を今度は闘将がトラバースしてロープをはってくれた
2021年06月26日 09:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/26 9:17
草付きの上を今度は闘将がトラバースしてロープをはってくれた
次は15m滝
2021年06月26日 09:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 9:23
次は15m滝
ここは左岸のリッジを登る
2021年06月26日 09:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 9:27
ここは左岸のリッジを登る
闘将リード中
2021年06月26日 09:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 9:38
闘将リード中
2021年06月26日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 9:39
15m滝の落口から下をのぞく
2021年06月26日 10:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:01
15m滝の落口から下をのぞく
唐辛子さん登り中
2021年06月26日 10:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:01
唐辛子さん登り中
ラストの山さん登り中
2021年06月26日 10:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:16
ラストの山さん登り中
その後もゴルジュが続く
2021年06月26日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:23
その後もゴルジュが続く
チョックストーンがでてきた
2021年06月26日 10:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:24
チョックストーンがでてきた
唐辛子さんが右岸から突破しようとするも難しく、このあと私が岩の右側から突破
2021年06月26日 10:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:23
唐辛子さんが右岸から突破しようとするも難しく、このあと私が岩の右側から突破
チョックストーンを越える唐辛子さん
2021年06月26日 10:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:30
チョックストーンを越える唐辛子さん
溝上の3段20mナメ滝をN先輩が進む
2021年06月26日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:41
溝上の3段20mナメ滝をN先輩が進む
笑顔の闘将
2021年06月26日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 10:41
笑顔の闘将
溝上の3段20mナメ滝の最後のへつり、降り口もちょっと怖いけど丁寧に進めば大丈夫
2021年06月26日 10:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/26 10:46
溝上の3段20mナメ滝の最後のへつり、降り口もちょっと怖いけど丁寧に進めば大丈夫
2段30m滝
2021年06月26日 10:48撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:48
2段30m滝
左岸には70mナメ滝
2021年06月26日 10:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 10:49
左岸には70mナメ滝
ここは左岸を高巻き
2021年06月26日 11:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 11:06
ここは左岸を高巻き
巻きの最後は少し悪いので、ロープを張ってくれた
2021年06月26日 11:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 11:22
巻きの最後は少し悪いので、ロープを張ってくれた
もうすぐ滝頭、ほぼ迷わずでてこれて気持ちいい
2021年06月26日 11:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 11:27
もうすぐ滝頭、ほぼ迷わずでてこれて気持ちいい
ハイライトのV字滝で記念撮影
2021年06月26日 11:37撮影 by  SO-01L, Sony
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6/26 11:37
ハイライトのV字滝で記念撮影
山さんが左の滝を直登
2021年06月26日 11:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 11:59
山さんが左の滝を直登
その後をN先輩が追いかける
2021年06月26日 12:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:00
その後をN先輩が追いかける
最後が悪く山さんはザックを置いて気合いを入れて、再度チャレンジしようとしている
2021年06月26日 12:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:02
最後が悪く山さんはザックを置いて気合いを入れて、再度チャレンジしようとしている
下から見守る闘将
2021年06月26日 12:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:02
下から見守る闘将
でも左側の草付きに行けそうなので、唐辛子さんが行ってみる
2021年06月26日 12:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:03
でも左側の草付きに行けそうなので、唐辛子さんが行ってみる
そのあとにみんなが続く
2021年06月26日 12:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:06
そのあとにみんなが続く
お次は10m滝
2021年06月26日 12:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:08
お次は10m滝
美しい滝の流れ。
ここも左岸高巻き
2021年06月26日 12:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 12:10
美しい滝の流れ。
ここも左岸高巻き
高巻き中
2021年06月26日 12:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:19
高巻き中
巻き終わって沢に復帰すると右岸側の岩壁にロープが垂れていた。記録でごぼうで登ってめっちゃ大変だったと書いてあったロープに違いない
2021年06月26日 12:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:19
巻き終わって沢に復帰すると右岸側の岩壁にロープが垂れていた。記録でごぼうで登ってめっちゃ大変だったと書いてあったロープに違いない
10m滝の落口
2021年06月26日 12:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:19
10m滝の落口
最後の25m滝が奥に見えている
2021年06月26日 12:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:23
最後の25m滝が奥に見えている
25m滝はすぐ
2021年06月26日 12:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:24
25m滝はすぐ
さっそく私が一番に滝行へ
2021年06月26日 12:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:26
さっそく私が一番に滝行へ
気持ちいいーー
2021年06月26日 12:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
6/26 12:26
気持ちいいーー
私に見つからないように、釣吉さんの後ろに隠れる山さん
2021年06月26日 12:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 12:27
私に見つからないように、釣吉さんの後ろに隠れる山さん
覚悟を決めて滝行をする山さんと、ちょういやいやな釣吉さん
2021年06月26日 12:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 12:28
覚悟を決めて滝行をする山さんと、ちょういやいやな釣吉さん
結局、男性陣みんなまとめてお清め中
2021年06月26日 12:29撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 12:29
結局、男性陣みんなまとめてお清め中
最後の集合写真
2021年06月26日 12:34撮影 by  SO-01L, Sony
2
6/26 12:34
最後の集合写真
頭上に吊り橋
2021年06月26日 12:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 12:37
頭上に吊り橋
正面のルンゼを登って吊り橋へ
2021年06月26日 12:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:39
正面のルンゼを登って吊り橋へ
吊り橋を間違って渡ってしまった
2021年06月26日 12:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 12:43
吊り橋を間違って渡ってしまった
尾根を登り稜線にでたー
2021年06月26日 13:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 13:30
尾根を登り稜線にでたー
そして少し歩くとレールがでてきた
2021年06月26日 13:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 13:31
そして少し歩くとレールがでてきた
みんなレールにしがみついて降りてくる
2021年06月26日 13:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 13:47
みんなレールにしがみついて降りてくる
2021年06月26日 14:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 14:02
モノレール駅
2021年06月26日 14:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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6/26 14:03
モノレール駅
中奥川を渡るボロい吊り橋
2021年06月26日 14:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 14:04
中奥川を渡るボロい吊り橋
2021年06月26日 14:05撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
6/26 14:05
神戸まで我慢できず、途中で以前から闘将が気になっていたお好み焼き屋さんで晩ご飯。
美味しかった
2021年06月26日 16:53撮影 by  SO-01L, Sony
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6/26 16:53
神戸まで我慢できず、途中で以前から闘将が気になっていたお好み焼き屋さんで晩ご飯。
美味しかった

