山男塾 特別科目 涸沢 奥穂高 北穂高

2013年08月09日(金) ~ 2013年08月11日(日)

• GPS: 57:00
• 距離: 39.5km
• 登り: 2,904m
• 下り: 2,898m

コースタイム

9日 7:00上高地ビジターセンター⇒8:00明神館⇒9:05徳沢ロッジ⇒10:20横尾山荘⇒11:30本谷橋⇒13:20涸沢（テント泊）
10日 6:00涸沢⇒9:15穂高岳山荘⇒10:00奥穂高岳山頂⇒11:00穂高岳山荘⇒13:30涸沢（テント泊）
11日 5:30涸沢⇒8:05北穂高岳山頂⇒8:10北穂高小屋⇒10:20涸沢（テント撤収）⇒11:00涸沢⇒12:10本谷橋⇒13:10横尾山荘⇒14:20徳沢ロッジ⇒15:20明神館⇒16:00上高地ビジターセンター

天候

1日目くもり後晴れ　2日目曇り（ガス）後晴れ　3日目晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

8日新宿−上高地（深夜バス）
11日上高地−松本（ジャンボタクシー）−新宿（特急あずさ）

コース状況／危険箇所等

奥穂高へはパノラマコースでザイテングラードを目指しましたが、途中雪渓が残っています。登りではアイゼンが無くても行けますが、下りは転ぶ可能性があるので、使う場合は要注意です。
奥穂高へのザイテングラード、翌日行った北穂へのルートは落石や滑落に注意です。特に今はハイシーズンですので。（ヘリが何回もケガ人を搬送しているのを見ました）

特に北穂は人によってはキツめのクサリ場や岩場（結構高度感がある）があるので、苦手な方や経験、筋力、体力のない方は自分の為にも他人の為にもよく考えて行動してください。講師や現地ガイド、県警の方によると今年も重大事故が何件か起きてるとのことです。

写真

8/9 6:17

テント2泊山行の始まりです。
この場所がいかに観光地的なのか帰ってくると感じますね。

8/9 6:52

今回は特別科目の奥穂高、北穂高ですが、1日目は上高地から涸沢までです。

8/9 8:00

明神館の前で前穂高5峰の姿が見えてきます。
北アルプスは初めてですが、スゴイ迫力です。

8/9 9:06

徳沢ロッジにつきました。ここはK講師のオススメの宿だそうです。確かにお洒落なたたずまいですね。

8/9 10:31

横尾大橋を渡ります。

8/9 11:20

横尾からしばらくあるくと屏風岩のわきから北穂高が見えてきました。

8/9 11:28

本谷橋です。橋はこれ以外につり橋もありますので、混雑時はどちらかが一方通行になるのでしょうね。

8/9 12:53

涸沢を詰めていくと雪渓が出始めます。

8/9 13:07

気温が高いので腐り雪です。ストックがあれば特に問題ないと思います。

8/9 13:23

涸沢ヒュッテにつきました。

8/9 13:24

金曜日ですが、さすがにハイシーズン。結構テントが多いですね。

8/9 16:57

テントを張って、お疲れさん会の後、一息ついているとヘリが来ました。
北穂方面からケガ人を県警の方が背負って降りてきて、搬送していきました。

8/9 19:06

夜の宴会です。明日は奥穂高へ向かいますので、飲んでチャージします。

8/9 19:31

よくある写真ですが、テント村の夜景がキレイだったんで撮ってみました。
この夜は風が少し強めに吹いてました。

8/10 5:56

翌朝です。右に奥穂高、左に前穂高を望みます。
曇り気味ですね。
6時に奥穂高へ向かって登山開始です。

8/10 7:14

途中で振り返ると常念岳が見えていました。

8/10 7:27

下からザイテングラードを望みます。
結構な人が向かってます。

8/10 8:18

ナントカイチゴですw（すみませんまた忘れました）

8/10 8:42

ザイテングラードから涸沢を見下ろします。
結構、高度を稼いできました。

8/10 9:21

そうこうしているうちに穂高岳山荘につきました。
写真は山荘から見上げる取り付きです。
この最初の部分が山荘から山頂への核心部です。ハシゴ、クサリがあるので慎重に行きます。

8/10 10:08

約50分弱で山頂です。
天気がイマイチでガスってて何も見えません。
でもみなさん笑顔です！

8/10 10:23

ジャンダルム方面もガスってて何も見えません。
このツアーが終わったらK講師とK池氏＋女性3名がアタックしに行くそうです。

8/11 4:47

最終日です。この日は北穂高へ登山後、涸沢のテントを撤収。16時までに上高地に下りる行程です。
結構ハードな1日になりそうです。

8/11 5:09

モルゲンロートの穂高連峰です。

8/11 5:09

最終日は最高の天気の予感です。

8/11 5:10

右手のピークがこれから向かう北穂高（南稜ピーク）です。

8/11 6:34

北穂へは急登の連続です。足元も悪いので気を抜けません。

8/11 6:38

途中の岩場で休憩してます。左に前穂（5〜1峰）と中央に吊り尾根、右手に奥穂が見えてます。

8/11 6:38

南稜取り付き部が見えてます。
沢山の人が取り付いてます。
北穂高小屋に泊まっている人たちが降りてきているのもあるので渋滞してます。（私たちもこの後30分ハマりました）

8/11 7:44

東稜（通称ゴジラの背）に人がいます。まさに核心部で赤い服の人が飛び移るところです。

8/11 7:45

こちらはそんなこんなをキョロキョロしながら休憩してました。後ろはこの山男塾の講師のK名さんと参加者のA山さんです。

8/11 8:00

南稜ピーク近くで奥穂方面を見ると昨日は見えなかったジャンダルムが見えました。

8/11 8:13

いくつかクサリ場などの険しいところを通過して山頂に到着です！
快晴の空とバックに槍ヶ岳です！

8/11 8:12

山頂自体は結構広めです。
しかし槍ヶ岳はカッコいいです。

8/11 8:14

もう一回ジャンダルムです。いつか行きたいですね。

8/11 8:14

遠くに八ヶ岳連峰が霞んでみえます。

8/11 8:26

北穂高小屋のすぐ裏から大キレットがよく見えます。
ものスゴい迫力です。写真には飛騨泣き付近に取り付いている人が写ってます。

8/11 11:13

北穂高から下山してテントを撤収。
上高地へ下山の途中から振りかえりました。
また来るぞ〜。

撮影機器：

FinePix XP60 FUJIFILM

感想

okkie

ヤマケイ登山教室「山男塾」特別科目「奥穂高・北穂高」でした。
特別科目は必修科目を修了した卒業生限定企画になりますが通常のツアーではまずやらないというハードスケジュールだったりします。（アルパイン社はストイックですよね）
でもそんなツアーでも7名の参加。講師、ガイドもこの人数で2人もついてくれるというある意味「採算合ってます？」という破格のツアーでした。（山男塾ほぼ毎回そうですが）
しかし某大手とかは20名以上でもガイド2人程度で、明らかに見きれてませんね。今回、奥穂でも北穂でもそんな団体がいましたし。

しかし、皆さん飲みすぎです。（笑）
山に登りに来てるってより宴会しに来たって感じでしたね。

次は9月にいよいよ「剱岳」ですね！1〜3期生の皆さんも奮って参加しましょう。
剱はかなりのハードスケジュールだそうで覚悟がいるそうですよ！！（ウヒヒ）