雨の中、秋田駒ケ岳八合目〜笊森山〜乳頭山〜田代平〜孫六温泉縦走
- GPS
- 05:37
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 561m
- 下り
- 1,066m
コースタイム
天候 | 雨後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秋田駒ケ岳八合目小屋〜湯森山間は、それなりに整備されており、危険個所は無い。 湯森山〜笊森山〜乳頭山間は、歩く人が少ないためか、笹薮をかき分けての山行となり、特に雨が降っていると、足元が見えずらいため、段差や障害物でつまずいたり滑ったりするため、注意が必要。足元を注意していると、笹薮の中にも登山道はしっかり確認できる。乳頭山の山頂直下は、滑落注意!! 乳頭山〜田代平小屋〜孫六温泉間は、足元が滑り易いため、注意が必要。今回も赤土部分で滑って転んだ。 |
その他周辺情報 | 乳頭温泉には、いろいろな温泉がある。 今回は、蟹場温泉の日帰り入浴を利用した。 入浴料:600円 0187-46-2021 孫六温泉:0187-46-2224 入浴料; 510円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
大人の休日切符を利用しての東北の花めぐり紀行の2日目は、秋田駒ケ岳八合目から笊森山を経て乳頭山に登り、田代平を経由して孫六温泉に下山する縦走だった。
田沢湖駅前の宿を5時過ぎに出発し、秋田駒ケ岳八合目行きの始発バス乗り場に着いたが、閑散としており、我々3人以外誰もいなかった。5:30の始発バスに乗車したのも、我々だけだった。しかし、途中からパラパラと乗車してきて、アルパこまくさを出るときは、20人ほどになっていた。ここまでは、曇り空だったが、雨は降っていなかった。しかし、8合目手前から小雨が降り出し、8合目小屋に着く(6:26)と、しっかり小雨が降り続いていた。このため、8合目小屋で雨合羽等の支度をして乳頭山目指して山小屋を後にした(6:46)。
笹森山を過ぎてしばらく行ったところで、T仙人が登山靴がぐしょぐしょでこの後迷惑をかけるので、乳頭山への縦走は取りやめにするとの話があった。ここで逡巡したが、二人で乳頭山に登って来てほしいとの暖かい励ましをもらい、Aさんと二人で乳頭山への縦走を続行させてもらうことにした。
湯森山までは前回に歩いていたが、湯森山〜笊森山〜乳頭山は初めてのルートだった。しかし、大ベテランのAさんが引っ張ってくれたので、登山路脇の花々を鑑賞しながら、縦走を続けた。湯森山から先のコースは、登山者が少ないためか、笹が生い茂っており、笹をかき分けながら登山路を外さないように歩く必要があり、途中段差があったり、石や木の根の障害物があったり、登山路が水路になっていて滑りやすいため、二人とも数回転んだ。Aさんの後を付いていく私は足元を確認できるが、先頭のAさんは、さぞ大変だったことと改めて思った。
巨岩が聳えている宿岩で小休止を摂り、エネルギー補給を行った。全体的には、なだらかな縦走路だと思っていたが、実際は、細かいアップダウンがあり、笹漕ぎをしながらの縦走はきつかったが、縦走路の開けた場所では、様々な花が咲いており、気持ちを和ませてくれた。笊森山は、今回の縦走の最高点だったが、近くには、千沼ヶ原湿原があり、できれば寄りたかったが、天気が悪く、視界が悪かったため、次回の楽しみにして乳頭山を目指した。
乳頭山山頂直下は、左側が切れ落ちた崖になっており、烏帽子の山容がぴったりするような急登になった。風も強まったが、乳頭山の山頂に到達する(10:16)と、山頂部は、北側に開けた形状になっており、風も弱く、雨も小降りになったので、山頂で昼食休憩を摂った。ここまで、スタート直後に2人連れのパーティを抜いてからは、誰とも会わなかったが、下山直後に2人連れのパーティが田代平から登ってこられた。更に田代平に下る途中で5人パーティとすれ違った。乳頭温泉側からは、登り易いようだ。
10:43に乳頭山を後にして下山の途に就き、田代平山荘経由で孫六温泉に下山した。こちらのコースも田代山荘からしばらくは平だったが、途中からは、登山路が水路になっている赤土の登山路になり、滑り易くなっており、見事にこけて泥だらけになってしまった。山荘から約50分で孫六温泉に下山した(12:07)。1日中雨だったため、雨具は泥だらけで靴もグチョグチョ、濡れネズミ状態だったため、乳頭温泉で日帰り入浴することにし、秋田の知人から薦められていた蟹場温泉に向かった。このままでは、失礼なため、外で雨具等を脱ぎ、温泉に入られてもらった。温泉は、ほぼ貸し切り状態で、源泉かけ流しの心地よい温泉で温まり、元気を取り戻すことが出来た。先に下山していたT仙人と田沢湖駅で合流し、帰路に就いた。
今日も、雨の中の縦走でいろいろなハプニングがあったが、花の百名山の秋田駒ケ岳から日本300名山の乳頭山への縦走を達成することができ、満足の山行となった。
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