装備

個人装備
沢靴 沢スパッツ 膝サポーター 沢靴下 グローブ 登山靴 靴下 雨具 沢ザック 防水バッグ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料(500ml×2) テルモス500ml(お湯)地形図 遡行図 コンパス ココヘリ ナイフ 計画書 ヘッドランプ 予備電池 スマホ 筆記用具 トイレセット ファーストエイドキット 常備薬 ヒマラヤピンクソルト 保険証 運転免許証 腕時計 タオル ツェルト エマージェンシーシート 簡易ハーネス ヘルメット 確保器 環付きカラビナ3 カラビナ スリング(240cm×1 120cm×2 60cm×3) ロープスリング セルフビレイランヤード アッセンダー お助けロープ10m×6mm ゴルジュハンマー 帽子 防虫スプレー 日焼け止め レジャーシート コンパクトカメラ 自撮り棒
共同装備
ロープ30m 50m カム ナッツ ハンマー ハーケン
備考 入渓地点で遡行開始時の気温16℃、終了時18℃
服装上:ドライナミックメッシュタンクトップ(ミレー)、フラッドラッシュジップネック(ファイントラック)、フレンチ袖シャツ、バーサライトジャケット(モンベル)
服装下:スキンメッシュタイツ(ファイントラック)+フラッドラッシュタイツ(ファイントラック)+ハーフパンツ
初っぱなからシャワークライムが多く、ロープを出しているところは待ってる間寒かったが、雨具(バーサライトジャケット)着用後は大丈夫だった。

ゴルジュハンマーを持参したが、結局使わなくても今回は高巻きでそれほど苦労すること無く歩けたが、ゴルジュハンマーを使って泥壁を登った唐辛子さんは有効だったと言っていた。

ずっと曇りだったため、水分は500mlペットボトルを少し飲んだだけだった。

感想

今シーズン6度目の沢登り。
3月末から開始してなかなかのハイペース。

本当は土日1泊で別の沢へ行く予定であったが、台風が発生するなど天候の関係で中止となり、今回も直前まで天気予報とにらめっこ。完全中止の可能性も高かったが、なんとかもちそうということで、日帰りの沢となった。
結局昼頃に小雨が短い時間降っただけで、曇りではあったが、最後までもって良かった。

前日の夜出発。私+山さん+釣吉さん+N先輩を乗せた車は、いつも通り道を間違い、闘将の怒りを買い説教を受けつつも、いつものオークワで食料を調達し、道の駅杉の湯で仮眠。

