魚沼駒ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,210m
- 下り
- 1,210m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 小出・ゆ〜パーク |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
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保険証
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時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
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感想
8月12日 晴れ
君津1910-0010枝折峠
夏休みで帰省した聖と二人で魚沼駒ヶ岳へ。
さすがにお盆休みだ。いつもガラガラのアクアラインに車が多く、海ほたるは入場待ち渋滞だった。首都高もあちこちで渋滞し、美女木で外環に入ってようやく解消した。
関越道は混んではいるが、渋滞はなし。上りは所沢〜練馬料金所間が渋滞していて、明日の帰路が思いやられる。高崎を過ぎると急に車が減少した。みんなどこに行ったのだろうか?
赤城高原SAで夜食、谷川岳PAで谷川岳の湧水を補給し、小出ICで高速を下りる。
小出ICを出て少し走るとコンビニ「セーブオン」があったので、凍結スポーツドリンクを購入した。その後の道中にコンビニは無かったので、正解だった。
国道352号線の枝折峠への最後の12kmはものすごい狭いヘアピンが延々と続き、1台がやっとの道幅しかない。「酷道352号」と言われる所以だが、路面の舗装状態は良い。
0010枝折峠に到着。駐車スペースは何ヶ所かに別れ、全部で50台分位ある。一番奥に最近出来たと思われる駐車場とトイレがあったので、トイレの前に駐車した。車は全部で10台くらいだった。
空には満天の星。天の川もクッキリと見え、まるで雲のようだ。流れ星もたくさん流れて行く。
明日は「ペルセウス座流星群」のピークの日なので、今日もたくさん流れているようだ。
トイレはとてもきれいで水洗だが、夜間も照明は無く、手洗い水もない。場所柄からして水も電気も無いので致し方ない。汚水処理は太陽電池を電源にしているようだ。20箸凌紊鮖参して正解だった。
ビールを飲み、フラットにした2、3列目にエアーベッドを敷いて0100頃就寝。
8月13日 晴れ
枝折峠0620(30)0650明神峠0655(40)0735 ? 0740(15)0755道行山0805(45)0850小倉山0900(30)0930百草の池0940(55)1035駒の小屋1055(20)1115魚沼駒ヶ岳1135(20)1155駒の小屋1210(45)
1255百草の池1305(30)1335小倉山1345(35)1420道行山1430(45)1515明神峠1525(20)1545枝折峠(計7:10)
枝折峠1615-1700小出・ゆ〜パーク1840-1905浦佐1920-2325君津
0430起床。天気はピーカンで風も無い。
朝食は角切りステーキ丼、豚汁、コーヒーと初日の朝食にしては豪華なメニューだった。
日の出前は肌寒く、フリースを着ていたが、東の山並みから陽が昇ると急に暑くなり、Tシャ ツ1枚になった。
0620出発。トイレの裏側が登山口になっていて、いきなり階段の急登で汗が噴き出す。
階段を登り切ると直ぐに尾根道に出る。尾根に出ると国道352号線が見える。昨夜は暗くて判らなかったが、断崖絶壁のものすごい道だ。さすがに「酷道352」だ。
30分ほどで明神峠のお堂に到着し、最初の休憩。「10合目」という看板があるが、どういう事だろうか? 明神峠はお堂から少し登ったところだった。
この「明神尾根」は小刻みにアップダウンを繰り返すが、それぞれが結構急なのできつい。
明神峠は江戸時代に栄えた只見銀山の銀を運ぶ「銀の道」の銀山平から駒の湯に抜けるルートの峠になっていて、かつてはここが枝折峠と呼ばれていたようだ。
道行山(みちゆきやま)は縦走路から外れているが、折角なので登ってみると、展望が開けていて素晴らしい。正面に堂々とした魚沼駒ヶ岳が聳えている。
新潟の山は涼しいと思っていたが、今日は異様に暑くクラクラする。後頭部が熱くなって来たので、タオルを帽子に入れて後頭部の日除けにしたが、これで随分楽になった。
縦走路は灌木に覆われた部分が多いが、時々展望が広がるので気持ちよく歩ける。
小倉山で駒の湯からの道と合流するが、本当の山頂は少し駒ノ湯方向に行った所のようだ。
小倉山〜百草の池間は比較的平坦で、1時間と思っていたが30分で着いてしまった。
百草の池は登山道から 10mくらい離れており、立ち入り禁止になっていた。直径5m位の小さな水たまりのような池だった。
山頂が近づくと急傾斜になり、特に駒の小屋直下は鎖場もある急な岩場で、おまけに水が流れている。聖は例によってヘッピリ腰で登っていく。下から見上げるとタワーのような物と人の姿が見える。
急な岩場を登り切ると、駒の小屋だった。小屋の前には水場があり、その水が岩場を流れていたのだった。水はあまり冷たくなかったが、乾いた喉を潤してくれる。
駒の小屋は40人収容の小さな素泊まり小屋で、4月から11月は管理人がいるが、その他は無人の避難小屋になる。
小屋の前はベンチのある広場になっており、展望が素晴らしい。会津駒ヶ岳、燧ヶ岳、平ヶ岳 、至仏山まで一望にできる。
休憩していた2人連れは昨日平ヶ岳に登ったとのこと。「長くて大変だったでしょう?」と声を掛けると鷹ノ巣からの長い登りではなく、中ノ岐林道から入り2.5hで山頂に着いてしまったそうだ。麓の民宿に宿泊すれば一般車の入れない林道を送迎してくれるのだ。
このあと下山時に小屋で会った人達もみなその短縮コースから平ヶ岳に登っていた。この「中ノ岐林道ルート」はその是非をめぐって議論になっているようだが・・・・。
小屋から山頂までは20分ほど。急な尾根を登り切ると左に中ノ岳への道を分け、右に300mほど行くと山頂だ。
山頂は小広い平坦なところで、標識や仏像などが色々置かれている。展望は360°遮るものが無く、素晴らしい。79座目の百名山登頂をビールで祝う。炎天下を5時間以上背負って来たが、 クーラーバッグに蓄冷材と凍結スポーツドリンクと一緒に入れていたので冷え冷えでとても旨い。
山頂から西の方には八海山が横たわっている。ゴツゴツした山頂部は難所を思わせる。八海山の麓には米どころ魚沼の田園地帯が広がり、新幹線・浦佐駅が見える。
山頂からの展望を20分ほど楽しみ、下山を開始する。小屋から上は気温も少し低く、風もあって心地よいが、小屋の下はまたもや猛暑だ。へろへろになりながら、アップダウンの続く尾根を下る。
途中、抜きつ抜かれつして一緒に下った2人連れは、魚沼駒ヶ岳→巻機山→谷川岳→苗場山と百名山をハシゴするとのこと。小屋で会ったパーティーも皆百名山ハシゴ組だった。
1545枝折峠着。枝折峠に下っても猛暑で、車の温度計は39℃を表示している。
枝折峠から小出への下り道は対向車は車1台とバイク2台だけだった。
小出IC近くの日帰り温泉「薬師ゆ〜パーク」でお風呂に入り、夕食と休憩。
聖は新潟の友達のところに遊びに行くので、浦佐駅で別れる。
帰路は1人ぼっちでひたすら君津を目指す。藤岡〜嵐山で20km渋滞したものの2325には我が家に着くことが出来た。
晴天に恵まれ、素晴らしい展望を満喫できたが、猛暑に見舞われ肉体的には少々辛い山行だっ た。
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