翌日6時前に起床、7時に出発し車で30分ほど移動して駐車地の林道脇に到着。
装備を調え8時にスタートし、予定通りで順調、順調。
入渓場所もわかりやすく、中奥川から戸倉谷に入るとすぐに滝がでてきた。先頭を行くN先輩がへつった後にさっそく滝の左岸側へ移動するのにドボン。下調べ通り最初から濡れまくりだった。
シャワーを浴びながら直登する5mの滝ではお助けひもを出してもらったが、それをビレイループにつけるのに水流が強く少し手間取ったこともあり、登り自体はホールドやスタンスもよく見ればしっかりあるので難しくはなかったが、激しい水流を浴びたことで、登った後は頭が冷えてクラクラし平衡感覚がおかしくなる感じで、ここが一番きつかった。
その後すぐに出てきた20m滝の高巻きはロープをだしてもらう。山さんが左側から草付きをリードで登り、その後闘将がトラバースしてロープを張ってくれた。そのすぐ後の15m滝も右側のリッジを闘将がリードで登りロープを張ってくれた。このリッジだったら立木もたくさんありホールドも豊富で私でもリードできそうだが、上部は立木も無くなり落ちたらアウトの状態と思うと、やっぱり怖い。ロープの流れを考えながら支点もどこに取ったらいいのか、、そのあたりがまだまだわからないから、ルート工作は難しい。
そしてこの後チョックストーンがでてきた。ここは事前研究で右側からなんとか登れるとあったので、私がチャレンジした。難しかったが、万が一足が滑って落ちないように、唐辛子さんに不安なところを2カ所下から手で足をサポートしてもらったおかげで、なんとか勇気をだして乗り越すことができた!後から登ってくるメンバーにお助けひもを出して引っ張ったが、闘将はさすが難なくスムーズに登ってきた。
次に出てきた3段20mの溝状の滝は傾斜がありこんなところフリーで登れるのか思ったけど、ここはフェルトでしっかり止まり、気持ちよく水線を登れた。
次の30m滝は吉岡本で左岸を高巻きと書いていたのでその通り行う。闘将と山さんの経験と勘が発揮され、ほぼ迷うことなくドンピシャで気持ちよく滝頭に出ることができた。しかし滝の中段まで左岸から登り、そこから滝裏をシャワーを浴びながらトラバースして右岸に出て、ルンゼを巻い登っている滝の記録がいくつかあり、最後までどこの滝かわからなかったが、帰宅後再度ググってみるとこの滝だったみたい。
そしてこの高巻きから沢に復帰すると、この沢のハイライトでもあるV字滝が出てきた。写真で見ていた通りとても美しいV。ここでランチ&休憩となった。
集合写真を撮って、休憩後は左側の滝を山さんが先頭で進む。最後まで直登しようと頑張ったが、最後が悪く、吉岡本に書いてある通り途中から草付きを登ることで、全員フリーで抜けることができた。
そのすぐ上の10m滝も左岸を高巻き。ここの巻きも闘将がほぼ迷うことなく先頭を進み、スムーズに滝頭に出ることができた。
そしてここからすぐに吊り橋のある25mの滝がでてきた!ここは私が楽しみしていた滝行ができるところ。さっそく一番に滝を浴びに迷うことなく突っ込んだ。
気持ちいいー!
意外にそんなに冷たくなかった。
そしてそして恒例行事、滝行をして煩悩を取り払ってもらうために「山さーん」と叫ぶも、釣吉さんの後ろに隠れて出てこない。しばらくしたら諦めて覚悟を決めて出てきた。そしてだれもそこまでしろとは一言も言ってないのに、自ら上半身裸になり、滝に打たれに行く山さん。そして男性陣全員がいやいや巻き込まれ、男4人で身を清めることになった。
まだ、6月なのにみんな乗りがいいねー、おもいっきり笑わせてもろたよ。

短い沢だけど500mのゴルジュの廊下に次々滝が出てくる、見所が凝縮された素晴らしい沢だった。

下山ルートも研究していたが、渡らなくていい吊り橋を渡ってしまう。ここはすぐに闘将が間違いに気づき、もう一度吊り橋を戻ったところで登山靴に履き替えた。
まだまだ地形図から読図するのはむずかしーー。でもおもしろい。
ここからは私が先頭で尾根を目指して歩き、モノレールにちゃんとたどり着けた。
あとはレール沿いに一気に急坂を下って行くだけ。レールの手すりがなければしんどい下山だったと思うが、稜線から中奥川まで1時間かからず行けた。

計画より早いペースで雨に降られることなく、怪我無く戻ってこれた。
リーダーを始めとするメンバーみんなに感謝です。
そして難しい沢になるほどチームプレイで動かなければならないのが沢登り。
前回の沢の後の反省会でいろいろ言われたことを、少しでも実践できればと思いながらも、なかなかできなかったけど、前回はへっぴり腰で進むのに時間がかかった怖くて苦手な高巻きが、今回は足の置き方を変えてみた効果もあったのか、前回よりスムーズになり嬉しかった。

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コメント

唐辛子さん
最初だれかと思ったけど、なるほどね。
まさに二級上って感じ。N先輩と闘将はヤマレコアカウントありますよ。
2021/6/30 1:38
Re: 唐辛子さん
そう、だれもがわかるネーミング

アカウント、リョーカイ
2021/6/30 7:24
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